†Reservoir Dogs†

2011年06月02日 | ■MOVIE

レザボアドッグス※当blog映画ネタは基本ネタバレです

昔から何度か見ているけど、この映画のティム・ロスはとてもクール。
俳優陣が何かと良いのも見所。ハーヴェイ・カイテルや、
コンエアーの囚人役が頭から離れないスティーヴ・ブシェーミとかw
悪者役似合い過ぎのマイケル・マドセンとか。

冒頭からマドンナの唄の話をするところが好きだ。
だらだらと会話が続くようなシーンは これに限らず好き。
会話といえば、Mr.PINKとMr.WHITEの台詞が、
FUN LOVIN CRIMINALSの大好きな1曲スクービーナッツにも入ってて
嬉しい。
マドンナの唄の会話で交わされる内容は、ライク・ア・バージンとか
パパ・ドント・ブリーチ等の過去のヒットソングについてで、その唄の歌詞を
タランティーノが勝手に解釈し、あの歌は、と言う風に語ったりする。
後に、実際にマドンナが、タランティーノに、「あれはディックの歌じゃなくて
愛の歌よ」とエロティカのCDにサインをしてくれたそう。
そんなマドンナが素敵過ぎる。

映画の中の男達は、互いを色の名前で呼び合う事になるが
PINKに決定した時、Mr.PINKは凄く嫌がってた。他の人と色を
交換したいって我侭を言ったりして、可笑しい。
BLUEを演じるエドワード・バンカー。彼は実際に過去何度か
刑を受け刑務所で過ごしてきた。刑務所で小説を書き、1作目の
小説はダスティン・ホフマンが主演する「ストレートタイム」と言う
映画になっているらしい。

この映画の中でもやっぱりインパクトがあるのは、
耳を切り落とすシーンでは。何度見ても痛そうな感じがする。
実際にリアルに、ぎりぎりとゆっくり耳を切って行くのではないが
一瞬にしては本当痛そうな感覚を煽られる。
切り落とされるのは悲惨な運命の警官で、彼は、この強盗達の
仲間の一人が裏切者だと知っている。
拷問好きなMr.BLONDは、この時より楽しい事は無いみたいに
踊ったりして。踊りも似合うマドセンだw

彼らが次々と死んで行く様は呆気なく、淡々と、強盗をやり終え
た仲間たちが倉庫に集まってきて、誰が裏切者なのか、と
不穏な空気の中でのシーンが続く。残念なMr.WHITEは、情に厚く
裏切者のMr.ORANGEを命懸けで助けようとするもんだから・・・。

特に好きなのは、Mr.ORANGEが一般人の車を奪う過程で
その民間人に発砲されるシーン。本当何とも言えない。
後、流れてくる音楽が良い。

特別好きな映画ではないが、何故か何回も見たくなる。

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