サンシャイン通信

サンシャイン・ステート(フロリダ州)発のニュースレター

尺八奏者ライリー・リー

2007-03-17 23:21:16 | 音楽・映画・エンタメ全般
今日、私の大学内のリサイタル・ホールで尺八奏者ライリー・リー
コンサートがありました。
恥ずかしながら尺八で知っていることと言えば、竹で出来ていること、
長さが一尺八寸(一・・・だから尺八)と言うこと位。
尺八の演奏を間近で聴いたこともなく、ライリー・リー氏のことも知りませんでした。

リー氏はテキサス州出身。1971年から日本で尺八の勉強を始め、
1980年に大師範を取得。オーストラリア在住。
国際的に活躍する尺八奏者で、一昨年の愛・地球博のオーストラリア館でも演奏しました。

さて肝心のコンサートですが、shakuhachiを知らない観客がほとんどなので
曲の間に説明をまじえ、日本人の私にとっても勉強になるものでした。
日本の民謡も何曲か演奏したのですが、曲のいわれやバックグランド等も
説明してくれて、こちらも初耳、参考になりました。
尺八だけのコンサート。まさかあんなに幅広い音が出せるとは思いませんでした。
素晴らしかったです。
リー氏が“いつか尺八がピアノやバイオリンのように、誰もが知ってる楽器になるように、願いをこめて演奏しているのです。”と言ったのが印象的でした。

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3 コメント

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Unknown (naonao)
2007-03-18 12:49:55
ライリーって、もしかして・・・と思って、biographyを読ませてもらって、やっぱりと思ったのでコメントします。
というのは、私は日本で和太鼓グループに所属しているのですが、私がシドニーでホームステイしていたときに、同じグループの人がシドニー大学に1年留学してて、やっぱり太鼓をやりたいからといって、練習に参加させてもらっていたチームが彼とイアンの作ったTaikOzだったのです。私も一度彼らの練習に参加させてもらい、一緒に太鼓を叩きました。
そこの唯一の日本人メンバーの人とも仲良くさせてもらって、TaikOzが日本に来たときも会いに行ったし、一昨年、研修旅行の引率でシドニーに行ったときもまた練習にお邪魔させてもらいました。
イアンに会って握手したのは覚えているのですが、ライリーに会ったかどうかは覚えていません。それでも、なんだかこんなふうにCoquinaさんとつながったのがうれしくて、一人興奮しています。
尺八は奥が深くて私もあまりよく知りませんが、日本の伝統的なものってやっぱりいいなあと思います。
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naonaoさん (Coquina)
2007-03-19 02:59:06
シドニーでTaikOzの練習に参加されたとのこと、
貴重な体験をされたのですね!
気付かぬうちにライリーも会っていたかも知れませんね。
海外で和楽器に触れると、やはりその奥深さを感じます。
昨夜のコンサートでライリーは作務衣を着ていたのですが、
その姿がとってもカッコよかったです。
ライリーは1951年生まれだそうですが、実年齢より
とても若く見えました。

話は変わりますが・・・
来週の月曜日、息子がオカラに行くことになりました。
毎年、スクールバンド所属の生徒がジャッジの前で演奏し
成績をつけてもらうテストのようなものがあります。
息子はフルートを吹いているのですが、先月受けた
ディストリクトのテストで好成績をもらい、
州レベルのテストを受けることになったのです。
そのテスト会場がオカラにある高校なのです。
とても嬉しいことですが、息子はひとりで迷わずに
運転して行けるかどうか心配しています。
ここからオカラまで200キロ位。
今まで息子ひとりで長距離を運転して、知らない街に
行ったことがないので、私も主人も心配しています。
私か主人、どちらかが運転して息子を連れて行く方向で
計画を立てていますが、私は月曜日、夕方5時半まで講義があるし、主人も仕事を休めるかどうかまだはっきりしないので
何とも言えません。という私も主人もオカラに行ったことがないのですけど・・・(苦笑)
無事、オカラまでたどり着けますように・・・・
ちなみに息子もライリーのコンサートに出かけました。
前々から尺八、篠笛を吹いてみたいと言っていたので。

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Unknown (naonao)
2007-03-19 10:43:38
息子さん、州レベルのテストってすごいですね。オカラまでは遠いですけど、気をつけてきてください。といっても、その頃には私はもう日本に着いているはずです。今日は最後の日曜日ということで音楽の先生とオカラでランチを食べてきました。帰り道、馬のいっぱいいる下道を通りながら、オカラの美しさを満喫してきました。大きな街ではありませんが、せっかく来るのならオカラを楽しんで帰る時間があるといいですね。
海外で日本の文化に触れると、自分がそれをできるわけでもないのに、とっても誇らしく感じます。フルートを吹いておられるのなら、きっと篠笛もいい音が出せると思います。吹き方の基本は同じなので、指使いはだいぶん違いますけど。
アメリカに住んでいても息子さん娘さんがちゃんと日本の文化にも興味を持って、自分のルーツを大切にしておられるのが素敵だなあと思っています。
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