昨晩、大阪から乗った名門大洋フェリーは8時半に新門司港に入港した。新門司港は鹿児島本線から山を隔てて、南側にある。そのため、新門司港からは、フェリーに接続して門司駅を経由して小倉駅へ向かう無料の送迎バスが運転されている。
送迎バスは50分近くかかって9時半近くに小倉駅に到着した。
小倉駅からは皿倉山ケーブルカーを目指すことに。八幡駅からの送迎バスは土曜ダイヤで午後からの運転なので、福岡空港行の高速バス、なかたに号で高速帆柱山へ向かった。
高速帆柱山バス停からケーブルカーの山麓駅までは数百メートル登ることに、八幡駅から2キロ近く登るのに比べればだいぶマシだ。
山麓駅に停まっていたのは黄色のはるか号、青色のかなた号とともに20分毎に走っている。改札は発車5分前となった。
1.1キロの距離に対し、高低差440メートル、最急勾配は53パーセントになる。スイス製のケーブルカー車両は蓄電式、そのため架線や架線柱がない。曲線ガラスが特徴のデザインで、頭をぶつけないようという注意書きがあった。山麓から5分ほどで山上に到着、山上からは駅舎の屋上から出るスローブカーに乗り継いで、山頂を目指すことになる。この皿倉山ケーブルカーを潰すことで、国内のケーブルカーの乗りつぶしは完了した。
八幡駅からは、大阪のニュートラム以来の列車の旅となる。11時37分の普通は811系のリニューアル車、転換クロスシートだった車内はロングシートになっていた。赤間で普通から特急ソニックに乗り換えた。
特急を使ってワープしたのは、博多からこの春デビューした821系に乗るためだ。夏に乗ろうとしたが、関門海峡花火大会に伴う車両運用の兼ね合いで乗ることができなかった。今回はそのリベンジを果たすことになる。
821系は前面をライトで縁取るデザインはデコトラのようだ。床にQRコードがデザインしてあるのも面白い。ドア上にLCDがあったもののJR九州と表示しているだけだった。821系を鳥栖で降りて、415系の長崎本線に乗り換え、佐賀には13時50分に到着した。
友達と遊んで、16時20分の長崎行で再び西へ。2両編成のためか、立ち客が結構出ていた。
肥前山口で早岐行の2両に乗り換え、こちらも座席が半分以上埋まるくらい乗っていたが、武雄温泉でそれなりに降りた。早岐には17時35分に到着した。
早岐駅は5年前に橋上駅舎化、といっても東西を結ぶ自由通路と乗り換え通路の間でこじんまりしている感じだ。売店はあったが、待合室はなかった。駅西側は橋上化した後に開発され、東口より広いロータリーに面して、スーパーが建っていた。このスーパーで夕食と朝食を買った後、18時27分の鳥栖行で早岐を後にした。
鳥栖行は佐世保発からの接続を受けたもののガラガラだったが、武雄温泉で結構乗ってきて、席の半分以上が埋まった。武雄温泉からの客は佐賀で下車した。佐賀を出ると、最高速度120キロで走行、鳥栖には20時16分に到着した。
鳥栖発20時38分の快速は813系9連、スピードを100キロにセーブしていると思ったら、南福岡の先で120キロ近くを出していた。
博多でどっと乗ってきたが、赤間辺りではガラガラになっていた。赤間停車中、逆方向に821系が前面を照らしながら入線してきて驚いた。
小倉で乗り換え、宿のある下関へ向かった。
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