3月9日 オカナグネ
県立図書館開催の新収蔵資料展「高木恭造の世界」
まるめろの詩人位しか知らなかったので、興味深く。
人間の皮膚感や現存する立ち位置の足場を、詩の言葉(方言)
自体と接続し、世界(作者の外側)へ表明するような手法が完成されていて
鋭角にその心象風景が立ち上がる。
満州で病死する妻が遠い故郷を思う言葉を詩に託した詩
-----------------------------------------
――ふぢア死ぬ時(ドギ)の夢―― 「まるめろ」から
枯草の中の細い路(ケド)コ行たキア、泥濘(ガチャメギ)サまるめろア落(オヅ)でだオン。
死ンだ従兄(イドゴ)アそこで握飯(ニギリママ)バ食てだオン。
まるめろバ拾(フラ)ウどもても如何(ナンボ)しても拾(フラ)えネンだもの……
ああ故郷(クニ)モいま雪(ユギ)ア降てるべなあ。
---------------------------------------
それと、子ども寝かしつける為に吹雪を白い狼に例えた詩と
貧乏な結婚式あげる詩「結婚(シュウゲン)の晩(バゲ)」など
方言詩でしか獲得し得ないポエジーの形。
「泣ぐな泣ぐなおかねぐね」の箇所で泣ける。
超土着なのに、陰湿な気だるさは無いのは、詩の形式よりも
むしろ作者自身の目線や言葉の選択から垣間見れる人間性に
希望が見えるからなのかも知れない。
他の詩や、解説は
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1363404050826_02/news/20130320-OYT8T00475.htm?from=popin
に非常にわかりやすく。
それと後期の実際のポエトリーリーディングソノシートなんかで
今でもそのカッコいい朗読聴けます。
http://www.youtube.com/watch?v=5fIchDApizc
三上寛!ギター入り版「陽コあだネ村」
3月10日 エマ
父親と中古車の手続きのなんやかんやで、十和田。
非常に怪しい中古車屋、店主の奥さんの背が小さすぎて
彫りの深い表情と、何枚も着込んだ何らかの布切れで
ジプシーの方みたいと。
ドラム缶に火を灯せば、暗闇の奥からチープな鼓笛隊が
無表情で出現し始まるイベント妄想。
絵馬。人々の願いと信仰と強さ。
3月11日 待つだけ
店で、実際の調理テスト。餃子。
久方の業務用コンロとビックフライパン。
全然うまく焼けねー!
家なら、上手に焼けるのに、火力とナベの問題か。
まあその内思い出す。
坦々麺。看板に使う写真用のなので
スープ作らず、見た目だけ用。
なのはいんだけど、こんど写真がヘタ僕。
電気屋あと少しで照明終わるんだけど来ない。
夜に電気つけられたら、コスモスの練習も捗るかも
でも来ない待つだけ。
3月12日 長くてへこむ
色んなことがうまくいかず、もうそれは怒りでは無く
ただ徒労感、ずっと寂しい。
早くまぶしい光に会いたい。
長すぎる。
開店しなきゃ
3月13日 罠1
凹んだり、凹んだり、バイオリズム下の方で凪、
波立たなかったり、ちょっとホッとしたり、
自己憐憫って言葉を出現させてバランス取るも
機能しなかったり、音楽活動予定が暇になったのも
駄目なのかもあれがバランサーの役目果たしてたのかも
現実逃避か。現実逃避して真実へとかか。
世界は僕を完全に必要としていないけれど、
近くの誰かの笑顔を。
とかループして思い立った行動が
ロト6を購入してみるという、努力じゃなくて神頼みの罠。
3月15日 遠い愛の世界
なんか曲が出来たんだけど、遠い愛の世界の歌。
大体僕がラブソング的なの作るときは、愛する人を
想定して詩を書かない。たどり着けなくなってしまった理想の世界。
や夢や希望みたいなのを愛する人に例えて書く。
ミッドナイトランに似てる。
深夜徘徊2部作という括りにして、なんとか。
深夜に、誰もいない部屋へ行き、小さな声でデモ録音。
酔っ払ってたけど、というか酔ってたからか
無理やりユーチューブにアップ。
本当にデッサンだけみたいな状態、これから細部や構成や。
ベースに聴かせたら、コード進行ごまかさないでよと。
ある意味ごまかしてないから、曲作ったんだよ。
この曲もいつかライブで演奏し、誰かの笑顔や
何かと手を繋ぐ契機に一ミリでもなればいいな。
僕だけのひどい世界。ポジティブに楽しく生きている人には
必要の無い歌。もっとも非効率な遅延SNS。
繋がり率ワースト1
裏目かじたばたの日々。
遠い遠い愛の世界。
3月16日 罠2
知らない番号からの着信
去年短期バイト、深夜のパン工場からの
底辺ヘッドハンティング。
「いつからですか」「今日からです」「やります」
白衣、芳しき焼かれた小麦、誰でも出来る単純作業、
重い何かをAからBへ、暗がりに連なる蛍光灯、
社会の小さい歯車最高。
ダラダラと何か暗いことばっかり考えてる時間あるなら
金に換える。
しかし工場内の長時間単純作業は、ダラダラと暗いこと
考え続けるのに格好の場所であった罠。
妄想ばかりで、上がったり下がったり。
妄想カードコレクションが少しずつ
増えていくように、過去や未来の様々な情景を
想起し消化し凹み、上がる。
幸せのはず。
愛する何かを夢想する自虐プレイ
県立図書館開催の新収蔵資料展「高木恭造の世界」
まるめろの詩人位しか知らなかったので、興味深く。
人間の皮膚感や現存する立ち位置の足場を、詩の言葉(方言)
自体と接続し、世界(作者の外側)へ表明するような手法が完成されていて
鋭角にその心象風景が立ち上がる。
満州で病死する妻が遠い故郷を思う言葉を詩に託した詩
-----------------------------------------
――ふぢア死ぬ時(ドギ)の夢―― 「まるめろ」から
枯草の中の細い路(ケド)コ行たキア、泥濘(ガチャメギ)サまるめろア落(オヅ)でだオン。
死ンだ従兄(イドゴ)アそこで握飯(ニギリママ)バ食てだオン。
まるめろバ拾(フラ)ウどもても如何(ナンボ)しても拾(フラ)えネンだもの……
ああ故郷(クニ)モいま雪(ユギ)ア降てるべなあ。
---------------------------------------
それと、子ども寝かしつける為に吹雪を白い狼に例えた詩と
貧乏な結婚式あげる詩「結婚(シュウゲン)の晩(バゲ)」など
方言詩でしか獲得し得ないポエジーの形。
「泣ぐな泣ぐなおかねぐね」の箇所で泣ける。
超土着なのに、陰湿な気だるさは無いのは、詩の形式よりも
むしろ作者自身の目線や言葉の選択から垣間見れる人間性に
希望が見えるからなのかも知れない。
他の詩や、解説は
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1363404050826_02/news/20130320-OYT8T00475.htm?from=popin
に非常にわかりやすく。
それと後期の実際のポエトリーリーディングソノシートなんかで
今でもそのカッコいい朗読聴けます。
http://www.youtube.com/watch?v=5fIchDApizc
三上寛!ギター入り版「陽コあだネ村」
3月10日 エマ
父親と中古車の手続きのなんやかんやで、十和田。
非常に怪しい中古車屋、店主の奥さんの背が小さすぎて
彫りの深い表情と、何枚も着込んだ何らかの布切れで
ジプシーの方みたいと。
ドラム缶に火を灯せば、暗闇の奥からチープな鼓笛隊が
無表情で出現し始まるイベント妄想。
絵馬。人々の願いと信仰と強さ。
3月11日 待つだけ
店で、実際の調理テスト。餃子。
久方の業務用コンロとビックフライパン。
全然うまく焼けねー!
家なら、上手に焼けるのに、火力とナベの問題か。
まあその内思い出す。
坦々麺。看板に使う写真用のなので
スープ作らず、見た目だけ用。
なのはいんだけど、こんど写真がヘタ僕。
電気屋あと少しで照明終わるんだけど来ない。
夜に電気つけられたら、コスモスの練習も捗るかも
でも来ない待つだけ。
3月12日 長くてへこむ
色んなことがうまくいかず、もうそれは怒りでは無く
ただ徒労感、ずっと寂しい。
早くまぶしい光に会いたい。
長すぎる。
開店しなきゃ
3月13日 罠1
凹んだり、凹んだり、バイオリズム下の方で凪、
波立たなかったり、ちょっとホッとしたり、
自己憐憫って言葉を出現させてバランス取るも
機能しなかったり、音楽活動予定が暇になったのも
駄目なのかもあれがバランサーの役目果たしてたのかも
現実逃避か。現実逃避して真実へとかか。
世界は僕を完全に必要としていないけれど、
近くの誰かの笑顔を。
とかループして思い立った行動が
ロト6を購入してみるという、努力じゃなくて神頼みの罠。
3月15日 遠い愛の世界
なんか曲が出来たんだけど、遠い愛の世界の歌。
大体僕がラブソング的なの作るときは、愛する人を
想定して詩を書かない。たどり着けなくなってしまった理想の世界。
や夢や希望みたいなのを愛する人に例えて書く。
ミッドナイトランに似てる。
深夜徘徊2部作という括りにして、なんとか。
深夜に、誰もいない部屋へ行き、小さな声でデモ録音。
酔っ払ってたけど、というか酔ってたからか
無理やりユーチューブにアップ。
本当にデッサンだけみたいな状態、これから細部や構成や。
ベースに聴かせたら、コード進行ごまかさないでよと。
ある意味ごまかしてないから、曲作ったんだよ。
この曲もいつかライブで演奏し、誰かの笑顔や
何かと手を繋ぐ契機に一ミリでもなればいいな。
僕だけのひどい世界。ポジティブに楽しく生きている人には
必要の無い歌。もっとも非効率な遅延SNS。
繋がり率ワースト1
裏目かじたばたの日々。
遠い遠い愛の世界。
3月16日 罠2
知らない番号からの着信
去年短期バイト、深夜のパン工場からの
底辺ヘッドハンティング。
「いつからですか」「今日からです」「やります」
白衣、芳しき焼かれた小麦、誰でも出来る単純作業、
重い何かをAからBへ、暗がりに連なる蛍光灯、
社会の小さい歯車最高。
ダラダラと何か暗いことばっかり考えてる時間あるなら
金に換える。
しかし工場内の長時間単純作業は、ダラダラと暗いこと
考え続けるのに格好の場所であった罠。
妄想ばかりで、上がったり下がったり。
妄想カードコレクションが少しずつ
増えていくように、過去や未来の様々な情景を
想起し消化し凹み、上がる。
幸せのはず。
愛する何かを夢想する自虐プレイ
すいません、精進します。この曲は中畑氏と2人で演奏し、遅遅として進む自分の詩集に朗読CDにおまけとして入れようかなとも考えていました。
なんか偶に普通にいい曲を作りたくなる病が発症してしまうのです。