毎年恒例のワシントン旅行の目的はお花見とレース参加ですが、
合い間を縫って博物館・美術館に出かけたり、ワシントンでの時間を楽しみます。
一昨年は娘とNBAの試合に出かけ、当時ワシントン・ウィザーズ所属だった八村塁選手を応援。
八村選手、想像以上にカッコよくて母娘でハート目になっちゃいました。
今年は私、おひとりさまでバレエを観に出かけました!
ワシントンのバレエカンパニーではなく、このお方達の公演を (画像はお借りました)
トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団です。(以下トロカデロ)
来日公演を何度もやっているのでご存知の方も多いと思いますが、
男性のみのコメディバレエ団です。(日本にはファンクラブもあるんですってね。)
昔から見に出かけたかったバレエ団なのでとっても楽しみにしていました。
会場は以前から訪れてみたかったジョン・F・ケネディセンター。
トロカデロの瀕死の白鳥とワシントンの桜
センターに入った時
チケットは3月にバージニア州在住の息子が私への一足早いバースデープレゼントとして取ってくれました。
実は息子、ケネディセンターのサブスクライバーで、チケットを一般より早くディスカウント価格で購入、
席もリザーブ出来ると言う特典持ち。
息子はこの特典を利用して頻繁に大好きなクラシック音楽のコンサートやオペラに出かけています。
ケネディセンターには複数のシアターがありますが、今回の会場は昔から足を踏み入れてみたかったオペラハウス!
ロビーにはケネディ大統領が!
オペラハウスに入る時に撮った写真。
頭上には豪華なシャンデリア。
毎年ケネディセンタ―名誉賞の授賞式をテレビで見ますが、
その会場に足を踏み入れた感激で鳥肌が立ちました。
私の席からの眺め。
(注:写真を撮った時、私の前は空席でしたが会場は即、満席に。)
なかなか良い席じゃない!!しかもオーケストラピットのすぐ近く。
ここでケネディセンターでの公演がオーケストラの演奏によるものだと判明!
生演奏でバレエを観るなんて本当に久しぶり。テンション上がる
ちなみに演奏はケネディセンター・オペラハウス・オーケストラ。
息子よ、良い席のチケットを取ってくれてありがとう!
トロカデロ・ダンサー&オーケストラの皆さん (画像はお借りました)
いよいよ開演まで秒読み。いやあ、幕が上がる前から笑わせてもらいましたよ。
開演前のアナウンスもユーモアたっぷりで。
「“瀕死の白鳥”を踊った後で休憩があります。ステージから白鳥を撤去しなけらばならないので・・・」
というアナウンスには大爆笑。
さてさてお楽しみのパフォーマンスは期待を裏切らない素晴らしいものでした。
最初から最後まで笑いっぱなし、そしてダンスのテクニックに感動!
日本人ダンサー(岩濱翔平さん、吉野鷹臣さん)が2人いるのですが、彼らのダンスも素晴らしかった!
海外で頑張る日本人、心から応援します。
男性だから女性特有のしなやかな動き、つま先立ちでのダンスは無理があるのでは?
と言うのは偏見だと改めて思いました。
これは昨年の秋学期にダンスの歴史、文化や宗教との関わりを学ぶ人文学のクラスを受講していた時に
クラシックバレエにおけるジェンダーロールやステレオタイプに関するペーパーに書いたこと。
ステージ&オーケストラピットに近かったので、ダンサーやミュージシャンの息づかいも聞くことができて
迫力あるパフォーマンスを体感しました。また機会があったら観に行きたいです。
私が見た公演はマチネーで公演が終わったのが4時近く。
公演が終わったらロビーで夫と息子と待ち合わせて、ケネディセンター内のミュージアムや
ショップに行こうと約束していたのです。
ロビーに出ると息子が待っていて、さらなるバースデープレゼントをもらいました。
ダンサー全員のサイン入りポスター
そしてダンサーが履きつぶしたサイン入りトゥシューズ。
実は公演が始まる前にロビーでのグッズ売り場をチェックしたかったのですが、
とても混雑していたので公演が終わったらゆっくり見ようと席に着いたのです。
どんなグッズを販売しているのか人混みの外から売り場を見ると、
ポスター、Tシャツなどロゴ入りのグッズの中にサイン入りのトゥシューズが1足だけ見えました。
すると「ワシントンでのラスト公演なので、サイン入りのトゥシューズは1足しかありません!」
という店員さんの声が。
公演が終わる前に絶対にあのトゥシューズ、売れちゃうよな。ちょっと残念。
あの最後の1足をゲットする人、ラッキーだな・・・
と思っていたらそれをゲットしたのが息子でした!
息子と夫がケネディセンターに着いた時、まだ公演が終わっていなかったので
ショップやオペラハウスのロビーに立ち寄って時間を潰したそうで
その時に私へのバースデープレゼントとしてポスターとシューズを購入してくれたのでした!
できた息子で母は嬉しいよ! 私の子育てに間違いはなかった・・・
(↑子供達にプレゼントをもらったり、ご馳走してもらった時の決めゼリフ!?)
ちなみにシューズの持ち主はこのダンサー。
Grunya Protazova(ステージネーム)ことスペイン出身のサルバドール君。
私も若い頃、トゥシューズを履いてバレエのレッスンに励みましたが、
こんなにボロボロになるまで履きつぶしたことはなかった。
実はトロカデロ、1月と4月にフロリダでも公演をしたのです。
でも1月(3公演)は私の一時帰国と重なったし、4月の2公演は春学期の最終週で
どう考えてもスケジュール的に観に出かけるのが不可能。
なのでタイミングよくワシントンで、そしてオペラハウス・オーケストラの演奏で
トロカデロの公演を観ることが出来て本当に嬉しかったです。
今回、初めてケネディセンターを訪れたわけですが、次回は夜間に訪れたいと思います。
今までに何度もテレビで見たライトアップされたケネディセンター、この目で見てみたいです。
ほら、綺麗でしょ?(画像はお借りました)
残念ながらこの日は午前中に5キロレースを走り、慌ただしく支度をしてバレエを観に来て、
夕方までセンター内のミュージアムやショップを見て回るというハードスケジュール。
ライトアップされるまでケネディセンターにいようかとも思ったのですが、
翌朝は10マイルレースがあったので、それに備えて体を休めようとホテルに戻りました。
さてトロカデロ、今月下旬から6月にかけて来日公演を行います!
日本公演公式サイト
興味のある方、ぜひ公演にお出かけください。バレエに興味がない方も楽しめますよ。
合い間を縫って博物館・美術館に出かけたり、ワシントンでの時間を楽しみます。
一昨年は娘とNBAの試合に出かけ、当時ワシントン・ウィザーズ所属だった八村塁選手を応援。
八村選手、想像以上にカッコよくて母娘でハート目になっちゃいました。
今年は私、おひとりさまでバレエを観に出かけました!
ワシントンのバレエカンパニーではなく、このお方達の公演を (画像はお借りました)
トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団です。(以下トロカデロ)
来日公演を何度もやっているのでご存知の方も多いと思いますが、
男性のみのコメディバレエ団です。(日本にはファンクラブもあるんですってね。)
昔から見に出かけたかったバレエ団なのでとっても楽しみにしていました。
会場は以前から訪れてみたかったジョン・F・ケネディセンター。
トロカデロの瀕死の白鳥とワシントンの桜
センターに入った時
チケットは3月にバージニア州在住の息子が私への一足早いバースデープレゼントとして取ってくれました。
実は息子、ケネディセンターのサブスクライバーで、チケットを一般より早くディスカウント価格で購入、
席もリザーブ出来ると言う特典持ち。
息子はこの特典を利用して頻繁に大好きなクラシック音楽のコンサートやオペラに出かけています。
ケネディセンターには複数のシアターがありますが、今回の会場は昔から足を踏み入れてみたかったオペラハウス!
ロビーにはケネディ大統領が!
オペラハウスに入る時に撮った写真。
頭上には豪華なシャンデリア。
毎年ケネディセンタ―名誉賞の授賞式をテレビで見ますが、
その会場に足を踏み入れた感激で鳥肌が立ちました。
私の席からの眺め。
(注:写真を撮った時、私の前は空席でしたが会場は即、満席に。)
なかなか良い席じゃない!!しかもオーケストラピットのすぐ近く。
ここでケネディセンターでの公演がオーケストラの演奏によるものだと判明!
生演奏でバレエを観るなんて本当に久しぶり。テンション上がる
ちなみに演奏はケネディセンター・オペラハウス・オーケストラ。
息子よ、良い席のチケットを取ってくれてありがとう!
トロカデロ・ダンサー&オーケストラの皆さん (画像はお借りました)
いよいよ開演まで秒読み。いやあ、幕が上がる前から笑わせてもらいましたよ。
開演前のアナウンスもユーモアたっぷりで。
「“瀕死の白鳥”を踊った後で休憩があります。ステージから白鳥を撤去しなけらばならないので・・・」
というアナウンスには大爆笑。
さてさてお楽しみのパフォーマンスは期待を裏切らない素晴らしいものでした。
最初から最後まで笑いっぱなし、そしてダンスのテクニックに感動!
日本人ダンサー(岩濱翔平さん、吉野鷹臣さん)が2人いるのですが、彼らのダンスも素晴らしかった!
海外で頑張る日本人、心から応援します。
男性だから女性特有のしなやかな動き、つま先立ちでのダンスは無理があるのでは?
と言うのは偏見だと改めて思いました。
これは昨年の秋学期にダンスの歴史、文化や宗教との関わりを学ぶ人文学のクラスを受講していた時に
クラシックバレエにおけるジェンダーロールやステレオタイプに関するペーパーに書いたこと。
ステージ&オーケストラピットに近かったので、ダンサーやミュージシャンの息づかいも聞くことができて
迫力あるパフォーマンスを体感しました。また機会があったら観に行きたいです。
私が見た公演はマチネーで公演が終わったのが4時近く。
公演が終わったらロビーで夫と息子と待ち合わせて、ケネディセンター内のミュージアムや
ショップに行こうと約束していたのです。
ロビーに出ると息子が待っていて、さらなるバースデープレゼントをもらいました。
ダンサー全員のサイン入りポスター
そしてダンサーが履きつぶしたサイン入りトゥシューズ。
実は公演が始まる前にロビーでのグッズ売り場をチェックしたかったのですが、
とても混雑していたので公演が終わったらゆっくり見ようと席に着いたのです。
どんなグッズを販売しているのか人混みの外から売り場を見ると、
ポスター、Tシャツなどロゴ入りのグッズの中にサイン入りのトゥシューズが1足だけ見えました。
すると「ワシントンでのラスト公演なので、サイン入りのトゥシューズは1足しかありません!」
という店員さんの声が。
公演が終わる前に絶対にあのトゥシューズ、売れちゃうよな。ちょっと残念。
あの最後の1足をゲットする人、ラッキーだな・・・
と思っていたらそれをゲットしたのが息子でした!
息子と夫がケネディセンターに着いた時、まだ公演が終わっていなかったので
ショップやオペラハウスのロビーに立ち寄って時間を潰したそうで
その時に私へのバースデープレゼントとしてポスターとシューズを購入してくれたのでした!
できた息子で母は嬉しいよ! 私の子育てに間違いはなかった・・・
(↑子供達にプレゼントをもらったり、ご馳走してもらった時の決めゼリフ!?)
ちなみにシューズの持ち主はこのダンサー。
Grunya Protazova(ステージネーム)ことスペイン出身のサルバドール君。
私も若い頃、トゥシューズを履いてバレエのレッスンに励みましたが、
こんなにボロボロになるまで履きつぶしたことはなかった。
実はトロカデロ、1月と4月にフロリダでも公演をしたのです。
でも1月(3公演)は私の一時帰国と重なったし、4月の2公演は春学期の最終週で
どう考えてもスケジュール的に観に出かけるのが不可能。
なのでタイミングよくワシントンで、そしてオペラハウス・オーケストラの演奏で
トロカデロの公演を観ることが出来て本当に嬉しかったです。
今回、初めてケネディセンターを訪れたわけですが、次回は夜間に訪れたいと思います。
今までに何度もテレビで見たライトアップされたケネディセンター、この目で見てみたいです。
ほら、綺麗でしょ?(画像はお借りました)
残念ながらこの日は午前中に5キロレースを走り、慌ただしく支度をしてバレエを観に来て、
夕方までセンター内のミュージアムやショップを見て回るというハードスケジュール。
ライトアップされるまでケネディセンターにいようかとも思ったのですが、
翌朝は10マイルレースがあったので、それに備えて体を休めようとホテルに戻りました。
さてトロカデロ、今月下旬から6月にかけて来日公演を行います!
日本公演公式サイト
興味のある方、ぜひ公演にお出かけください。バレエに興味がない方も楽しめますよ。
私のが見たDVDは本当にガリのダンサーさんだったので、「死にそう」って思ったんですが、なかなかしぶとそうなところが特に面白くて。
すごい良い席でしたねぇ、かぶりつきだぁ。
YouTuberのヤマカイさんが以前Pointe Shoesに挑戦していましたが「痛い、痛い!」って泣いてましたので、本当に本当に大変なんだと思います。
それでもどうしてもどうしても履いて踊りたいんでしょうね、そんな気合をDVD見ながら感じました。
サイン入りのシューズ、いいですねー。大事にしてくださいね。
瀕死の白鳥と言えば即、マヤ・プリセツカヤを思い浮かべます。
大昔(高校時代)、マヤ・プリセツカヤの公演に出かけ、
瀕死の白鳥を見て深く感動しました。
それ以来、プリセツカヤを超える瀕死の白鳥はないとずっと思ってきましたが、
今回は別の視点でとっても見応えがあり、大笑い、そして感動しました。
華奢な女性ダンサーと比べると男性は体格も大きいので
つま先にかかる力はものすごいと思います。
ブログには書きませんでしたが、実はバランシンの演目で
日本人ダンサーがフェッテを延々をやったのですよ。
拍手喝采でした。私も感動してウルウルしちゃいました。
映像で見る限り、往年のロパートキナもかなりかなりすごかったなとは思いますが、やはり私もプリセツカヤのDying Swanが一番だと思います。見るたびにおいおい泣ける。ついでにボレロもプリセツカヤが好きです。
レジェンド、マヤ・プリセツカヤの公演を実際に観ることが出来て
本当にラッキーだと思います。
私も彼女のボレロ、大好きです。鳥肌ものですね。