しーさるの鉄日記

つくばエクスプレス3/17ダイヤ改正


つくばエクスプレスは3/17にダイヤ改正を行うことを発表した。改正概要は以下の通り。

●平日朝時間帯
★守谷発9時台に秋葉原行普通、秋葉原発10時台に守谷行普通を、1本ずつ増発する。

●土休日朝時間帯
★守谷発7時台の秋葉原行区間快速1本をつくば発に延長変更する。それに伴い、6時台・7時台の運転パターン見直しを行う。

●平日・土休日データイム
★快速が普通を追い抜く駅を、八潮と守谷に変更する。
★八潮での区間快速と普通の待ち合わせを解消する。
★つくば発で区間快速から快速までの運転間隔を4分短縮させ、21分とする。


●平日夕夜間
★秋葉原発17~19時台に守谷行普通、守谷発16~18時台に秋葉原行普通を5本ずつ増発する。
★通勤快速が普通を追い抜く駅を、八潮と守谷に変更する。
★秋葉原発1730の快速つくば行を、通勤快速つくば行に変更する。
★つくば発22時台に区間快速秋葉原行を1本増発(区間延長)する。

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守谷の追い越し設備が完成したことに伴うつくばエクスプレスのダイヤ改正、データイムと夕ラッシュ時の待避パターンが見直されることになった。1年前に複線となった入出庫線と併用することで、効率よく運行できることになる。

データイムは、2010年に八潮止まりを守谷に延長変更以来のダイヤ改正、開業時から続けてきた流山おおたかの森での緩急結合をとりやめ、八潮での通過追い抜き、守谷での緩急結合となる。秋葉原発は00快つ、08普守、15区つ、20普つ、26普守になると予想。つくばでの区快→快速返しが3分返しでタイトになるけど。普通から快速が8分差から4分差になることで、快速の混雑が少し緩和される一方、普通との時間差が5分から7分になる区快が少し混むのかなと思う。でも八潮から先の利用客は初めから区快を選択しているのだから、さほど変わらないと思う。上りについては、守谷から南流山までの客が、快速から普通に流れるかもしれない。通過追い抜きだと緩急結合の場合に比べ、優等に流れる客が少ない。これは、埼京線で毎日実感している。

八潮待避になることで、流山セントラルパークへ快速利用でも行けるようになる。現行ダイヤだと秋葉原から28~29分かかっているのが、26~27分に短縮することになる。また、守谷で普通に接続することで、秋葉原からみらい平~研究学園間までの所要時間が2分短縮する。現行ダイヤで快速から普通に乗り継ぐと、区間快速で直通するより1分余計にかかっているが、守谷での乗り継ぎで逆転し1分早くなる。一方、八潮での通過追い抜きにより、普通守谷行は三郷中央まで26分かかるようになる。現状の快速に追い抜かれて28分かかるのよりマシだけど。また、柏の葉キャンパスと柏たなかも、快速から普通への乗換駅が流山おおたかの森から南流山に変わることで3分ほど余計にかかることになる。三郷中央と柏の葉キャンパスは、区間快速の追い抜きがなくなることで、秋葉原からの有効本数が毎時6本から毎時8本になるから、少しフォローできるのだけどね。

パターン見直しで大きいのは、つくば発の快速、区間快速の運転間隔を5、25分間隔から9、21分間隔と平準化できること。リリースでは触れてないが、守谷、流山おおたかの森、南流山では上り快速、区間快速の運転間隔が11、19分間隔から、ほぼ15分間隔と等間隔に近づくことになる。常総線もこれに合わせて、改正するだろう。流山おおたかの森発は、快02、区17。東武UPLの野田市方面からの到着が02、12だから、現状のような快速4分乗換ができなくなり、快速に守谷で追い抜かれた普通に乗り換えることになる。幸い、02着は柏でもJRへの接続が悪いから、TX普通でも北千住には10分以上早く着くけど。南流山発は快05、区21、対して武蔵野線の三郷方面からの到着時間は01、11だから、武蔵野線からTX快速への接続時間は現行の8分から4分に短縮され、吉川から秋葉原までの最短所要時間は34分となる。まぁ新越谷から東武でも乗り換えを急げば39分で行けるわけだが。

夕ラッシュ時は、17~19時台に普通を毎時2本増発、1時間当たりの本数は、通2区4普6の計12本から通2区4普8の計14本となり、普通の本数もデータイムより増えることになる。また、区間快速の発車時刻が1分繰り上がるので、区間快速、通勤快速の秋葉原発が00、10、20とわかりやすくなる。
新設の普通は秋葉原発27、57、快速と違い通勤快速は八潮に停車するので普通と緩急結合、このことで三郷中央、流山セントラルパークへの利便性が向上する。三郷中央については快速で直行した方が少し早いわけだが、通勤快速を含めた全列車使えるようになったのは大きい。普通の増発、普通と区間快速の接続駅が八潮になるのに伴い、守谷以南の各駅では、南流山と流山おおたかを除いて有効本数毎時2本増えることになる。また、通勤快速は守谷でも普通に接続するから、みらい平、みどりの、万博記念公園までの時間が2分ほど短縮され、区間快速で直行した場合と変わらなくなる。八潮と守谷での緩急結合で、青井からみらい平への所要時間が34分から31分に短縮されるのだけど、需要はあまりない。

現状、秋葉原での普通守谷行から通快つくば行までの発車時刻差は6分だが、普通守谷行の新設でこれが3分に短縮する。このことで通勤快速を利用していた六町、八潮ユーザーが新設の普通を利用するようになり、通勤快速の混雑が緩和される。通勤快速は混雑が緩和されそうだが、先行普通と7分も開く、秋葉原発20、50の区間快速は改正前と変わらない混雑になるだろう。10、40の区間快速は5分前に普通を設定していることから、20、50が先行普通と7分差になったのは折り返しの兼ね合いではないかと。あと、気になる点といえば、秋葉原発18時52分の守谷行が、どのように通勤快速待避とつくば行への接続を両立させるかということ。多分、1932に2番線に守谷止普通が入線、客がいなくなったのを確認して入庫、通勤快速が1935に1番線に到着して1936に発車、それと同じくらいに2番線に守谷始発つくば行が入線、1940に発車するという感じになるのだろう。なお、秋葉原発1924のつくば行接続普通守谷行については、今回の改正で秋葉原発普通つくば行に一本化される。
秋葉原発守谷行5本の送り込みとして、秋葉原発守谷行普通も増発される。つくば発16時台~18時台は1時間当たり快1区5普6を運転しているが、これに普通2本が加わり14本体制となる。増加分の普通で待避が発生するか気になるところである。

平日10時台には、秋葉原発守谷行を増発、現行では10時丁度からパターンダイヤが始まっているけど、八潮待避のための調整列車なのだろうか。つくば発22時台は、区間快速が2210、2226だけだったのが、2202、2217、2229と変わる。リリースでは区間延長になっているから、守谷発2225の普通秋葉原行を廃止して、2237発を繰り上げるのではないかと。

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