官僚の世界では、わたしたちにとってはなじみの薄い税制などについての情報の共有があることだろう。大企業や富裕層の節税にたけた人たちは、知識に加えて財力、組織力で節税にいそしむ。いっぽう、庶民、特に非正規で働く者たちは生きていくのに精一杯で、税金などの知識は無に等しい人が多いだろう。年金や保険といってもよく分からないし、税制などはまったくの無知といってもよい。それを逆手にとって、支配者階級の人たちは税金を取って社会を構築することを続け、とてもたくさんの弱者を生みだし、より弱者ほど、もっとも過酷な税金を課し、結果まったく将来が見えないで働いているのが、非正規雇用で働く人たちの大多数であろう。
人間は問答無用で蟻さんを
踏みつけ潰して肥えるものかな
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