コピーライター思考

コピーライターを目指す人のために、コピーライター思考を身につける方法を公開するブログです。

ベネフィットって何?

2022年08月10日 | コピーの公式

広告コピーを勉強していると、「ベネフィット」という言葉を目にすることがあると思います。

「コピーは、ベネフィットを伝えるもの」

そんなふうに断言するコピーライターも少なくありません。

では、ベネフィットとは何でしょうか?

BENEFIT

「その商品を使うことで得られる利便性や満足感」
(大辞林より引用)

と解説されています。
わかるようでわからない。
あまりぴんとこない。

そんな人も少なくないと思いますので、事例を紹介してベネフィットについて解説しておきます。

続きは、こちらのFacebookページで解説しています。


歌のフレーズや書籍のタイトルなどを応用してコピーを作る。

2018年11月05日 | コピーの公式

ともだち なんにん できるかな


ポプラ社の絵本の新聞広告です。

この広告を見て思い出したのは、


「一年生になったら」という童謡の

「友だち100人できるかな」

という有名なフレーズです。

 

“過去”に流行ったものを応用して、新しいキャッチコピーをつくる。

 

歌の一節、映画のタイトル、本のタイトル、映画・ドラマ・小説の台詞や著名人が言った台詞など、“過去”に流行ったものを土台にして、キャッチコピーを作るという方法があります。

著名なコピーライターも使うことがある、コピーづくりの手法の1つです。


ポイントは、『“過去”に流行ったもの』を応用することです。


今流行っているものをベースにすると、

「真似をしている」
「流行に乗っかっているだけ」
と浅く見られてしまいがち。


少し前のものを活用すると、

「古い」
「時代遅れ」
となってしまいます。


だから、『“過去”に流行ったもの』なのです。


「そういえば、そんなこともあったなぁ」

という遠い記憶のものがちょうどいいのです。

 

いくら古くても、流行ったものには、それなりの理由があります。


語呂がいい。
覚えやすい。
耳に残る。
表現が洗練されている。
核心をついている。
心地よい。
etc.

なんらかの理由があって、流行ったものにはそれなりの『力』があります。


『過去に流行ったフレーズ』を探して、少しだけ表現や言葉を変えてアレンジすると新しいコピーを生み出すことができます。


コピーづくりの参考にしてください。

 

 


人が気づくにくい当たり前のことが、名コピーを生む

2018年01月16日 | コピーの公式

消費者が気がついていないことを提示すると、
「なるほど、そうだよね!」と共感され、
説得力のあるコピーが作れます。

 

唇って いつも動いてる。

 

これは、花王ソフィーナ オーブのCMコピーです。

石原さとみさんが出演しているCMです。

https://www.facebook.com/CopywriterCollege/posts/1498495920249027


しゃべったり笑ったり、一日中動いてる唇。
そんな唇だから、乾燥したり縦じわができたり…。
だから、動いてもなめらかな唇を保てる口紅が欲しい。

とつながる良いコピーですね。

 

こんなコピーをつくるには・・・・・・。


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コピーの公式

○○○○○○○○○○○○。だから、この商品が必要だ。

 

○○○の部分には、「唇って いつも動いてる。」のように
原因や理由を当てはめます。

当たり前のことだけど

「誰も気づいていない」
「はっきりと言われたことがない」

ことを探すのがポイントです。


唇がいつも動いているのは当たり前ですが、
普段の会話などで「唇って、いつも動いているよね」とは言いませんよね?

「当たり前だけど、あまり認識されていないことは何か?」
に意識を向けてみましょう。