このはなや*嫁日記

〈氣付きのアウトプット+備忘録〉
何かのお役に立てば、望外の喜びです。

旧き良き時代。

2011年07月28日 18時05分35秒 | 日記
映画“トロッコ”を観た。

台湾人の夫を亡くした
日本人の妻が
その幼い息子二人とともに
遺骨を抱いて
夫の実家へ里帰りする。

そこは台湾の片田舎なのだけど
日本統治時代の名残が
ここそこに残っている。

現地のトロッコを操る老人は
日本から来たという子供達に対し
礼儀正しく
日本語でこう声をかける。

“私の名前は○○です、
日本名は○○と申します。
遠いところ、
ようこそおいでになりました”

美しい日本語そして
懐かしい日本の原風景。

皮肉なことに
日本から失われつつあるものが
そこには在った。