ニューコスモセンター

青森でコスモスというバンドで歌ったり詩書いてる人の痛々しい日々の挙動

新しい物を選べない

2010-11-03 02:42:22 | 日々の生活
 10月 新しい物を選べない

偶にゲオなりツタヤなりで、音楽借りようと思う時って
ああ、ジャクソン5のABC入ってるアルバム聴きたいとか
そういえばキョウシロウのレザーシャープCD持ってないとか
うあ、レニーまだアルバム出してるんだ、どうせ外れだろうけど聴いてみてえとか
ベックのこれまだ聴いてねえとかボストンの2枚目とかTボーんウォーカーとか
トムウエイツの聴いてないのとか、オーティスとかU2の中途半端な新しいのとか
ブーツィー・コリンズ周りのあのタバコの銘柄と同じバンドとか
ストーンズの最近のってどうなのとか、なんか過去の拾い切れていない
ネタの確認作業に追われ、結局、いつまでも新しいの聴けない。
んだからいつまでも音楽に対しての造形が浅い。まあテキトウでいいや。
多分レッチリとかオアシスとか私にとっては新しいまだ未知の音楽なのだ。
聴いたことあるけど。
スライムです。

子供らと遠出のドライブの時、自分のお気に入り楽曲持っていくのだが
その音楽車内で流れても、完全に子供ら騒ぎ捲りで聴けないシステム。
スライムです。

10月24日のイベントに来場していただいたお客さま、スタッフさま、
出演者さま皆様ありがとうございました。
時間もお金も無いまま、
佐々木英名氏と詩の朗読イベントをやりたいんだという思いだけで、
車輪を回していたイベント
「皮膜とポエジー」なんとか、無事終えることができました。

このイベントは出来たら2ヶ月か3ヶ月に一回の頻度でやれたらと思っています。

今回は、少し芝居染みていた公演でいしたが、次は例えば詩のワークショップ的な何かや
例えばアイドルの歌詞の考察、カッコいい歌詞の解説などをお酒飲みながら話す会とか
イベント事態の、テーマごと刷新しながら、手を変え品を変え、やって行けたらと思っています。
面白ければ何でもあり。系のやつでいいのではとね。

あまり、滅茶苦茶すごいイベントであった。究極に尖がっていて、ショッキングだった。って
感じを常に放出する感じでなく、もう少しゆるくぬるく、やりながら、たまに包丁で刺すような
風合いの対峙のしかたでやってきます。

次は12月~1月の間に、ちょっと考えているネタがあるのでそれいけたら。


 10月14日木曜 へこみ

ワード初段の検定試験、ビジネス書類Ⅱが全然だめ。
へこんで帰宅後、不機嫌でかみさんにあたって格好つける。
黙って1級受ければよかった。


 10月15日金 畏れ

今、原付で色々移動しているのであるが、朝滅茶苦茶寒い。

2車線道路をバイクで駆っていたら、アスファルト道路前面に、何かが落ちていた。
まるでひっくり返った大きな海亀のように見えた。
アクセルを握りこんで近づき、その物体の正体を確認できた瞬間びびった。

それは、そのまっま、ひっくり返って死んでいる大きな亀だった。
血が染み出していて、冷えた空気に圧殺されたようだった。
道路を横断して轢かれたのだろうが、それにしても亀の死に出会う早朝なんて、
何かしら強い意味合いがあるのかと勘ぐったがそんな事は一切無く。

恐る恐る。


 10月17日 日曜 すくすく

ひたすら家でデータ打ち込みのバイト。

途中娘、二人目が考えた障害物ゲームで遊ぶ。
ゴミ袋を脚から被って子供部屋から居間まで飛び跳ね
茶碗内の小豆を箸で20粒皿に移す。
ビンゴカードに高速で穴を開ける。

夕方子供とかみさんとで、うどん食べに行く。
その後、ヤマダ電気屋で、洗濯機とテレビを見る。見るだけ。
もうテレビがいい加減欲しい。でかく美しい画面でブルー例ディスクで
竹内あいとか見てえ。

納期期限が、どんどん短縮されてしまい、間に合わないのではないかと
思わせられるんでも打っていくしか無い。0.4ばかり打ち込むので
この世界の大半は0.4だと気づく。酒飲みながら打ち込んだ10分後に。

夕方、林氏と、イベントの看板作り。
私の中では、昭和の場末のストリップ小屋前で
陽気なサンドイッチマンが持っている。立て看板。

非常にダサくなったような
気がするが、気にせずいく。


 10月19日 火曜 スタジオ

コスモス練習スタジオ。

英明さんとエゴイストさん招いて、練習。

エレニの旅と永遠と一日のサントラの曲。
音楽の雰囲気すごくよくて、本番も英明さんをうまく生かせたらなあと思考。

エゴイストさんとも、合わせてみるがなんとかいい感じになったのではないか。
コスモス側の演奏のメリハリをしっかり付けられたら、はまる感じに。


 10月20日 水曜 HAJIKARE!

仕事で2週間、研修期間と言われていたおばさんが辞めることになった。
今私とそのおばさんとで、午前中、某ビルへ出向き、それぞれの階、弁当売って回るのだが
その売り上げが、いまいち人件費に足りていないということらしい。

パートおばさん最後のビル配達へ向かう車内で、なにか元気づける
良い言葉をかけようとするが
これと言って、取りとめもなく。
その無音がだんだん腹立ってきて
底辺のピラミッドの更にピラミッドで弾かれる弱者の雰囲気と
次に私がやろうとしているバンドの方向とがまた重なる思いにかられて
肺が閉まり息づく。

こんな場所は底辺じゃナインだろ。慰めあってなんになる。
俺たちには同情される順番さえ回ってこないのだ。
これくらいハエを手で払う程度、ひるむかよ。


 10月23日 土曜 重力は無いって学説ウキウキ

明日本番、会場のまんぶるずに行き、照明を貸していただく
I氏と英明さんとで事前の準備を行う。すごくしっかりした照明設備で
なんだか、ウキウキしてきていると思い込むことにした。

まだやることが多すぎて、鈍重な肉体。
精神性をうまくリフレッシュできない。

ウキウキと不安で落ち込んで、焦るけど
日常デフォルトを気づき。

テキトウに飛び跳ねて、家に帰る。


10月24日 日曜 本番、ポエジーとは毛穴から外部へと滲み出すエンジンオイル


本番、昼に会場へとたどり着くはずが、色々忘れていたりで一時間遅刻。

まんぶるず外には、コスモスのギター中畑氏と英明さんがツーショット。
並んで立ち尽くしている姿が素晴らしくカッコよかった。
と人事のように思う。

椅子を動かし、配置を変えてライブをやるための会場にする。
英明さんが。

英明さんが、そういった全部を一緒に手伝ってくれるので、大変恐縮してしまう。
リビングレジェンドは座ってコーヒーでも飲んでいてくださいと、促すのだが
私より機敏に動き働くので、申し訳ない気持ちに駆られ、負けるかと
変なベクトルの対抗意識で動き回った。

総評。全体的には、まあ大分うまくいったのではないだろうか。
出演者みなさんのパフォーマンスも素晴らしく、ポエトリーリーディングの
可能性や定義付けに、新しい価値観や見識を投げかける意味合いのイベントの初公演としては
なかなか纏まっていて、それなりに立派に送り出せたのではないかと思う。

ただ個人的には纏まっていては、だめで、今回のやり方の(詩人同士の朗読がひとつのテーマで
繋がっていて、ひとくくりの物語のような朗読)方向性なら、もっと基地外染みていても
良かったかなとも思った。それを私が私の朗読の時にやればよかったのであるが、
個人的には、詩の朗読というものとガッツり対峙して、言葉とその音節が放出していく意味の副流煙
のみで、鑑賞者の感情に訴えかえられないかという試みがあったんでいつもの
コスモス演奏して私が何かしゃべる時の、感じとは違っているのであった。が
私の未熟さで、きっとお客さんにいまいちうまく伝わっていない気がしたので、
その辺課題。

詩ってやっぱり詩人の物じゃなくて、人間のものだ。
今度は、ヤクザや暴走族、ライブチャットの女、ジェミニYとSの映像の台詞
タッキーアンド翼の歌詞、車雑誌の読者投稿欄、精神病患者の言葉。

そんな切り取り方の方が実は正攻法のような気がする。

どこにでもポエジーは溢れているのだ。
もともとの性質として言葉に善悪なんて無く、それを基本定義して切り取りたがるのは
ソーシャルネットワーク教の良識から始まる人々ばかりで
ポエジーとは、作り出すものではなく、人がいる以前からの理、
宇宙の仕組みを切り取る能力なんじゃないかと思う。

んでそれって別に芸術云々や、緊張感や、
言葉の選択の凄味のような、そういうのは全く入らなくて
まああってもいいんだけど、テキトウで良いって事なんじゃないかと。
でもなんかアレは入る気がする。
駄目人間の言い訳ショー感!
三島由紀夫とか芸術文学感にファック感。


10月27日 水曜 疲労疲労

7時30分仕事、弁当の配達販売。12時帰宅。
1時、打ち込みバイト先へ、データ打ち込み完了USBメモリ納品。
2時、訓練周りの事。
18時半 ある方の起業する商品のモニター的な。
20時 コスモス工藤氏へ、まんぶるずに彼が忘れた服を返しに行く。
この服とこの服とこの服と3着ありますかとメール来るが、向かっている途中に
確認して返信するのが面倒くさくそのまま向かう。
少し今回のイベントの話をする。

21時帰宅、寝不足と疲労で機嫌悪くて、なんか子供に怒ってしまったりして
後味悪いまま睡魔強いそのまま寝うる。


10月28日 木曜 疲労

なんだかすぐに寝る。疲労取れない。
娘に何度も起こされ、耳の中に何か入れられそうになって飛び起きて
怒りタバコ吸った。
だめ。
年とると疲労がたまる。

10月29日 金曜 切り

妹が、DSのゲーム、クッキングママを購入したんだけど、前に2やったから
なんか今一というような話をしていた。
散々仕事で、さまざまな野菜やらを切ったりし、
ひたすら食材の仕込み作業嫌ってほどやってんだから
わざわざ、家に帰ってゲームでまで、料理作業して何が楽しいの?と揶揄したら
フッと小さく笑う妹。

10月30日 みすど

かみさんと大喧嘩。車内帰宅中に喧嘩してしまい
そのまま、お互いを攻めながら玄関越え長女のいる室内に入り
怒号と揶揄。

夜、長女と成田本店へ行き、彼女の好きな本を買い
その後二人でラーメン食べる。家に帰りぎわ、ドーナツ屋で
いつくかの輪っかの砂糖漬けを購入し、かみさん機嫌直してくれたらと願い
アクセルを踏む夜。

長女と二人でどっかいくことなんて
長女嫌がってほとんど無いのだけれど
もしかしたら気を遣ってくれたのかも

いつもと違う日常の選択をやさしさで選んだかも知れないと思いこんで
申し訳ない気がした。

んだから新しそうなレディーガガとか早く聴いて
物真似して笑われないとと薄く思った。