冬臨時（新潟・長野関連）

甲信越地方で気になった冬の臨時列車は以下の通り。

●快速『北アルプス雪見列車』（1/16、17にニューなのはなで運転し全車Ｇ指定席、茅野942～白馬1221、白馬1536～茅野1816、上諏訪、下諏訪、岡谷、塩尻、松本、穂高、信濃大町に停車）
千葉支社管内を新潟支社のNO.DO.KAが走る一方、長野支社では、千葉支社の『ニューなのはな』を充当した快速を運転する。長距離の送り込みが大変だけど、他支社へのジョイフルトレインの貸出は興味深い。

甲信エクスプレスと違い、新宿からの『あずさ』の合間に設定、そのためあずさ３号と設定時間帯がかぶってしまった。（茅野952～白馬1129）一層のこと、送り込みを兼ねて千葉－白馬の特急にすればいいのだけど、長野支社の臨時快速だから難しいか。
上下ともに松本で21分間停車、大糸線内は『リゾートビューふるさと』のスジを踏襲するので、穂高では27分停車する。なお、『北アルプス雪見列車』設定日のHB-E300は『リゾートビュー諏訪湖』として茅野へ向かうことになる。


●快速『おいこっと』（土日祝に長野～戸狩野沢温泉間を２往復、長野発915、1322、戸狩野沢温泉発1046、1544）
おいこっと初めての冬シーズン、大雪のリスクがある戸狩野沢温泉～十日町間は運休になり、長野～戸狩野沢温泉間を２往復することになった。その結果、飯山からだと10数分しか乗ることができなくなった。

１号は今までのスジを踏襲するが、日が短いので４号は１時間繰り上がる形となった。２号は新幹線への接続が悪く、かがやき522号が設定される1/2、3以外は１時間以上待たされる。４号は長野でかがやき530号に接続するので、18時半前には東京に戻ってくることが可能である。

なお、2/20と21には『十日町雪まつり』に合わせ、『おいこっと』の代わりに『スノーエクスプレス十日町』を運転、長野発着は夏季の『おいこっと』のスジを踏襲するが、飯山、戸狩野沢温泉、森宮野原しか停車しないので、十日町には25分早く到着する。上りは２分繰り上がるけど。
飯山線で繰り上がるといえば、12/15から除雪時間の確保のため、十日町1029発長野行が戸狩野沢温泉発となり、代わりに十日町1119発が設定されるとのことだ。


●快速『リゾートビュー星空』(12/20に小諸～野辺山間で運転、小諸発1604、野辺山発1934、佐久平、中込、小海のみ停車)

小淵沢側からの野辺山への臨時列車は多いが、小諸側からの設定とは珍しい。19日に安曇野イルミネーションとして茅野まで営業運転したHB-E300をどこかで滞泊させて、小諸まで回送するのだろうか。
小淵沢まで延長して中央線に接続しても良さそうだけど、野辺山でイベントがあるようだし、30分後には定期列車があるから需要はないか。往路は佐久平で12分停車して、長野1603のあさまから接続、復路も長野行あさまに18分で接続する。しなの鉄道でも長野へ帰ることはできるが、小諸での接続時間は40分と悪い。


●快速『宵のShu*kura』（12/10、11に新潟～長岡で運転。新潟発1833、長岡発2035、亀田、新津、加茂、東三条、見附に停車）

普段は土休日の昼間しか走らない『越乃Shu*kura』だが、12月第２週の木金夜に設定されることになった。指定席料金だけで利用することができ、時期柄、走る忘年会として話題を集めそうだ。新潟発は少し早目だが、忘年会の開始時刻はこんなものか。

長岡行は東三条で23分停車するのだけど、貨物でも待避するのだろうか。それとも、三条市の地酒『越後五十嵐川』を積み込むとか。新潟に2147に着いた後も、二次会列車として運転してほしいところだけど、酔客対応で大変か。

なお、秋まで設定されていた甲信エクスプレスは、冬臨には設定されなかった。利用率が低迷したのだろうか。