今日はイマドキのシステムキッチンの収納力をご紹介します。
メーカーのショールームで見ると綺麗にちょこちょこっと飾ってあって
綺麗ね~、で終わってしまいがちなんですが
実際にお暮しになってからお伺いすると、収納力や使い勝手を生の声でいただけます。
こちらのお宅はクリナップの製品でキッチンをリフォームなさいました。
キッチンのスペースがコンパクトサイズですので
収納が本当に決め手ですよね。
L字タイプのキッチンにした、この角の部分にご注目ください。
この角の部分が引き出せるんです。
こんなふうにワゴンになって一つ出てきました。
そしてその奥にもう一つ、ワゴンがあるんですよ。
ほらね~(^^)
お客様はこのワゴン2つとも引っ張り出してお料理にとりかかるんだそうです。
そばにこの2台を置きさえすれば必要なものが揃う。
そして調理が終わったらまた仕舞う。
「とっても便利なのよー♪」って笑顔でした。
キッチン吊戸の中は
すごい!こんなにぎっしり!
かなりのものを収納できて「これにしてよかったわ~」とのご感想でした。
20年、30年昔のシステムキッチンをお使いの場合
新しいシステムキッチンを迎えると、かなり使い勝手が変わると思います。
これはほんの一例。
また次回もお楽しみに
築30年以上のお家を全面リフォームとなれば
当然間取り変更が伴います。
そんな時、こんな収納の工夫はいかがですか?という実例の「その2」です。
今回は2階部分、和室ばかりのお部屋でした。
押入れもお部屋も荷物でいっぱい!
隣同士の2部屋をフローリングでバリアフリーにして
押入れをクローゼットにしました。
すっきり広々でしょう?!
クローゼットは折れ戸2枚で中央から広く開けられます。
押入れの普通の引き戸だと全体の半分しか開口できませんよね?
その点折れ戸だと広く開口できて荷物の出し入れにも便利です。
開口部を広くとったのは、この2部屋の間も同様です。
普通に引き戸を入れると ↓ ↓ ↓
こんなふうに半分しか開きませんよね?
開口部が半分だと、なんだか狭い感じがしませんか?
今回は大きく開いて開放感を手に入れたいので
床にレールを壁のほうまで敷いて、扉2枚が壁のほうへ全部引き込めるようにしてあります。
反対側から写真を撮ると
こんな感じです。お隣のお部屋の収納もクローゼットにしました。
一部屋ずつ独立して使いたいときは引き戸を閉めれるし
お孫さんがいらして遊ぶときなんかは広く開けられていいですよね^^
それぞれ廊下に出るドアもあります。
廊下へのドアを開けてみました。
ちょっと分かりずらいですよね^^;
そしてもう一か所収納の工夫があります。
廊下から小さな納戸スペースをオープンで作りました。
デッドスペースを利用していて変形です。
でも面白いですよね^^
可動棚をいくつも作ってあるので、かなり収納できそうです。
ウォークインクローゼットはこんなふうに可動棚がいっぱいあるのがいいですよね。
お客様がお住まいになってからは ↓ ↓ ↓
こんなふうに使われていました。
収納を全体に使いやすく作った結果、すっきり暮らせるお部屋を実現できています。
ここには何をどんなふうに収納したい!という具体的なものを想定すると
より良く使いやすい収納を作れると思います。
次回はキッチン収納をお伝えします。
お楽しみに~♪
子供を育てている頃、念願の家を建てて
今は子供たちも大人になり巣立って、それぞれの家庭を持ち
残されたのは夫婦二人と築30年以上の家と、片付けるにも片付けきれない多くの荷物。
建てたころはカッコ良かった昭和の頃の家は
部屋数こそ多いものの小さな細切れみたいなお部屋ばかりで
あーーーー、広い空間が欲しいなー
子供家族が孫を連れて帰ってきたとき、みんなで集まれるスペースが欲しいーーー
でも家を建て替えるのは無理ーーー!
って悩んでいらっしゃる方、多いんじゃありませんか?
新しい家を手に入れるなんて夢のまた夢?
いえいえ~、リフォームで充分素敵な新築のような家になるんですよ!
今日から何度かに分けて、そんな築30年以上のお家のリフォーム実例をお届けしますね^^
今日は 収納を作るならこんなことに留意して ということを実例でお届けします。
これはリフォームの打ち合わせにお邪魔した時の廊下からキッチンへの様子です。
いろいろ工夫されて荷物を一生懸命整頓されていらっしゃるのが伝わってきます。
居間からキッチンの様子。
そして居間。
とにかく荷物が多くて仕舞いきれない、というお悩みと
すっきり暮らしたい、というお望みをお聞きしながら新しい間取りのプランを考えました。
新しいリビングの中から撮影しています。
写真右側は対面式になったキッチンです。写真右奥は洗面室、浴室へと続きます。
中央のドアは廊下、玄関へ。
キッチンの様子などはホームページの施工例をご覧くださいね。
今回は収納の工夫がメインです。
ドアの右脇にはTEL&FAXの台を作りました。
少し壁の中に埋め込んだ形で邪魔にならないようにしてあります。
この台の中が貴重な収納スペースです。
中に棚を2段作ってあります。可動棚です。
棚板の脇、壁側に黒く見えるのがレールで、これで高さを自由に変えられます。
お客様が暮らしだしてからの様子は↓ ↓ ↓
すごい!しっかり上手に荷物を整理して詰め込まれていますね!^^
これはかなりの収納量!
ドアの左側にあるのも収納です。
ここには普段よく使う物を収納するつもりで考えてあります。
写真左側はお客様ご希望のパソコンスペース。
写真右側が先ほどの収納の扉を開けたところです。
ここも可動棚にしてあります。
実際に使っている様子です。 ↓ ↓ ↓
掃除機を立てたまま仕舞えるのは便利ですよね。
可動棚だからこそ、掃除機を立てても上のスペースを無駄なく使えます。
そしてパソコンスペースは
照明もセットしました。
床に座ってお使いになりたいとのことで机は低くなっています。
お住まいになってからのご様子です。↓ ↓ ↓
ご主人の秘密のスペース?^^
普段は見えないようにカーテンがつけられていました。
こうやって見てみると、収納には棚を付けることが大切!
そして棚は可動棚がいいですよね。
次回は扉のアイディアを。
お楽しみに♪