見出し画像

しーさるの鉄日記

一畑電鉄2021年10月改正

一畑電鉄では2021年10月1日にダイヤ改正を行った。

●平日

平日ダイヤでは夕方に増発を行ない、運転本数を98本から102本に、同時に運転間隔を12分ほど短縮した。

下りで松江しんじ湖温泉発18時06分の電鉄出雲市行を新設する。それに伴い、16時台以降ほとんどの時間帯で55分間隔になっていたのを、43分間隔に短縮する。改正前は17~19時台だけが43分間隔だったが、それを拡大する形となる。また、18時19分の設定だった急行は17時50分に繰り上げる。1本増発するものの、運転間隔は短縮となるので、松江しんじ湖温泉発22時30分の電鉄出雲市行最終は、22時10分発へと20分の繰り上げとなる。

上りでも、電鉄出雲市発18時02分発の松江しんじ湖温泉行を増発、19時台まで15分ずつ繰り上げ、以降は12分ずつ繰り上げて、55分間隔だったのを43分間隔としている。23時09分発だった終電は22時49分発に繰り上げる。『やくも』からの接続時間を見ると、18時15分着の臨時からは30分から15分に縮小、19時18分着からは11分から39分に拡大、20時17分着からは7分から23分に拡大、21時15分着からは4分から8分に拡大となっている。22時11分着は改正前の3分は微妙なので58分から38分に縮小した形だ。

21時19分発の松江しんじ湖温泉行は、4分繰り下げ雲州平田行に短縮変更、一畑口、松江しんじ湖温泉へは終電まで86分のタイムラグが発生する。22時台の松江しんじ湖温泉への需要を考えれば、そんなものかと。23時09分の雲州平田行最終は22時49分に繰り上げとなる。

大社線についても本線からの接続を受ける形なので、出雲大社前発18時26分の川跡行、川跡発18時57分の出雲大社前行を増発して、55分間隔だったのを43分間隔に短縮、川跡発23時20分出雲大社前行最終を23時00分に、出雲大社前発23時05分の川跡行最終を22時45分に繰り上げる。

●土休日

土休日については、電鉄出雲市~出雲大社前間の特急を大幅に増発する。改正前の特急は電鉄出雲市発11時50分しかなかったが、改正後は8時45分、10時50分、12時50分、14時50分と4本に増発され、2時間毎の運転としている。特に観光需要が見込まれる午前の大社方面は途中乗り換えの普通列車も含めると、毎時2本体制となっている。『やくも』からだと普通列車の方に10分程度で接続するが、乗り換え時間に余裕がない場合は特急に乗った方がいい。

出雲大社前発も14時35分しかなかったのを、9時36分、11時45分、13時45分、15時45分、17時35分と大幅に増やす。こちらについても『やくも』への接続時間は30分を超えているが、観光客主体だということを20分くらいは余裕を持たせた方がいいかもしれない。特急が増発されたことで、普通列車は9~11時台で3~5分繰り上げ、13~16時台で12~18分繰り下げとなった。大社線内は交換できないからだ。

出雲大社前発15時35分の急行松江しんじ湖温泉行は、運転を取りやめる。電鉄出雲市方面との接続がなく、利用率が悪かったというのもあるけど、15時45分の特急電鉄出雲市行の犠牲になったのだろう。松江しんじ湖温泉へは、15時07分と16時01分の普通があるが、急行の45分に対して、普通は60分ほどかかる。

松江しんじ湖温泉発21時54分の電鉄出雲市行、電鉄出雲市発22時33分の雲州平田行、川跡発22時44分の出雲大社前行、出雲大社前発22時29分の川跡行については廃止に、電鉄出雲市発21時38分の松江しんじ湖温泉行については、雲州平田行に短縮変更させる。このことで、全駅での最終列車は両方向ともに55分繰り上がる。土休日ダイヤとはいえ、県庁で21時前の最終は早いと感じるけど、バスよりは遅いのだろう。ちなみに、熊本電鉄の藤崎宮前での最終は21時30分だから、それよりも早い。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「情報(西日本)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事