しーさるの鉄日記

SPACIA那須塩原乗り入れともおか号小山乗り入れ


JR東日本大宮支社は、栃木DCに伴い、大宮~那須塩原間で特急「スペーシア那須野号」を運転することを発表した。
運転日は6/24、下りは大宮を832に出発して那須塩原には1022に到着、上りは那須塩原を1651に出発して、大宮には1850に到着する。途中停車駅は、久喜、小山、宇都宮、宝積寺となる。

また、来週土曜日には真岡鐡道のSLもおかをDL牽引としたうえで、水戸線に乗り入れさせる。小山発は838、停車駅は下館及びSLもおかの停車駅、小山~下館間のみの指定券の販売は行わない。

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スペーシア初の栗橋以北での走行、そして全区間他社線内での走行となる。20000→70000や50050、50070だと他社線内でのバイト運用は当たり前だが、地下鉄直通車以外だと珍しい。先月の改正でスペーシアの運用に余裕が出てきたのだろうか。

通常の特急が停車する小山、宇都宮の他に、久喜、宝積寺にも停車、久喜は東武線方面からの需要だけでなく、大宮~久喜間の通過駅需要を見込んだものだと思うけど、宝積寺はどうなのだろう。烏山線は宇都宮乗り換えで十分だし。西那須野を通過というのは、塩原への重要をあまり見込んでないのだろうか。

行きは栗橋までスペーシア17号のスジを踏襲、宇都宮着936の定期普通のスジは変えないから、宇都宮着は940ぐらい、宇都宮からも932の定期普通を追うように走って、那須塩原には6分後に到着する。那須湯本温泉、ロープウェイ方面の東野バスへは20分ほどで接続するが、塩原方面へのバスは38分接続と少し時間がある。郡山行新幹線への接続時間は8分といいのだけど、需要はないだろうな。上りについては、ラビットの6分後に那須塩原を出発、ラビットが古河で追い抜いた湘南新宿ラインに詰まり、湘南新宿ラインの2分後、ラビットの10分後に大宮に到着する。

料金はB特急が適用だから、大宮から小山、宇都宮、宝積寺が1,450円で、那須塩原が1,860円、合算にならないから宇都宮は栃木より安いし、那須塩原も日光・鬼怒川より200円安い。個室もJRの料金だけで済むことになるけど、すぐに満室になりそうだ。

ところで、新宿~栗橋までの距離は54.3キロ、栗橋~東武日光まで距離は80.6キロで、JR253の方が東武線内を走っている距離の方が長い。そのうえ、シーズン時の土休日はJR車の臨時列車がある。「スペーシア」の新宿乗り入れを3往復にすれば、乗り入れ精算はわずかになるが、JRの方に滞泊させなければならない。宇都宮線からアーバンパークラインへの連絡線を新設したうえで、夜間時間帯に新宿から春日部・南栗橋方面へアーバンパークライナーを走らせれば自社線内の車庫に滞泊できるのだけどね。どちらにしろ、500系の追加投入で100系に余裕が出ての話だろう。

SLもおかは、客車だけが水戸線に乗り入れることに。小山発は838、東京発744の新幹線から12分、707の在来線から6分で接続する。下館には930に到着、そこでは何と1時間以上も停車する。停車している間に何らかのイベントを行なうのだろうか。真岡鐡道線内は、SLもおかの通常のスジを踏襲、JR東日本のHPの時刻表を見ると、真岡鐡道のHPではわからない発着時刻がわかる。

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