雨の中、ローズポンパドールが咲いています。
蕾は早くに付いていましたがなかなか咲かずで、外側の花びらが傷んでいます。
グルスアンアーヘン、咲きかけはピンクや黄色が入り、咲くと白っぽいお花です。
ドクタージャーメイン、黒赤のビロードの花びらです。
レディーヒリンドン。虫や病気に強いバラです。
バラが葉を茂らせてきて、蕾の数も増えてきました。
虫に弱いバラが数株あり、虫に食われた蕾は萎れて枯れてしまい、
また新たに蕾を付けなおしますので、遅れて咲くことになります。
今日は横浜に出かけました。
METライブビューイング(METで上演されたオペラが映画になり世界中に配信されています)で、
ローエングリンが上映されていますので、観に行きました。
上映時間は4時間50分(2回の休憩時間も入れて)、長いですけど、まあ、たまには・・・ですね。
今回はストーリーがすごくスピリチュアルであると感じ、
これは今の私がそのようなことに興味があるからそう思ったのかもしれませんが、
もともと聖杯伝説を基にしたストーリーで、善と悪の戦いであって、
大きな世界(世界情勢)でも、小さな世界(個人の心の中)でも、善と悪はありますからね、強さと弱さもありますね、
それに気づかせてくれて、面白かったです。
METライブビューイングで面白いところは、バックステージの映像も見ることができ、
主演歌手、指揮者、演出家、衣装担当者などをインタビューしたものもあって、
今回興味深かったのは、指揮者がピアノを演奏しながら登場人物の性格などを解説して、このように言いました。
善も悪も大した違いはありませんって・・・
どういう意味でしょうか・・・
善も悪も、お互いに役割をしっかり果たしているという意味でしょうか・・・
その心は?と突っ込みたくなりますね。
ローエングリンを演じた主演歌手の言葉では、
演出家は今回、ローエングリンが宇宙から来たと解釈した演出のようだとありました。
今風ですね。
善と悪の戦いというストーリーは普遍的なお話で、時代は問わずで、観ている人は皆引き込まれてしまいますね。
長い時間もあっという間でした。
深紅のシャクヤク、突然はじけるように咲くのですよ。
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