広告コピーを勉強していると、「ベネフィット」という言葉を目にすることがあると思います。
「コピーは、ベネフィットを伝えるもの」
そんなふうに断言するコピーライターも少なくありません。
では、ベネフィットとは何でしょうか?
BENEFIT
「その商品を使うことで得られる利便性や満足感」
(大辞林より引用)
と解説されています。
わかるようでわからない。
あまりぴんとこない。
そんな人も少なくないと思いますので、事例を紹介してベネフィットについて解説しておきます。
広告コピーを勉強していると、「ベネフィット」という言葉を目にすることがあると思います。
「コピーは、ベネフィットを伝えるもの」
そんなふうに断言するコピーライターも少なくありません。
では、ベネフィットとは何でしょうか?
BENEFIT
「その商品を使うことで得られる利便性や満足感」
(大辞林より引用)
と解説されています。
わかるようでわからない。
あまりぴんとこない。
そんな人も少なくないと思いますので、事例を紹介してベネフィットについて解説しておきます。
ともだち なんにん できるかな
ポプラ社の絵本の新聞広告です。
この広告を見て思い出したのは、
「一年生になったら」という童謡の
「友だち100人できるかな」
という有名なフレーズです。
“過去”に流行ったものを応用して、新しいキャッチコピーをつくる。
歌の一節、映画のタイトル、本のタイトル、映画・ドラマ・小説の台詞や著名人が言った台詞など、“過去”に流行ったものを土台にして、キャッチコピーを作るという方法があります。
著名なコピーライターも使うことがある、コピーづくりの手法の1つです。
ポイントは、『“過去”に流行ったもの』を応用することです。
今流行っているものをベースにすると、
「真似をしている」
「流行に乗っかっているだけ」
と浅く見られてしまいがち。
少し前のものを活用すると、
「古い」
「時代遅れ」
となってしまいます。
だから、『“過去”に流行ったもの』なのです。
「そういえば、そんなこともあったなぁ」
という遠い記憶のものがちょうどいいのです。
いくら古くても、流行ったものには、それなりの理由があります。
語呂がいい。
覚えやすい。
耳に残る。
表現が洗練されている。
核心をついている。
心地よい。
etc.
なんらかの理由があって、流行ったものにはそれなりの『力』があります。
『過去に流行ったフレーズ』を探して、少しだけ表現や言葉を変えてアレンジすると新しいコピーを生み出すことができます。
コピーづくりの参考にしてください。
消費者が気がついていないことを提示すると、
「なるほど、そうだよね!」と共感され、
説得力のあるコピーが作れます。
唇って いつも動いてる。
これは、花王ソフィーナ オーブのCMコピーです。
石原さとみさんが出演しているCMです。
https://www.facebook.com/CopywriterCollege/posts/1498495920249027
しゃべったり笑ったり、一日中動いてる唇。
そんな唇だから、乾燥したり縦じわができたり…。
だから、動いてもなめらかな唇を保てる口紅が欲しい。
とつながる良いコピーですね。
こんなコピーをつくるには・・・・・・。
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コピーの公式
○○○○○○○○○○○○。だから、この商品が必要だ。
○○○の部分には、「唇って いつも動いてる。」のように
原因や理由を当てはめます。
当たり前のことだけど
「誰も気づいていない」
「はっきりと言われたことがない」
ことを探すのがポイントです。
唇がいつも動いているのは当たり前ですが、
普段の会話などで「唇って、いつも動いているよね」とは言いませんよね?
「当たり前だけど、あまり認識されていないことは何か?」
に意識を向けてみましょう。
ツイてない。ラッキーなトイレだ。
【ボディコピー】
水アカもツイてない。汚れもツイてない。
なんて幸運なんだ!と思うかもしれませんが、
じつはこれ、ぜ〜んぶトイレの実力です。
◯◯◯なのに、◯◯◯。
◯◯◯でも、◯◯◯。
◯◯の中には、相反する言葉を入れるのが効果的。
または、擬声語、擬音語、擬態語など、オノマトペを入れるのもありです。
実例1
あなたはノリノリでも、
周囲はイライラしているよ。
実例2
ふわっふわ なのに さらっさら。