私は2002年にフロリダに越して、ずっと同じ家に住んでいます。
住み始めて数年経った頃、ものすごい売り手市場になりました。
高校生の子供達と住むにはちょっと手狭かなと思ったし、
決して使い勝手のいい間取りの家ではないので思い切って家を売って
広くて新しい家に住み替えようかという話を夫としたことが何度かありました。
でも思いとどまりました。夫はけっこう乗り気だったのですけど。
理由は2つ。私、このロケーションが気に入っているんですよ。
平地のフロリダにしては珍しく、我が家は高台に建っているのです。
玄関のドアを開けると目線に空が広がる。この開放感が大好きなんです。
そしてもう1つの理由がご近所。皆さん良い人ばかり。だから引っ越す決心ができない!
特に仲良くさせてもらっているのが5軒。(我が家を真ん中にして右隣り2軒&左隣り3軒)
そのうち4軒はこの21年の間に3~4回、住人が変わりましたが、どの家族も良い人ばかりで今に至ります。
バケーションで長期間留守にする時は声をかけあったり、郵便物や新聞をピックアップしてもらったりと
持ちつ持たれつ、お付き合いさせてもらっています。
毎年ホリデーシーズンになると、ご近所さん同士で心ばかりのホリデーギフトを贈りあいます。
いつの間にかホリデートラディションになりました。
うちの2軒先に住むご夫婦からは毎年、ポインセチアをいただきます。今年もいただきました。
ポインセチアをいただくといよいよクリスマス!という気分になります。
毎年、ポインセチアを届けにやって来ると、お喋りに花が咲くのですが今年は違いました。
ホリデーの挨拶の他に引っ越しの「さよなら」を言いに来たのでした。
随分前にリタイアされたこのご夫婦、私達が越してきた時には既にここに住んでいました。
ですからこの21年間、ずっと親切にしてくれたご近所さんだったのです。
10月のある日、「クリスマス前に隣のカウンティのシニア専用のコミュニティに引っ越す」と話してくれました。
とってもショックでした。
思いとどまってほしいと思ったのですが、奥さんが昔から膝の調子が良くないのに加え
昨年、アキレス腱を切断し、以前のように歩くのが困難になりました。
杖や車椅子に頼らなければならない時もあるので、ドライブウエイが坂になっていたり、
玄関前に階段があるような高台に建つ家は危険です。
シニア専用コミュニティに引っ越す決心をした気持ち、よくわかります。
ご夫婦も30年間住んだ家からの引っ越しは後ろ髪を引かれる思いだったでしょう。
ポインセチアを届けに来てくれた時、21年間のいろいろな思い出が蘇って
「親切な隣人でいてくれてありがとう」とお礼を言ったらもう涙腺ブチ切れ。
奥さんとは何度もハグして別れを惜しみました。夫も涙目になってました。
引っ越し先は市外だけど、新しい住所を教えるから遊びに来てと言ってくれたので絶対に会いに行きます!(笑)
先月息子が感謝祭の休暇で帰省中、このご夫婦のお宅にお邪魔しました。
大学に入学してから、そして就職でバージニアに引っ越して以来、帰省すると必ず顔を見せにお邪魔しています。
帰省中のルーティンです。言うまでもなく、今回がご近所として最後の訪問。
タイミングよくお邪魔することが出来て良かったです。
ご夫婦は州外の親戚のお宅で感謝祭を過ごし、息子がバージニアに戻る前夜に帰宅したのです。
先日、息子と電話で話した時、「ご夫婦がポインセチアを届けに来た時、泣いちゃった。」と言ったら、
息子も感謝祭の時にご夫婦に会いに行って帰ってきた時、泣きそうになったと話してくれました。
それ位、私達家族にとって大切なお隣さんでした。
やっぱり良いご近所さんの存在は大きい。つくづく私達は恵まれていると思います。
最後のポインセチア、大事に育てたいと思います。
住み始めて数年経った頃、ものすごい売り手市場になりました。
高校生の子供達と住むにはちょっと手狭かなと思ったし、
決して使い勝手のいい間取りの家ではないので思い切って家を売って
広くて新しい家に住み替えようかという話を夫としたことが何度かありました。
でも思いとどまりました。夫はけっこう乗り気だったのですけど。
理由は2つ。私、このロケーションが気に入っているんですよ。
平地のフロリダにしては珍しく、我が家は高台に建っているのです。
玄関のドアを開けると目線に空が広がる。この開放感が大好きなんです。
そしてもう1つの理由がご近所。皆さん良い人ばかり。だから引っ越す決心ができない!
特に仲良くさせてもらっているのが5軒。(我が家を真ん中にして右隣り2軒&左隣り3軒)
そのうち4軒はこの21年の間に3~4回、住人が変わりましたが、どの家族も良い人ばかりで今に至ります。
バケーションで長期間留守にする時は声をかけあったり、郵便物や新聞をピックアップしてもらったりと
持ちつ持たれつ、お付き合いさせてもらっています。
毎年ホリデーシーズンになると、ご近所さん同士で心ばかりのホリデーギフトを贈りあいます。
いつの間にかホリデートラディションになりました。
うちの2軒先に住むご夫婦からは毎年、ポインセチアをいただきます。今年もいただきました。
ポインセチアをいただくといよいよクリスマス!という気分になります。
毎年、ポインセチアを届けにやって来ると、お喋りに花が咲くのですが今年は違いました。
ホリデーの挨拶の他に引っ越しの「さよなら」を言いに来たのでした。
随分前にリタイアされたこのご夫婦、私達が越してきた時には既にここに住んでいました。
ですからこの21年間、ずっと親切にしてくれたご近所さんだったのです。
10月のある日、「クリスマス前に隣のカウンティのシニア専用のコミュニティに引っ越す」と話してくれました。
とってもショックでした。
思いとどまってほしいと思ったのですが、奥さんが昔から膝の調子が良くないのに加え
昨年、アキレス腱を切断し、以前のように歩くのが困難になりました。
杖や車椅子に頼らなければならない時もあるので、ドライブウエイが坂になっていたり、
玄関前に階段があるような高台に建つ家は危険です。
シニア専用コミュニティに引っ越す決心をした気持ち、よくわかります。
ご夫婦も30年間住んだ家からの引っ越しは後ろ髪を引かれる思いだったでしょう。
ポインセチアを届けに来てくれた時、21年間のいろいろな思い出が蘇って
「親切な隣人でいてくれてありがとう」とお礼を言ったらもう涙腺ブチ切れ。
奥さんとは何度もハグして別れを惜しみました。夫も涙目になってました。
引っ越し先は市外だけど、新しい住所を教えるから遊びに来てと言ってくれたので絶対に会いに行きます!(笑)
先月息子が感謝祭の休暇で帰省中、このご夫婦のお宅にお邪魔しました。
大学に入学してから、そして就職でバージニアに引っ越して以来、帰省すると必ず顔を見せにお邪魔しています。
帰省中のルーティンです。言うまでもなく、今回がご近所として最後の訪問。
タイミングよくお邪魔することが出来て良かったです。
ご夫婦は州外の親戚のお宅で感謝祭を過ごし、息子がバージニアに戻る前夜に帰宅したのです。
先日、息子と電話で話した時、「ご夫婦がポインセチアを届けに来た時、泣いちゃった。」と言ったら、
息子も感謝祭の時にご夫婦に会いに行って帰ってきた時、泣きそうになったと話してくれました。
それ位、私達家族にとって大切なお隣さんでした。
やっぱり良いご近所さんの存在は大きい。つくづく私達は恵まれていると思います。
最後のポインセチア、大事に育てたいと思います。
20年以上もお付き合いのあったご近所さんが引っ越してしまい
本当に淋しいですが、引っ越し先に伺うのを楽しみにしています!
Merry Christmas!
とっても素敵なポインセチアだと思います。
Merry Christmas!