今日は、銀座線の大規模工事で一部区間が運休、それによる臨時運転区間のうち、表参道~青山一丁目間のみ見てきた。
千代田線で表参道へ。表参道駅コンコースの『5銀座・浅草方面』は青い『青山一丁目行』で隠され、銀座線路線図は渋谷と赤坂見附に橙線も含めて紙で隠された。
臨時ダイヤの発着ホームは通常ダイヤ時と同じ、ただし表参道も青山一丁目も折り返し設備はないので、終点についた電車は始点へ回送することになる。つまり、青山一丁目から表参道まで客扱いした電車は、折り返し青山一丁目まで回送、逆に表参道から青山一丁目まで客扱いした電車は折り返し表参道まで回送する単線並列運転となる。
回送を客扱いすれば輸送力が倍増するが、信号システムの兼ね合い、ホームが変わることによる乗客から苦情で、避けたのだろう。あとはイベント終了時の外苑前で停車時間が延びたら、ダイヤが乱れるとか。
データイムの表参道行は青山一丁目を00、12…分に発車、3分後に表参道に到着し、さらに3分後には青山一丁目へ回送されていく。青山一丁目行は表参道を01、13…分に発車、これも3分後に青山一丁目に到着し、さらに3分後には表参道へ回送されていく。外苑前では、停車する営業列車、通過する回送列車ともに、表参道行の1分後に青山一丁目行が通ることになる。地下鉄が右側通行で駅を通過する光景は、東京では珍しいことだが、ニューヨークでは当たり前である。
外苑前は、近くでイベントがいくつかあるだけでなく、絵画館もあるということで、臨時列車は立ち客の出るレベルの混雑。イベント終了時はさらなる混雑が予想されるとして、表参道や青山一丁目の利用が推奨されていた。外苑前のホームは狭いから適切な判断だろう。
駅でもらったちらしには運休区間が掲載されているが、駅時刻表や代替ルートの掲載はなかった。駅時刻表についてはメトロのホームページでわかるし、代替ルートについてはYahooなどの乗り換え案内サイトが、臨時ダイヤを含めて対応しているからだ。そのせいか、帰りに乗ったJRでは『ホームページを見てください』という車内放送が流れた。これも時代なのだろうな。再来週はJRの運休にも対応させなければならないから、乗り換え案内サイトは大変だ。
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