ニューコスモセンター

青森でコスモスというバンドで歌ったり詩書いてる人の痛々しい日々の挙動

告知のみ

2014-03-26 01:34:12 | イベント告知
日々悶々と過ごしているのはいい。
日々の連続はきっと一瞬のきらめきへ向かう核心さえあれば
どんな困難もなんでもない。もしかしてそれはすぐ近くにあるのかもしれないし。

ツイッターとかみてるとみんななんであんなに、アグレッシブに頑張ってれらるのかと思う。
僕は何も前向きにしゃべることなんて無い。
ひとつあるけどいわない。

最近短歌にはまっている。
読む方書かない。
岡しのぶの「もしきみと結ばれていなかったら」や
加藤千恵の「ハッピーアイスクリーム」
佐藤真由美「足を切る」
柳澤真美「君と小指でフォークダンスを」
とか女の方の分かりやすい系短歌すげえ響く。
柳澤真美氏とは遠い昔に面識ある。
ある出版社のワークショップでお会いした事がある。

全部凄く切なくてウットリと心を奪われるんだけど
西尾綾氏の「冬の日に芽吹く鉢植えかき抱き南へ向かう出発の夢」
が個人的に一番はまった。

イベント告知まだ先だし、詳細も未定なのですが
とりあえず記録。


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「北枕ツアーファイナル」

6月27日(金)五所川原 28日(土)青森市  (日)29日弘前マグネット

出演 三上寛 佐々木英明 A・ビナード ふきた コスモス 他

出演日程未定 



「第6回コスモス朗読実験室 潮騒とポエジー(仮)」

8月16日(土) 開場 午後7時 開演 午後7時半
場所 青森市がっぽ公園ステージ前広場
前売り当日料金 未定



デスバレー

2014-03-24 00:59:01 | インポート
3月17日 おはぎがありえないほどならぶ

工場のライン去年と比べて楽な配属先だった。
孤独と回航。実は思ったよりも楽しい。
落とし込まれて連続もち米と餡子を入れる。

もち米を投入する機械、並列のスクリューに押し込まれ
穴へと向かうもち米。容器内の餅が無くなっていくと
幼女のパイパンみたいな形になる。それに
「BKL」ビキニラインと名前をつけて、確認作業のたびに
これはまBKLに達していない。これは完全にBKL・。
これは今日一番のBKLとどうでもよい妄想で時間を埋める作業。

どこか遠い場所で、砂浜のボロイ平屋で、ビールとニコチンと詩だけ書く日々を
無表情で考え、そこに誰かエロい女がいれば後は何も要らないのじゃないかとか
もう天秤が片側に落ちている夢想で恐怖やイラツキを満たす。
バランスは取れていない。でも気にも留めず、ただ日々を
優しく生きる術を、盲目に模索する白目マスク白衣、工場の終わらない世界。
でも楽しい。

夜が明けて、車に乗り込む。
誰も知り合いがいない真夜中。
アクセルを余計に踏み込んだ分だけ、タイヤが横ずれし息を少し吸う。

マリワナよりも不快で無害の空気。
でも夜景が点滅して薄く笑う。

勝手に殺しあってろクソ世界。
自己責任最高!

3月18、19、20,21 おなじ

17日と同じ、どくんごさんから8月のがっぽ公園芝居のプレイベントの云々。
4月20日までに骨子完成させる。今の所「第6回朗読実験室 潮騒とポエジー」の予定。

3月22日 無理目の障害物競走

まんぶるずへ、北枕の打ち合わせでふきた氏とミーティング。
やる事多すぎでもう山あり谷ありがデフォルトすぎて大変。
でももう北枕ファイナルなんで、無茶して最悪のイベントにする。
狭くマニアックな。つまらないセックスじゃなくて面白いオナニーな。

世界と言って相対化すると、何でも言い訳が立ってしまうから
猿の惑星の岩場でうろつく僕とあの音楽にいる日常と思案。

あのデスバレー照り返す光は本当の世界の光源だったのだと躁鬱点滅

待つだけ

2014-03-18 15:35:45 | 日々の生活
3月9日 オカナグネ

県立図書館開催の新収蔵資料展「高木恭造の世界」
まるめろの詩人位しか知らなかったので、興味深く。

人間の皮膚感や現存する立ち位置の足場を、詩の言葉(方言)
自体と接続し、世界(作者の外側)へ表明するような手法が完成されていて
鋭角にその心象風景が立ち上がる。

満州で病死する妻が遠い故郷を思う言葉を詩に託した詩
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  ――ふぢア死ぬ時(ドギ)の夢―― 「まるめろ」から

枯草の中の細い路(ケド)コ行たキア、泥濘(ガチャメギ)サまるめろア落(オヅ)でだオン。
死ンだ従兄(イドゴ)アそこで握飯(ニギリママ)バ食てだオン。
まるめろバ拾(フラ)ウどもても如何(ナンボ)しても拾(フラ)えネンだもの……

ああ故郷(クニ)モいま雪(ユギ)ア降てるべなあ。


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それと、子ども寝かしつける為に吹雪を白い狼に例えた詩と
貧乏な結婚式あげる詩「結婚(シュウゲン)の晩(バゲ)」など
方言詩でしか獲得し得ないポエジーの形。
「泣ぐな泣ぐなおかねぐね」の箇所で泣ける。
超土着なのに、陰湿な気だるさは無いのは、詩の形式よりも
むしろ作者自身の目線や言葉の選択から垣間見れる人間性に
希望が見えるからなのかも知れない。

他の詩や、解説は
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1363404050826_02/news/20130320-OYT8T00475.htm?from=popin
に非常にわかりやすく。

それと後期の実際のポエトリーリーディングソノシートなんかで
今でもそのカッコいい朗読聴けます。
http://www.youtube.com/watch?v=5fIchDApizc

三上寛!ギター入り版「陽コあだネ村」

3月10日 エマ

父親と中古車の手続きのなんやかんやで、十和田。
非常に怪しい中古車屋、店主の奥さんの背が小さすぎて
彫りの深い表情と、何枚も着込んだ何らかの布切れで
ジプシーの方みたいと。
ドラム缶に火を灯せば、暗闇の奥からチープな鼓笛隊が
無表情で出現し始まるイベント妄想。

絵馬。人々の願いと信仰と強さ。

3月11日 待つだけ

店で、実際の調理テスト。餃子。
久方の業務用コンロとビックフライパン。
全然うまく焼けねー!
家なら、上手に焼けるのに、火力とナベの問題か。
まあその内思い出す。

坦々麺。看板に使う写真用のなので
スープ作らず、見た目だけ用。
なのはいんだけど、こんど写真がヘタ僕。

電気屋あと少しで照明終わるんだけど来ない。
夜に電気つけられたら、コスモスの練習も捗るかも
でも来ない待つだけ。

3月12日 長くてへこむ

色んなことがうまくいかず、もうそれは怒りでは無く
ただ徒労感、ずっと寂しい。
早くまぶしい光に会いたい。

長すぎる。
開店しなきゃ

3月13日 罠1

凹んだり、凹んだり、バイオリズム下の方で凪、
波立たなかったり、ちょっとホッとしたり、
自己憐憫って言葉を出現させてバランス取るも
機能しなかったり、音楽活動予定が暇になったのも
駄目なのかもあれがバランサーの役目果たしてたのかも
現実逃避か。現実逃避して真実へとかか。

世界は僕を完全に必要としていないけれど、
近くの誰かの笑顔を。

とかループして思い立った行動が
ロト6を購入してみるという、努力じゃなくて神頼みの罠。

3月15日 遠い愛の世界

なんか曲が出来たんだけど、遠い愛の世界の歌。

大体僕がラブソング的なの作るときは、愛する人を
想定して詩を書かない。たどり着けなくなってしまった理想の世界。
や夢や希望みたいなのを愛する人に例えて書く。

ミッドナイトランに似てる。
深夜徘徊2部作という括りにして、なんとか。

深夜に、誰もいない部屋へ行き、小さな声でデモ録音。
酔っ払ってたけど、というか酔ってたからか
無理やりユーチューブにアップ。
本当にデッサンだけみたいな状態、これから細部や構成や。

ベースに聴かせたら、コード進行ごまかさないでよと。
ある意味ごまかしてないから、曲作ったんだよ。

この曲もいつかライブで演奏し、誰かの笑顔や
何かと手を繋ぐ契機に一ミリでもなればいいな。
僕だけのひどい世界。ポジティブに楽しく生きている人には
必要の無い歌。もっとも非効率な遅延SNS。
繋がり率ワースト1

裏目かじたばたの日々。
遠い遠い愛の世界。

3月16日 罠2

知らない番号からの着信
去年短期バイト、深夜のパン工場からの
底辺ヘッドハンティング。
「いつからですか」「今日からです」「やります」
白衣、芳しき焼かれた小麦、誰でも出来る単純作業、
重い何かをAからBへ、暗がりに連なる蛍光灯、
社会の小さい歯車最高。
ダラダラと何か暗いことばっかり考えてる時間あるなら
金に換える。
しかし工場内の長時間単純作業は、ダラダラと暗いこと
考え続けるのに格好の場所であった罠。

妄想ばかりで、上がったり下がったり。

妄想カードコレクションが少しずつ
増えていくように、過去や未来の様々な情景を
想起し消化し凹み、上がる。
幸せのはず。

愛する何かを夢想する自虐プレイ




盲人書簡(新曲の仮詩)

2014-03-15 23:17:07 | 
盲人書簡


君の中で泳ぐ夢を見た気がするよ
今日も終わり 明日も終わり 明後日も終わる
思いだけが 暗闇で君を象って
夢を見ているだけの気がするよ

真夜中の町で良いなら
手を繋いで君を連れて行くよ
光なんていらないなら
手を繋いで 瞳を閉じて

水がめに滴る僕らの月を見た気がするよ
太陽が消えて 地平が消えて 日々も消える
感触だけが 暗闇で君を象って
夢を見ているだけの気がするよ

真夜中の町でいいなら
手を繋いで君を連れて行くよ
光なんていらないなら
手を繋いで 瞳を閉じて

終わりの日が来るまで
話をしよう
終わりの日が来るまで
世界から逃げよう

真夜中の町でいいなら
手を繋いで君を連れて行くよ
光なんていらないなら
手を繋いで 瞳を閉じて



イマジン作業

2014-03-08 00:58:22 | 日々の生活
3月6日

10時起床。遅刻とか良くわからないけれど
お店の作業に、ペンキ塗りと食器整理とダンボールつぶしたり
ひたすら地味に作業を。無表情に。時に考え事をして。

今月中に開けられたら良いな。とか
全然全く違う完全に全部捨てて、大金を非合法に手に入れ
バックパック背負って、とりあえずバンコクまで行き、
屋台でバーミーナーム、深夜はゴーゴーバーなんか触って
無思想に身体を欲望に預けさ迷うアルコールと安いタバコの世界
にまみれたい思いとか底辺のイマジン作業。

ビーチで誰かとどうでもいい話をしたり、エロい身体を
テキトウに触ったりする。砂の城を作ろうとし、途中で諦める。
零れるペンキが床に付着し我に返り、急いで布を探してふき取る。
アルミサッシの外側は、灰色の雪面が世界を撹拌して建物を強く冷やす。

記憶とポエジーで間に合わなかった自分の詩集の推敲。
足したり引いたり。少しずつすすめる。
ページがドンドン増えていくんだけど、とりあえず
余り気にしない方向で。

テレビの画面が変わるたびに、次女が
「これエンピツ」「これは挟み込み」「これも挟み込み」
「これはエンピツと挟み込み」と謎の情報開示。

新曲作成するが、なんも浮かばない。
ダメなときはだめ。

夜中に灯油タンクが空になり、もう慣れた。
末っ子からお金を1000円借りて、灯油を購入し
だるまストーブを灯す。

明日も雪が降り積もる天気予報。
ウンザリ。それも青森の宿命。
それをデフォ装備で底辺のイマジンは
砂の城を積み上げる。