テスラをライバル視しているルーシッド(まだ赤字企業)のCEO、Peter Rawlinson、上にあるように世界二位の高額報酬を受け取っている。
約3億8000万ドル。
548億円以上かな‥。(いまのレートは約147円/$ちょっとくらい)
この人は元テスラの技術者( Chief Engineer of the Tesla Model S )、そのせい(実績)で高額報酬になっていると推測される。
テスラ以前には、ジャガー、ロータスの技術者だった(Principal Engineer at Jaguar Cars, Chief Engineer at Lotus Cars )。
なお、ルーシッドのChairmanはダウ・ケミカルの前CEO、(!)。Andrew N. Liveris(Non-Executive Independent Chairman of the Board)、オーストラリア出身である。
おじいさんがギリシャからの移民、ダーウィンでサイクロンの被害に会ってブリスベンへ引っ越し、そこで大学大学院まで行って、化学で博士を取っている。
次、報酬に関して、(なお一位はいまを輝くエヌヴィデアである。)車にかぎるけれど、
三位のGMの女性CEOもすごいけれど、テスラは。
下を見ていくと。
テスラのイーロン・マスク氏は49位で、22年度は報酬ゼロになっている。
21年度がすごいのでこうなっているのか、よくわからない。
LUCID Motors はそうそうたるメンバーが
いい車を作っているけど資本が中東サウジで
Public Investment Fund(ムハンマド・ビン・サルマーン)で
アメリカの世論が敵視している
注:実質的にモハメッドビンサルマーン氏が61.1%持っているといっても過言ではない。ただアメリカで補助金対象車から除外されていて、不利なために黒字化がむずかしくなっている。
思うに、過去この皇太子(モハメッドビンサルマーン氏)はアメリカの記者を殺害した疑惑があって、それでアメリカ国内では世論が、
「彼のやったことは許さない」という風潮になっている、そのことが補助金対象車から除外された理由なんじゃないかと憶測したのである。
ただし、今後はわからない、このファンドはアメリカの多くの会社の株もたくさん保有しているし、世界的に影響力があって、捨て置けない存在だからである(大金持ちというのはいまの社会では恐ろしいものである)。