サンシャイン通信

サンシャイン・ステート(フロリダ州)発のニュースレター

どっちが生徒??

2008-07-03 22:31:56 | Weblog
週に1回、アメリカ人の友達N(女性)に日本語を教えています。
英語教師として日本(山口県)に住んでいたし、コロンビア大学の院で日本語を勉強していたので、日常会話はかなりのレベル。
日本語力の維持とさらなるレベルアップが目的の日本語レッスンです。
ご主人は癌の専門医。学会で日本を訪れることもあるので夫婦揃って親日家。
Nはアートに造詣が深く、私の大学、通っていたコミカレ、ここから車で1時間程の街にある私立大で日本美術、東洋美術を教えた経験もあります。
安土・桃山時代の美術が大好きでお気に入りのアーティストは狩野永徳
いつもはお互いの家の中間地点にあるコーヒーショップでレッスンをするのですが、彼女の家がESOLのチューターをしていた小学校のすぐ近くなので、年明けからついこの前まではチューターが終わってから彼女の家でレッスンをしていました。
Nの家はビクトリア調の豪邸。でも中に入ると掛け軸、生け花、和箪笥など“和もの”がたくさん。ビックリしました。
書斎には日本に関する本がたくさん。日本にいる時、茶道も習ったそうで時々、お抹茶もいただきました。
いつだったか結婚式の写真を見せてもらったのですが、これが山口県での仏前結婚式だったんですよ。
Nは白無垢。ご主人は羽織袴姿。ちょうど桜が満開で外で撮った写真は桜吹雪が舞っていて、とってもきれいでした。
Nのご主人は長身。190cm位あるので彼に合う羽織袴を調達するのがとっても大変だったそうです。

私の知らない日本をたくさん知っているN。先日は狩野派に師事し、江戸時代に活躍した画家、伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)の画集を見せてもらい、彼の生い立ち、作風について教えてもらいました。もちろん日本語で。
いったいどっちが生徒なんだか・・・
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