昨日の稽古に続き、今日も出る。昨日事務局へ会費払おうと行ってドアが閉まっていたので、郵便局で現金封筒にした。後で考えるともう公演がこの日から始まっていたのだ。ウッカリしていた。紀伊国屋で本買い送って貰う。そこからバスに乗ったらHさん、Mさんがおられた。おしゃべりしながら行く。まだ昼間は暑い、Hさんはノースリーブのチュニックだった。私も駅から事務局、紀伊国屋と歩いて、汗びっしょりになった。
今日の稽古は10月24日の公民館文化祭のため、私は出ないので稽古は休んでも良かったのだが、Mのお母さんが会費を持って来てくださると言うので出て来た。始まるすぐ前に持って来てくださり、「別の公民館文化祭に参加した。そこで売っていたので」と、山菜おこわをくださった。夕食に食べたが具が一杯入っており、美味しい出来だった。自分は出ないのでみんなの読みを聞くだけというのも寂しいものだ。Kさんは体調が悪く休まれていた。Fさんにいつも稽古の帰りバス停まで送っていただくので、トルコ土産のビールとチョコレートがけロクムを渡そうと持って来たのだが、やはり欠席だったのでまた重いのを提げて帰った。
そして今日。「王女メディア」の観劇日。始まる前Tさんと食事し、会場まで歩く。日かげを選びながら歩きたい程の良い天気だ。席は2階だった。この方が舞台全体が見え好きだ。簡潔な舞台装置、男性が女役をやり、コロスの役も。平さんのメディアはチラシだとお顔がすごく長く写っていたのに、舞台では小顔で美しい女性だった。2時間、長いセリフ、沢山のセリフを感情溢れるメディアとして演じられた。国を捨て、弟を殺し、恋したイアーソンとコルキスからコリントスへとやって来た。その頼みの夫が別の女のもとへ行ってしまう。彼のために自分の手で弟を、策略で夫の故郷の領主も殺す。それほどに激しい気性の女メディア、最後には夫を苦しめるために復讐の為とはいえ幼子2人まで自分の手で殺してしまうのだ。狂気じみたその気持ちの起伏の凄まじさ。幼子を殺すのは賛成できないと村の女たちの長に止められるのだが、行きつ戻りつする思いはとうとう最後には2人の子を殺害に向かってしまう。
でも復讐のためなら夫だけか、夫と恋敵だけで良いんじゃないと思ってしまう。お腹を痛めて産んだ我が子を手にかけるのは、私には分からない。
又、明日書く。
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