コピーライター思考

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王道的な広告コピー

2016年08月06日 | コピー名作選

 

JINSのことを知っている人にとっては、一見平凡なコピーにも思えるかもしれません。

「メガネなんて、2万、3万円もするわけないじゃん」って。

でも、以前、メガネは高額商品だったのです。

2万、3万円はあたりまえ。むしろ2〜3万円は安いほうでした。

そんな値段でメガネを作っていた人たちにとっては、ボディコピーにもある通り、メガネが4,900円から作れるのは大きな驚きです。

メガネの相場は、2〜3万円だと思っている人。
あるいは、5万円くらいはかかるのが普通だと思っている人。

そんなターゲット層には、衝撃的な内容です。


広告を学んでいる人にとって、とても参考になるキャッチコピー、ボディコピーです。

奇抜な表現や、面白いことを言うだけがコピーではありません。
むしろ、このような正統的な広告コピーの方が、実際の仕事では多いものなのです。

 

どんな戦略で広告をつくるか。
どのような課題があり、それを解決するにはどうしたらいいか。
誰をターゲットに据えるか。
何を伝えるか。
etc.


わずか数文字のキャッチコピーですが、それを生み出すためには様々なプロセスがあります。
そのすべてを行うのが、コピーライターの仕事です。