東京モノレールは12/30~1/3に特別ダイヤを組むことを発表した。ダイヤ概要は以下の通り。
★羽田方面
●532の区間快速を空港快速に変更する。6~8時台は、普通6本を空港快速3本、区間快速3本に変更する。
●17~19時台は、普通5本を、空港快速2本、区間快速3本に変更する。19~21時台までは15分サイクルに普通、区間快速、空港快速を1本ずつ運転し、普通を半減させる。2321の区間快速は2320の快速に変更する。
★浜松町方面
●532の普通を535の区間快速に変更する。557の普通も空港快速に変更する。6~7時台は24本の普通のうち、8本を空港快速に、8本を区間快速に変更する。
●19~21時台までは普通毎時2本を空港快速、区間快速に変更し、15分サイクルに普通、区間快速、空港快速を1本ずつの運転とする。23時台は普通1本を区間快速に変更する。
★両方向
●データイムは、1時間当たりの運転本数を、空港快速5区間快速5普通5から、空港快速6区間快速3普通6に変更する。
以上の運転本数見直しに伴い、空港快速は131本から179本に48本増加、区間快速は142本から127本に15本減少、普通は233本から200本に33本減少する。
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東京モノレールでは初めてとなる特別ダイヤ。特にデータイムのパターンを大幅に変更するのは京阪の紅葉ダイヤを彷彿させる。このような試みをやるとは、上野東京ラインが浜松町を通過して、京急との乗り継ぎがよくなったせいなのだろうか。京急も12月改正で平日夜1本が蒲田発から品川発になるし。
朝夕は普通の区間快速、空港快速への格上げが中心。6~7時台の羽田方面の場合、区間快速から空港快速までの間隔は9分と現状と変わらないが、空港快速から区間快速までの間隔は5分と短縮される。早朝深夜時間帯の大井競馬場前の需要を考えると、区間快速は通過でもいいと思うのだけどね。利用客数は、天王洲アイル、流通センターの半分ぐらいで、天空橋より少ないし。
データイムは、12分サイクルに、空港快速、区間快速、普通が1本ずつ走る昔の阪神のようなダイヤから、20分サイクルに空港快速2本、区間快速1本、普通2本と、数年前の京王本線新宿口のようなダイヤになる。区間快速2本が空港快速と普通に振り替えられたので、区間快速、空港快速の合計本数が10本から9本に減っている。空港快速を増発するのが狙いだったようだが、快速停車駅への有効本数は減少している。
19時台以降の羽田発は、12分前後あった空港快速から区間快速までの間隔を7~8分に短縮、空港快速・区間快速を毎時8本にして京急に対抗する。普通は全列車追い抜かれるから、有効本数は9本から減るけど、浜松町に行くのに利用しやすくなるよな。でも、全国各地から帰ってくる人が多い夜間時間帯の本数が少ないというのは少し意外、1/2とかどれくらい混むのだろうか。
浜松町がネックなのにも関わらず、本数削減はなし、通常の土休日ダイヤからプラマイゼロの臨時ダイヤになった。欲を言えば、データイムのパターンを20時台まで拡大すれば、国内各地から帰って来た客だけでなく、国外へ出かける客の利便性も向上するのだけどね。京急は羽田発2141まで快特が10分毎に走っているからな。
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