2023.5.26 追記
予想よりも明るくならない可能性が出てきました。
詳しくはこちらをご覧ください。
予想よりも明るくならない可能性が出てきました。
詳しくはこちらをご覧ください。
追記終わり
2023.4.30 追記
シミュレーションに使ったステラナビゲータVer.8は計算が荒いことがわかりました。
ステラナビゲータVer.11を入手してシミュレーションしなおしましたのでこちらをご覧ください。
追記終わり
彗星の位置関係が確認できるところを見つけました。
下にある日付を変えるとその日の位置になります。
マウスを左クリックしながら動かすと角度が変わります。
マウスホイールを回転させると拡大、縮小されます。
10月10日は見かけ上太陽の方向になるようです。
昨日紹介したサイトの表現の間違いが確かめられました。
10月10日以前は夜明け前、10日過ぎは夕方の空に見えそうです。
ステラナビゲーターでシミュレーションしてみました。
夜明け前で一番条件が良さそうなのは10月4日でした。
空が暗い状況では地平線ぎりぎりに見えます。
この後、空が明るくなっていくので見えづらくなります。
尾の長さをいくつにしたか忘れてしまいました。
ラインの間隔は角度の10度です。
10日を過ぎると夕方の空に移動しますが太陽に近いのと月明かりがあるので思うように見えないかもしれません。
月明かりの影響が少なくなるのは20日以降でした。
尾の長さが0.1天文単位(太陽と地球の距離を1とする)の場合。
月明かりの影響が残っていますが10度程度の尾が見えます。
0.3天文単位の場合
0.5天文単位の場合
10月21日になると日没後、月が昇ってくるまでの間は比較的見やすそうです。
尾の長さ0.1天文単位の場合。
10月22日になると月明かりの影響がなくなります。
尾の長さが1天文単位になっているとこんな感じになるらしいです。
100度以上の長い尾が見えることになるのですがどうなるでしょうか。
ちなみに0.1天文単位の場合はこんな感じです。
0.5天文単位であればこのようになります。
これまで観測された中で最も尾が長かったのは百武彗星 (C/1996 B2)で3.8天文単位だったそうです。
マックノート彗星 (C/2006 P1)が1.5天文単位、ヘール・ボップ彗星(C/1995 O1)が0.6天文単位、ハレー彗星(1P)が0.15天文単位だそうです。
いずれもWikipwdia情報です。
百武彗星は近日点距離0.23天文単位、マックノート彗星は0.17天文単位と紫金山-アトラス彗星よりも太陽に近づいているので少し不利かもしれません。
予測されている通り明るくなって長い尾を引いてくれることに期待しましょう。