第一話
今年も三か月の狩猟期間が終わりまして
昨日に猟友達で足洗をしましたが、厨房屋の
オヤジは心筋梗塞で心臓手術の後は45年の
ハンター生活に終止符をうちましたが、今でも
現役の猟友が声を掛けてくれますのはまことに
有難い事です。
しかし皆さん私より年上ですから元気なものです
だって私は今年で73歳になるのですから・・
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今回は猟友のやっさんの話ですが三話ほどで
退屈せずに読んで頂けたら有難いです。
この方は山深いほどでは有りませんが、郡部の
方で私の様な鳥撃ちと違いまして獣猟を昔から
されておられる古い猟師さんです。
常時猟犬を4頭飼育されて中々の愛犬家ですが
「一年間でたった三カ月の狩猟期間の為に年中
犬の世話は大変ですね」
やっさん曰く
「中国の古い諺の通り、100年軍を養わんは
一日これを使わんが為と言うでしょう!大事な
時の為に準備するのは狩猟家と言うより人間の
たしなみだと思うよ・・」
この様に仰ってましたが、最近は行政に頼まれて
害獣駆除もされているので狩猟期間以外でも
山に入られるそうです。
「ワシも歳だから百姓は息子に譲って今は狩猟の
毎日だ!昔は有害で仕留めた獲物は埋めて処理
しなくてはならなかったが、今は勝手に食べるなり
販売するなりして下さいと言われているので猪
なんかは料亭が買いに来るので猟犬のエサ代や
弾丸、ガソリン代になるから助かってるよ・・
でも有害駆除は農家の為に役立ってると言うのが
一番うれしいな~」
ちなみにやっさんは恋愛結婚で、プロポーズの
言葉が振るってまして 「アンタ、犬は好きか?」
だったらしいです・・
こんな調子の話の中での続きは第二話で・・
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