クロッシング ※当blog映画ネタは基本ネタバレです
ブルックリン地区で働く三人の警官達のそれぞれの人生。
もうすぐ退職を向かえるベテランのエディは何の希望もやる気もない
日々を送る警官。
家族思いのサルは、妻がシックハウス症候群で喘息を患っていることや
また新しく子供が出来る事で、真剣に引越しを考えているのだけど
とにかく安月給なので、そうもいかない。新しい子供を育てていけるかも
不安な情勢だ。だが妻が病院に運ばれたり既に気に入った物件があり
購入するとかけあっていることもあり、何とか金を手に入れたくて
追い詰められている。
タンゴは潜入捜査官で、昇進も出来ず、もう辞めたいと思っているが
上司にはやめさせてもらえないし、妻から離婚を迫られている事もあって
かなりのストレスを感じている。
当然互いの事情は知らず、警官同士、サルとエディが
普通に会話してるシーンも。
さて彼ら三人の向かう未来はどうなるのかって?
重たかった。幸せな要素は微塵も無い。いやあったかも。
でも覚えていない。救いようの無い悲運と言うのかしら。
見てる方もどうしてあげることも出来んし、「あーあ」となってしまった。
救われない感がどうしようもないから余計かな。
普段から、お国のために尽くしていると言うのに、何でこんな目にか。
ひたすら苦悩がつきまとう。特にサル。どうにかなったら良かったのに。
暗くて重たくて、個人的に苦手な映画だ。
MONNLOW 映画website GELU:GAはこちら