グランハート

日常で精神世界を探究しています。精神世界とは誰もが持っている心の世界です。日々の気づきや学びについて書いております。  

グランハート(12~14)『エネルギーとは』

2022-08-05 09:34:08 | エッセイ

12.エネルギーとは ①

「エネルギーを感じる」とか「エネルギーが強い」という表現がよくあります。私もなんとなくフワッと使っています。
エネルギーって、生命力とか気とか、そういう感じでしょうか。

セミナーに行き始めた頃、先輩が私の手のひらに手をかざして「何か感じる?」とよく言ってくれたのですが、長いこと全くわかりませんでした。
周りではすぐに感じる方もいらっしゃるのですが、本当にさっぱりわかりませんでした。なんだか申し訳なくて、焦るんですけどね。
先輩も何とか感じさせてくれようとされるんですが、しばらくは全然ダメでした。
それでもほんの少しずつ、手がジンジンするようになってきて「これがそうなのかな?」という風に手探りでコツをつかんでいきました。

言葉で説明を聞くのと、感覚をつかむのでは全く違います。
いくら頭でわかったつもりでも、感覚をつかめていないとセミナーの先生や先輩方のお話がチンプンカンプンなのです。
感覚をつかみ始めるまでが辛抱のしどころです。
自転車みたいなものだと思います。操作はシンプルなので、習わなくても
すぐ乗れる人もいるし、練習してもなかなか乗れない人もいますよね。
でも自転車って、たいてい誰でも乗れるんです。そして乗れるようになれば、久しぶりでも乗れてしまいます。
エネルギーを感じるというのは、そういう誰でも身につく感覚的なものなんだろうと思います。

そしてこのエネルギーについて理解するのに、とても印象深い出来事がありました。

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13.エネルギーとは ②

ある時先輩が、金運の高まる金の三本足の蛙の置物を見せてくれました。
この先輩はエネルギーをとてもよく感じて、ヒーリングなどもされる方でした。通販の写真の中で、これがとてもすごかったので買ったというのです。
見ると、小さいけれどすごく迫力がありました。
「ものすごいエネルギーがあるんやで。手かざしてみて。」と言われました。エネルギーを感じるのはまだ苦手だったので、どうせ感じないだろうと思ってテキトーにかざしてみると、ものすごい熱を感じました。
「えぇっ・・!?」はっきりと感じたのはこれが初めてだったと思います。
本当にびっくりしました。
先生や先輩方のお話を疑っていたわけではありません。
ただ自分にはわからないので、ピンとこなかったのです。
なかなかつかめず、ちょっとふてくされたりして・・
でも、わかり始めるとわかるようになるんですよね。
ホント、自転車と同じです。

その数日後、雨の日でした。買い物に行っていると、ちょっと離れた所に
大きな蛙が見えました。
私はトレーニングの中ではイメージの方が入りやすく、イメージを見ることはよくありました。(それでハマって大変なこともありましたが・・・)眉毛やあごひげがあり、背骨の上にも毛の生えた仙人のような蛙さんです。
「わー!」と思いながら家に帰ると、テーブルの下にも現れました。

そこで、私はふと「作ってみよう」と思い立ったのです。

 

14.エネルギーとは ③

仙人のような蛙さんだったので、私は『ガマ仙人』と呼んでいました。
ふと作れそうな気がしたんです。
100均で紙粘土を買ってきて、新聞紙を丸めて芯にして。
図工以来の粘土工作に夢中になりました。
いろんな毛は新しいボディーブラシの毛を抜いて植毛してみたり、
目玉は人形用の部品を埋めてみたり。
作っている間はずっと雅楽の音が聞こえていました。出来てみると「ガマ仙人!そうそうこんなだった~」とすごく嬉しくなりました。

ところが・・乾くと片方の後ろ足が取れるのです。
初めは私が下手くそなんだなあと、粘土を水で溶かして糊の様にして付け直しました。でも取れる。また取れる。
何度付け直しても同じ足が取れるのです。
何回目だったでしょうか。私はハッとしました。
「先輩の家の蛙の置物も三本足だった!ガマ仙人を見たのはその後だ!」でも、四本作った足を一本捨てることがどうしてもできず、はずれた一本も添えたまま、小さなお盆に乗せて飾っていました。

不思議なことに、一切ホコリがつかないのです。
幼い紙粘土工作なのにカビが生えることもなく、独特の存在感を出していました。
たまにお見せすると「なんか喋りだしそう」と言われたりしました。

転勤で引っ越す時に、お手伝いの方が場間さんの入った箱を「これは捨てますか?」と聞かれたので、なぜかとっさにうなずいてしまいました。すると箱ごとドサッとごみ袋に落としてしまいました。
私は「わーっ」っと慌てて箱を拾い上げて中を見ると、何食わぬ顔でガマさんがいました。今の衝撃で壊れなかったとは!
ホッとして次の家に連れて行きました。

次の家では出せずじまいで、三年後にまた転勤で引っ越すことになりました。荷造りの時にガマさんの箱を見つけて久しぶりに中を見ると・・・
まるで子供の頃に作った工作が何十年も経ったかのように、色が褪せて古びていました。カビが生えたとかではなく、風化したかのようでした。
生きているような姿はそこにはなくて、不器用な私が作った古びた粘土の蛙があるだけでした。
狐につままれたようでした。でもこれが物にエネルギーが宿るということなのかなあ、と思いました。
エネルギーが抜けて、ただの乾いた紙粘土に戻ったのでしょう。

ガマ仙人が現れて七年、いろんなことを教わりました。
少しほろ苦い思い出です。

 


グランハート(9~11)『光至の光』

2022-08-05 07:58:26 | エッセイ

9.光至の光 ①

この世界はどうなっていくのだろう

何が正しいのかもわからない

上も下も右も左もわからない暗闇に放り出されたみたい

昔の旅人が北極星を目印にしたように、私にも目印が必要で

       『光の方へ 光の方へ』
               
                ——— 『光』とは

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10.光至の光 ②

『光』という言葉は象徴的過ぎて抵抗があった。
その言葉が出てくると、とたんに大げさに聞こえるから。
でも『光源を見よ』という言葉が自分の中に浮かんだ時から、私はその光を探してきた。

数年後、ふと『こうじのひかり』という言葉が浮かんで書き留めた。
頭では『高次の光』と書こうとするのに、なぜか書き間違えてしまう。
三度目に書き間違えた時、ようやくこれでいいんだと思った。

『光至の光』  
              ——— 光に至るための光

そしてさらにその数年後、その意味が分かった。

 

11.光至の光 ③

神社で「明るい世の中になりますように」とお祈りしていると、神様が出てきてこう話された。

『世の中とは人ぞ。
 明るい気持ちの人間が増えれば、明るい世の中になり
 憂鬱な気持ちの人間が増えれば、暗い世の中となる。』

『人の心に明かりを灯せ。光至の光と言うておろうが。』

     へー・・・・はしょりすぎです。

ここにきて、ようやく意味が分かり始めた。
本当の幸せとは、幸せな人々の中で暮らすこと。
つまり、自分と周りの人々が幸せになること。
そのためには、人々の心に明かりが灯ることが必要で。

『光源を見よ』という言葉が来てから、かれこれ11年。
長かった。でも知りたかった。

・・・そしてもっと知りたくなった。