しーさるの鉄日記

京急、京成、東急の車両面での投資計画


京急、京成、東急から今年度の設備投資計画が発表された。その計画を車両面だけ見てみる。

★京急
新1000形42両を新造、新1000形8両を更新する。

★京成
3000形8両×2編成、6両×2編成を導入する。このことで、金町線・東成田線以外の全列車を6両編成以上で運行することが可能となる。また、来年度以降に導入する新形通勤型車両の設計に着手する。3400形と3700形については、車内案内装置のLCD化を進め、スタンションポールの増設も行う。

★東急
池上線・多摩川線に7000系6編成を投入して、7700系を置き換え切る。また、2060系6編成も投入する。

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京急は、新1000形を前年度の36両に引き続いて投入する。リリースにはホームドア導入に伴う4ドア車両の廃車の前倒しとあることから、京急800を置き換えるための6両×7編成になるだろう。現状、800形は8編成残っているから1編成足りなくなるが、エアポート急行と共通運用することで、運用本数を削減するのだろう。追加投入となる新1000形は、前年度と同じ塗装ステンレスの17次車になるのだろうか。普通列車のコンセント付ボックス率が高くなる。

それにしても、この前2000形が引退したばかりなのに、もう800形が引退するとはね。琴電では、それより古い旧600形、旧700形、旧1000形が現役で走っているというのに。ここ最近の大手私鉄の引退車両は地方譲渡がなく解体されてしまう。230形や600形のように先頭車だけ保存して、欲言えば久里浜に京急博物館が欲しいところだ。横浜の新社屋に資料館を造るようだけどなお、800形が引退することで、京急は1500形、2100形、600形、1000形の4車種だけになる。1000形が800形と2100形を置き換えたから車種が減ったのだけど、京急が4車種になるのはいつ以来になるのだろうか。

京成は3000形の8両、6両を2編成ずつ投入、このことで3600形8両2編成、3500形更新車6両2編成を置き換えるのではないかと。リリースには、金町線、東成田線以外での6連以上化あることから、4両運用を減らして、6両でなくて4両を潰すということも考えられなくないけど、それだと2両増えるからな。これで、3600形は残り3編成に、3500形の6両は残り4編成になる。3400形は足回りが旧AEの古いものだから、置き換え候補と予想してていたが、車内案内装置が更新され、スタンションポールも増設されることになった。足回りも更新すれば、しばらく廃車から免れるわけだが。

そして新型車両の設計、3000形投入を初めてから15年も経つけど、3050形で色を変えた以外は大きくデザインを変えてないからな。メーカーの兼ね合いもあるし、どういうデザインになるかは読めないな。3000形ではできなかった4両編成を組成して、3500形の更新車を置き換えるだろう。4両編成だったら、8両編成の組成も可能だし。4両編成は4本ぐらいにして、あとは6両編成固定にする可能性もある。

東急7000系は量産を再開、6編成投入して13編成体制となる。先の7編成とは7年のブランクが空くわけだが、仕様は変わってくるのだろうか。外装は7000系だけど中身は6020系のような。6020系の色違いの7020系としなかったのは、3両を組成する上で技術的な問題でもあったのだろうか。でも、池上線には新7000系の方が合うからな。


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