「A torinói ló」 ※ネタバレ
映画のタイトルは、ニーチェの逸話からきているもの。
逸話と言うのは、鞭で打たれる馬を見たニーチェが
駆け寄り、馬を守ろうとして 馬の首を抱きしめながら
泣き崩れ、そのまま発狂してしまった、って言う内容。
あたしには全くワケがわからないのだが、
監督は、その後、馬が どうなったのか疑問に思い、
この、世界が破滅へ向かう映画を撮ったらしいと
紹介されていた。
ニーチェの言葉に好きな言葉が沢山ある。
哲学がなんたるかは、ちょっと分からない。
紹介も何も知らなかったので、ニーチェの出てくる
伝記的な映画かな?と思って観た。
ところが全然違ってた。勿論ニーチェは出てこない(笑)
でも、これを観たのは幸運だった。
だって何度も流れる音楽が良かったから。
この作品は、あたしがこれまで見たことの無い独特さで、
あの感じを、どういえばいいか分からない。
特に重苦しいとは思わないし、軽いわけでも全然無くて、
一言で言えば、不思議。
殆ど台詞の無い、白黒映画で、内容はと言うと。
ただ、娘と父が、馬と暮らしている日々の生活が
淡々と続く。
外は、物凄い強風が吹き荒れていて、その風の音が
とにかく、ずっとする。ほとんど最初から最後まで。
その間に流れる同じBGM。この曲がいい。
後は、台詞もほぼ無いから、日常の音くらい。
ドアを開けた途端に、観ているこちらが目を塞ぎたくなる
ほどの、強風の凄まじい音や、砂埃の舞う様子。
毎日家の外が、こんな風だったら イライラしそうだ。
映画の中では、これでもかってくらい、じっと長い間、
そこにあるものを映したりする。
洗濯物だったり、窓から外を見る女性の顔だったり。
画面はゆっくりと、少しづつ、進んでいく。
観始めた時から急に、ひきずりこまれて
気が付いたら、入り込んでしまっていた。
内容には奇妙な点がどっさりとある。
あたしには理解できない点が。
ストーリーは6日間の親子の生活を追っていくのだが、
日常の様子と、その間に起きる変化が そこには描かれている。
親子は毎日、朝には酒を少量飲み、
御飯に、ジャガイモを茹でたのを、一個づつ食べる。
貧しさはともかく、娘が、食べることに意欲が無いように見える。
日々、決まったように同じことを繰り返す中で、
食欲と言った基本的な欲求から、感情や疑問までも、
殆ど表には出ず、言葉にも出ない。
馬に対しては、娘の心配や、父親の感情などが見えるが
二人で家に居るときは 殆ど無音。
会話するのも、業務的な内容が殆ど。
それ以外は、作業をしているか、窓の外をただ見ている。
無駄な動きをしない、有得ないほどシンプルに、
いつも通りに過ごすだけ。
父は片手が不自由なので服を着せるのを娘が手伝う。
この一連の動作も、ジャガイモを茹でる動作も、
食べるのも、朝、お酒を飲むのも、窓の外を見るときも、
どこにも、何かが立ち入る隙がないほどに いつも通り。
窓の外を見る目は二人とも暗い。
父の商売道具でもある馬は、何も口にしなくなってしまっている。
水も、食べ物も。娘は心配し、食べるよう言い聞かせるけども。
観ているこちらからすると、親子二人の生活には
昨日があったのか、分からない。
周りの変化とその影響が無い限り、
全部、同じ一日にしか見えなかった。
気が付くと そこまで闇が迫っていたのか?って言う感覚。
馬小屋にいる馬が、扉の閉まった真っ暗な中で
じっとしている映像がある。
何故か分からないが、とてつもなく残酷な映像に見える。
水さえ飲まなくなってしまったのは、暗闇のせいではと
思ってしまうほど、その闇が恐ろしい。
親子の家のランプは、油がさしてあるに関わらず
幾ら火を灯そうとしても、つかなくなってしまった。
家の中は闇に支配され、その中で、食事が始まる。
娘はジャガイモに手もつけないで じっとしている。
父親が、食べろと促すも、反応もしない。
娘のこの時の様子は、先に言った馬の様子と似ている。
二人のような生活をしたことがないので
いったいどう解釈すればよいか分からない。
毎日の食事は、ジャガイモ一個づつと決まっていて
明日は魚に、明後日は肉に、とはならない。
なる方が良いのかもしれないが 考えても意味が無い。
ひたすら毎日、これからもずっと、ジャガイモを食べる事になる。
それと同じように、生活も、おそらく、これからもずっと同じ。
そして外は強風、馬は弱り、井戸の水は
一夜にして枯れてしまい、ここを出ても行く当てがなく、
結局戻ってくるしかなかった。
その後の、暗闇、茹でることも出来ない生のジャガイモ。
食べるしかない、生きるためには。
いつもジャガイモを食べるのも
生活の動作の一つと化しているが、
では、それ以上に何を望めるかも分からない。
感情的になったり、無駄なことを沢山やると
ジャガイモでは、身体がもたないかもしれない。
いや食事がジャガイモだけだから体力が無いのかも?
いま、少し生活を振り返ることがあったら、
明日から同じことをしていけるのだろうか。
食べるしかない。生きるためには。
生きるって、こういうこと?
確かに強風や闇に襲われて、
世界は終わりに向かっているのかもしれないのだが・・・。
この親子が貧しいからと言って、映画の中では
二人は常に素で、自分たちの日常の中で、
当たり前のことを当たり前のようにやり、生活している。
だから、貧しい親子と言う設定にありがちな
同情や涙を誘うちょっと奇妙な感じは、全く無い。
あたしが言って説得力は全く無いが、それでも
思っている事を言うと、この世の一番の悪は
貧困だと思っている。
あまりに貧しければ、心は蝕まれる。
何も貧しければ確実に悪人になるとかではない。
でも清く美しい心を貫けることなんて 普通有得ないことだと思う。
だから、そうした稀な場合の話が、ピックアップされるのでは。
豊かな人が経験せずにすむような、
悩みを抱えてしまう事は間違いない。
例えば家族がいて、そこに何も食べ物が無ければ
空腹になり腹が立つだろう。
怒りで子供に手をあげたり、夫婦なら喧嘩になったり。
病気になっても お金が無かったら。何をするにも、お金がいる。
けれども仕事が無いなら。
誰も助けてくれたりなんかしない。
貧困から発生する負の遺産は、どれほど大きいか分からない。
映画の意図するところは まるで違うところにあるかも
しれない。ただ、あたしには、それが何かを理解できない。
ただ、あたしが思うのは、巨大な闇は、死そのもの。
豊かでありながら、満足出来ずに、富を独占するものの
心の闇も、どうすることもできないでいる貧しい人の苦しみも
みんなのみこまれていく。
あたしは娘が、ジャガイモに手をつけないのを見て
この人の人生はここで終わるんだなと思った。
後で、ネットで監督のインタビューがあるのを見つけて
読んだら、「人生は労働であり、生き残るため、
自分を守るための労働である。生きるということは
闘っているということ」と答えている文があった。
その辺りが全くあたしには分からなかった。
二人が闘っていることには見えず
むしろ、生きていることに意味など持っていないように見えた。
何故、生きているかも分からないけど、疲れた。
そんな風に。
自分の心境などによって、見るその時々で感想が
変わりそうな、なんとも わけがわからない映画だけれど
無意味に「人生はこうだよ」「この映画の意味はこうだよ」
みたいなものを強く押し付けられない。
そこが すごく気持ちが良い。
人の生活や命や人生に対する、正しい一つの答えなんか
無いと思っているから。
結局、難しく考えだすと罠にはまりそうだ(笑)
ただでさえ、あたしには難しいことは分からないのに。
ところで これを観ていて何故だかおくりびとを思い出した。
あれは観た後で、生きてることが凄いって肌から細胞から
感じられる映画だった。この映画を観てそうなったわけではないが。
晩御飯にジャガイモだけではなくて
色々なおかずがあるから有難いと思った。
所詮、あたしみたいな人間はこの程度だ。
それにしても不思議な映画。
観終わった後で心に残すものが、嫌なものではない。
なんだったの?また観てみようって感じの。
観る度に感じるものが色々とありそうで良い。
2011年 ハンガリー・フランス・スイス・ドイツ
監督 タル・ベーラ
出演 ボーク・エリカ /Ohlsdorfer's daughter
デルジ・ヤーノシュ /Ohlsdorfer
「The Expendables 2」 ※ネタバレ
スタローンが大の苦手だったからか。
シュワルツネッガーやブルース・ウィルスに、と
ともかく 予告で観たキャスト陣に、
好みではない映画だと片付けていたのに。
今回、たまたま機会があって これを観た。
もちろん1は未見だけど、問題無かった。
スタローンの苦手な感触は、だいぶマシになっていて
今回観た時は、大丈夫だった。
この作品、始まりの感じが
やけに 特攻野郎Aチームっぽい(笑)。
なんかトラックに文字が描いてあるところとかも、ぽい(笑)。
感想から言うと、そこまで面白かったわけではなく
そこまで くだらないわけでもなかった。
話は分かりやすく、「悪」は徹底して「悪」。
これまで、宇宙人や謎の組織や大勢の悪者などを
一人でも 驚くほど倒してきた男が、集団になっている。
この全員で、これまで倒した合計は どうなってしまうだろう。
何せ過去に地球を一人で救ってきたタイプの人達が
どっさりと揃ってるのだから、敵のほうが可哀想かもしれない。
もちろん、派手な戦いがどっさりとある。
どこに敵がいても、確実に撃たれて消されていくし
何故か 武器を捨て拳でやりあうシーンも。
最初の方から、ああ こいつ死ぬかもって思う
男性がいる。彼はやはり敵に捕まえられて殺されるのだけど
予測はしていたとは言え、この時の敵が本当ムカムカする。
くすっと笑えるのが、エゴは恐竜並みだとか言う台詞。
さて、一つだけ好きと思った点が。
ステイサムが(作品ではクリスマスと呼ばれている)、
聖職者みたいな格好をして、手に香を焚いた入れ物を
持っている姿。そんな格好で敵を出迎えているのは
素敵なキャラクターだ。彼は上等なナイフの腕を持っているが
何故か暴れておく(笑)。闘っている姿はかっこいいのだけど
一体なんで最初から一撃で倒さないのかは分からない(笑)。
ラストでも、スタローンが、武器を捨て
敵のボスと素手でやりあい始める。
が、終盤ではナイフや鎖を使ったりもする。
見つけた時に撃ち殺したらいいのにな、と ちょっと思う(笑)。
何だか無駄に暴れまくることが多くて
そのあたりで、ちょっと だれたりしたw
面倒くさそうなキャラで登場のブルースは、最後の方では
戦いに参加して、さっぱり感が。
この映画、あらすじとか 最早どうでもいいのでは(笑)。
1も観るだろうか?そんな気がしない。
ただ、こんなにストレートな映画を観るのも久々な気分。
何も考えなくとも話しに付いていけるし、
キャラクターが多くとも、敵はともかく、味方の方は
誰が誰だっけ?って事にも ならないですむ。
それに最初に殺される男以外、誰も死なない。
と言うより、弾が当たらない。誰にも殺せないって感じ。
それを納得する理由も分かりやすく、ありすぎる。色々と(笑)。
どんどん死ぬけど、残酷な描写は殆ど無いし、
お茶の間向けかもって感じがする。
2012年 アメリカ
監督 サイモン・ウェスト
出演 シルヴェスター・スタローン /Barney Ross
ジェイソン・ステイサム /Lee Christmas ジェット・リー /Yin Yang
ドルフ・ラングレン/Gunner Jensen チャック・ノリス /Booker
ジャン=クロード・ヴァン・ダム /Villain ブルース・ウィリス/Church
アーノルド・シュワルツェネッガー/Trench 他
「THE MILL & THE CROSS」 ※ネタバレ
この映画、予告を観て わくわくしたので
前々から観たいと思っていたのに なかなか観れずにいた。
ブリューゲルの書く絵は、人がまんまるで
あたしは大好きだ。とは言え絵の詳細などは知らない。
キリスト教のことや、時代背景のことに
まったく疎いままで、無謀かと(笑)思いつつも鑑賞。
ところがやばかった。凄かった。退屈する暇も無かった。
今回、映画に登場するのは、ブリューゲルの
「十字架を担うキリスト」と言う作品。
この絵に限らずだが、好き嫌いは別にして、
何の背景も歴史も分からずに絵を見た時、
ただの絵であって、そこに描かれている人や物が
遠い昔のどこかのこと、でしか、なかったりする。
なのに、この映画を観ると、その中に描かれている
人達が、一人ひとり、生きていた、ことを目撃する。
日常から切り取られる窓の外の景色や、映画全体の景色、
それにワンシーン毎のアングルも何もかもが絵画みたいだ。
絵の中に入り込んで、その世界を、
姿無く観察しているようだ。
いやもう、絵の中に完璧に入ってしまっている。
ブリューゲル自ら絵を説明してくれる台詞がある。
「観る者の目を捉えるべく
蜘蛛の巣のように巣を張っている」
こんな感じのことを言ったり、描かれているそれぞれの
物について解説したり。
画家が、絵を描きながら、その絵を自分で解説しているのが
(観ているこちらは有難いが) 何だか可笑しかった。
まるいものが、印象に残る。
蜘蛛の巣や、風車、車輪みたいなものなど
(後で言う、鳥葬された男がくくりつけられた物)。
作品は、BGMが殆どなく、台詞も殆どない。
日常の生活の音があって、進んでいく。
これが まず素敵と思ったひとつ。
観たくても、そうでなくても、いやに画面に
ひきつけられてしまい、展開が予測不可能。
特に、風車の中で、回転する軸の音であったり、
何か聞こえると思い、耳を澄ましていると、
馬の駆けてくる音が 荒い鼻息と混じって
近づいてくる音だったり、
これらが怖いほどの迫力があった。
その馬に乗ってやって来た赤い格好の兵士たちが
いきなり、道端から逃げ出す男を追って、馬で囲み、
ボコボコにする。
登場するアートコレクターの男(何だか物凄い金持ちのようだ)
ヨンゲリンクが、この土地の人達は、どんな宗派の人間とも
共存できるものと信じている、けれどスペインの王は
異端を許さずに処刑する、みたいなことを言っていた。
この赤い兵士は、あたしの頭でスペインの仕業と片付けた。
前に読んだ本(ここでも紹介した「名画の謎」)にある
「イカロス墜落のある風景」その解説の中では
ブリューゲルの生きた時代のフランドル地方では
スペイン・ハプスブルク家の圧政に喘いでいたらしく
反乱や処刑などは日常だったとある。
あたしの頭はハプスブルク家やスペイン、フランドル地方
等々、こう言う物の歴史が いまいちのみこめていないので
詳しくは分からないが、スペインの王は、どうかしているんでは。
ぼこぼこにされた男は、消え入りそうな うめき声を上げるのだが
その声が、妙に生々しく、ぞっとする。
その後、鳥葬と言うのかな?車輪のような物に括り付けられ
高い木のてっぺんに置かれる男。後は鳥に食われるがままに。
この男の奥さんが、木の下で泣き崩れている。
このシーンと、タイトルの夢のあるような感じ
(勝手なイメージ)のギャップ。
こうした残酷な風景も、日常の中に当たり前のようにあり、
無常な時間が、犠牲となった人達だけを 異次元の穴に
落っことしたみたい。
他にも、生き埋めにされてしまう女性が出てきたりする。
淡々と事務的に進められていく作業に、何の躊躇も無いから
それが凄く悲しい。
スペインの王とやらが信じる神は
無秩序に、宗派の違う者をぶっ殺せ
と言いまくってる神なんだろうか?
宗派が違うと言うことは、派の問題だから
信じる神は同じなはずでは。
政治的な理由があるのかは分からないが、
自分が良いと思うもの以外は
許さないから殺す、って事と、あんまり変わりない。
救いようの無い犯罪人だ。
おまけに自分の信じる神の顔に泥を塗っているのだから哀れ。
そんなのが権力者だと、本当にロクな事が無いのだろうと思う。
今の世界にも、ろくでなしの権力者はいるが。
とにかく、この映画の中で、スペインの王や兵士
は人間の形をした悪そのもの。
王は出てこないけれど(そのように記憶している)。
こいつが処刑されたら良かったのに。
ところで印象的だったシーンの数々と言えば。
母親が、子供をあやしている風景は 本当に微笑ましい。
でも、この映画、油断できない緊張感があって
あたしが何も分かっていないせいか、ともかく誰が
いつ、いきなり殺されるか等 さっぱり分からないから、
無駄に安心できない。この辺が、展開が予測不可能なところ。
何がそこまで奇妙に感じるのか、よく分からないが
キリストが処刑された現場にいる、見張り役のような
男達がゲームに興じているシーンでは、一瞬
理解に苦しむ。ストーリーの中に、撮影クルーと監督
一同がいきなり登場するのにも近いほどの、違和感。
何を見ているか分からなくなる。
何だか、印象的なシーンだ。
景色の緑がとても美しいのに、空が曇っているみたいな
憂鬱な色をしているように見える。
映画の中では、ブリューゲルのいた時代に生きてた
その地方の人達の日常等にまじって、
マリアやキリストがと言ったキリスト教の人物が出てきたり、
彼の作品の中に登場する人物達の様子が展開されている。
あたしには謎も多かった。
パンを売る男、と言うのがいたが、彼は目が見えないのだろうか?
後、協会で金を数えている男がいるが、その男は
キリストの処刑のあとで、自分の金を教会の床に投げ捨てて
自ら首を吊っていた。この人はキリストが処刑されることに
関わっている裏切り者か何かなのだろうか?
そして、いちゃつきまくってる男女のオープンなこと(笑)。
物語すべてのそれぞれの事情については、
ついていけない点も多くあったが、分からなくても
気にならなかった。
何故ならもう感動したシーンが圧巻で。
この映画、最初にも言ったように、とにかく凄かった。
日常などの音で表される展開はもちろんのこと、
事情もよく分からないのに こんなに感動することが。
特に感動したのは、風車が止まった瞬間に、景色が
人がみんな、停止するシーン。
あれはいったい何?泣いてしまった。
ラストで、美術館にある、「十字架を担うキリスト」の絵が
登場するシーンも、同様に泣いてしまう。
胸に迫ってくるものの大きさに、驚く。
それは衝撃で、文字通りに息をのむ。
風車が止まった時なんて、呼吸も忘れてしまうくらい。
なんか、有得ないほど凄いものを観てしまった。
この先何度も観てしまうこと決定。
次は、もう少し この絵について色々知ってから
観たら、もう少し楽しめるかもしれない。
ああ、後、シモンも。今更になるけど、
ところでシモンって一体誰?(笑)
また、次回観た時に、色々と意味が分かったりした事があれば
その時は、そのときで感想を書くつもりでいる。
ちなみに、この映画の監督は、あたしの大好きな
「バスキア」の原案・脚本を手掛けている。
2011年 ポーランド・スウェーデン
監督 レヒ・マジュースキー
出演
ルトガー・ハウアー /Pieter Bruegel
シャーロット・ランプリング/Mary
マイケル・ヨーク /Nicolaes Jonghelinck