グランハート

日常で精神世界を探究しています。精神世界とは誰もが持っている心の世界です。日々の気づきや学びについて書いております。  

グランハート(45~49)『公開授業〈1〉』

2022-08-14 15:34:47 | エッセイ

45.公開授業〈1〉①

今回は、新 広大(あらた こうだい)先生をご紹介させていただきます。
新先生は農業を通じて、そこを入り口として宇宙の真理を探求されました。様々な実践をされ、色んな技術や装置の開発をしていらっしゃいます。
また、言葉を書き下ろしていらっしゃいます。「レインボーイニシエーション」というタイトルで発表されています。
(過去の言葉はこちら http://blog.livedoor.jp/tyoumugen/ )

「完全にイメージ出来たら実現する」というようなお話をお聞きになったことはありませんか?
「まずイメージ上で完成したら現実にも起こる」というのは精神世界ではよく言われるお話です。
イメージトレーニングのセミナーでもそこをよく説明されました。
「まず、家を建てたい、こんな家に住みたいと思うから家を建てるでしょ。イメージが先なんですよ」と。

初めはピンときませんでした。頭ではわかっても実感が無いという感じです。でも色んな学びや体験を通じて、やっぱり意識の有り様が現象に影響を及ぼすのだと思うようになりました。

日常生活でも、私達は身の回りに起きたことに対して、ついつい癖や反射でいつもと同じ気持ちを抱き、同じ思考パターンに陥り、その結果同じ行動をとってしまいがちです。
だからこそ悪い癖を取り除き、反射行動を左右する意識をいい状態に変えていくことが必要なのです。
いい状態になった意識で行動すると、行動が変わるので結果が変わる。因果応報の「因」、つまり原因にアクセスする訳です。結果を変えるにはこれが一番手っ取り早い。
でも、わかっているのに止められない。
んーっ!ただ、ここで変えないと延々と同じ問題がグルグル回ってしまいます。

色んな体験を積んだり聞いたりすると共に、その仕組みを理解することができれば、少しは意図的に思考を、そして行動を変えていけるのではないかと思いました。
ですから先生の書き下ろした言葉を元に、宇宙や魂、神様について教わり、先生の許可を得てこのブロクでご紹介させていただきたいと思います。
ぜひ、皆様とも共有させてください。
新先生の公開授業です!

 

46.公開授業〈1〉②

まずは新先生が書き下ろされた言葉をご紹介させていただき、その後で先生にお聞きした内容の解説へと進みます。

『創造主の心 』
深遠なる大宇宙。
その中に大きな命が宿り、
その奥にまた数限りなき命が宿る世界。
その世界を支え、生かし続ける無限の時の中で、
色とりどりのその輝く光を胸に抱き、
進みゆく古からの命。
この全ては光から始まり、そこに慈しみと慈愛の下に、
全ての命はその愛の光の中で生きているのである。
その光が与えられていることが平等である。
その光をどのように輝かせるかが自由である。
そして、その多重宇宙空間世界の中で、
光を、愛の光を満たし続けることこそが、
魂の向上、そして行く姿である。
またこの大宇宙を、全てのものを形作るものが数字であり、
その中を流れ続けていく光こそが振動であり、波動である。
このようにこの小さな地球という星であっても、
この広大なる大宇宙の一部であり、全ての星々に光を等しく、
流れ行き続けるのである。
その中でその星の進化度合いによって、
その星に生きる命の成長度合いによって、
光を受け止める総量が違うことにより、輝きの違いが表れている。
このように神の目から見た世界は創造という形で、
思いによって形作られている。
その創造し、形作りしものを創造主というのである。
この全ての宇宙も、全ての宇宙の生命体も、
全ての創造主の中にあり、それを理解するには、
始源を解き明かすことが非常に大事である。
またこの地球は大きな変化の中にあり、
一人一人が本来の姿に立ち返ることが求められているのである。


いかがでしたでしょうか?
新先生はその時々にいろんな立場から言葉を下ろされます。
今回は創造主の目線です。あまりに壮大でなかなかピンとは来ないかもしれません。
でもどの立場に立っても、そこに働く原理や仕組みは同じだそうです。
だからこそ色んな角度からそれを見るというのは、理解するのにとても役立つのだそうです。
そして理解して日常の中で知恵として生かすことができれば、きっと私達の毎日は豊かなものになっていくと思うのです!


47.公開授業〈1〉③

まず、『創造主』というのは 宇宙の始まりの『始源』から生まれた意識体のことだそうです。その意識体とは「意識の融合体」といったものだそうです。
この意識体の中で、私達から一番近くにいらっしゃるのが『天之御祖神様(あめのみおやがみさま)』だそうです。
古神道の始まりの神様で、「ホツマツタヱ」にも登場されるそうです。
古事記」では『天之御中主様(あめのみなかぬしさま)』 が始まりとされますが、 その神様も天之御祖神様を含む意識の融合体である創造主から生まれたということだそうです。つまり、天之御祖神様からということだそうです。
そして銀河、惑星、生命体、全てが創造主の作られた世界ということになります。

初めの所に『この全てが光から始まり』とありますが、その光とは「創造主」、つまり私達の世界では「神仏」の愛の光だそうです。
全てが愛の光で包まれている。それはこの全ての中に含まれる私達も、もちろん愛の光で包まれているということになります。

愛の光は魂としても存在しているそうです 。そして魂が肉体を持った時、人として生まれてくるのだそうです。
ということは、私達一人一人の中に、神仏の愛の光が魂として宿っているとも言えます。 これを心と共に意識と呼んでいるのです。
「神の子」というのはそういう意味なんですね。 なんだかとっても嬉しいです!

でもそうなると「意識を変える」というのではなく「本来の意識の状態に戻す」というのが正しいのかもしれません。ネガティブな思いを外していくだけで心が軽くなるのは、そういうことなのでしょう 。

ここでいう『愛』とは高次元の愛です 。
もしも神様の愛がエゴであったなら、私達は今のように存在できているでしょうか?
私達が存在するのに必要なものは、実はすでに無償で与えられています。
命が生まれること、太陽エネルギー、水、空気、地面、等々。現に、虫や雑草、菌等、命のサイクルは無限にあります。
ただ人間の場合、社会システムの都合で生活にお金がかかるなどの事情が発生しています。でもこのシステムも、社会を構成する人々の意識が変わればまた変わっていくでしょう。そのためにも私たちの意識を変えていくことが求められています。

私は特に宗教団体に所属しているわけではありません。
でもこうして宇宙や人の存在の由来などを紐解いていくと、神様の存在は実はとても身近であることを実感しています。
きっと古来から人々は自分たちが何者かに生かされていることを感じていたのではないでしょうか?少なくとも大いなる存在を感じていたからこそ、祈りを捧げてきたのだと思います。

私達は大いなる存在の愛に包まれ、また愛を作り出していく存在でもあるそうです。この愛を高次の愛に引き上げていくことこそが、魂の成長であるのだそうです。

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48.公開授業〈1〉④

文章の中頃に『その星の成長度合い』という言葉があります。
新先生がおっしゃるには、その星に「如来」が何人いるかが、その星の精神性のランクを決めるということです。

如来とは「悟りを完全に開いた人」のことだそうです。現在は400~500人くらいとのことです。
世界の総人口を調べてみると約79億人とされていました 。あれ?思っていたよりも随分増えていました。
それにしても79億人中、400~500人というのは少ない気がします。
新先生にお尋ねすると、やはり宇宙規模で見ると少ないそうです。

この如来を増やすことが地球全体の精神性を高めることになるそうです。
如来を増やすためには、まずは「菩薩」を増やさなければなりません。
何故なら菩薩とは「悟りを開く直前の修行中の人」だからです。

如来」や「菩薩」と聞くと、なんだか突拍子もないおとぎ話のように感じますよね?でもこれが私たちの日常にも大きく関係しているのです。

苦しい時、誰かに助けていただいたことはありませんか?
足を怪我した時、席を譲っていただいたことは?
通りで目が合った時、微笑まれた事は?
困った時、苦しい時、寂しい時、悲しい時、暗闇に灯る小さな明かりの様に誰かが手を差し伸べてくださったことはありませんか?
その方はきっと菩薩です。そして誰かに救われた経験がある方は、誰かを救おうとします。そうして人は菩薩になっていくのだと思います。

もちろん、人によって段階は様々です。私は登山だと思っています。
まずは菩薩の山の方へと目指すこと。苦しみの中をぐるぐる回るのを止めて、菩薩の山を目指しましょう。(この止め方は公開授業〈2〉で解説される予定です。)すると周りの方々も菩薩の山を目指す仲間ばかりです。
皆さん優しいんですよ。

そして山を登り始め、やがて頂上まで行くと、次は如来の山へと続いていきます。
そうして如来は増えていくのです。
だからまず菩薩を増やすということです 。

私も今菩薩を目指していますが、周りも同じ方向に向かっている方々なので、とても幸せです。もちろん個々の環境や物理的な状況は違います。
でも精神的に同じ方向に向かっているというのが、とても大切なのです。
誰かが迷えば声をかけ、先に進んだ方々は「こっちだよ」と声をかけて下さる。今はそうした仲間たちと一緒に歩んでいます。
このブログを読んでくださっている皆様も同じ列にいらっしゃるのではないでしょうか?本当にありがたいです。

争いや妬み恨み悲しみの中にいるのは、しんどいです。
今ある状況は人それぞれですが、少しずつでもネガティブな思いをはずしていけば、きっと徐々に心は軽くなっていくと思います。
私もそうした思いが出てくる度に取り除いています。
日々何かしら起きますものね。
どんなにピカピカに磨いても、また埃や汚れが付くのと同じです。
気付いた時にさっと拭き取る。その繰り返しなんですね。


49.公開授業〈1〉⑤

最後の1文です。
『またこの地球は大きな変化の中にあり、一人一人が本来の姿に立ち返ることが求められているのである 』

この『本来の姿』というのが、「そもそも神仏の愛の光で作られた魂の現れた自分」だということだそうです。自分の中のネガティブな思いを取り除き、真の自分とつながるということなのだと思います。

実は福子さんのメッセージにヒントがありました。6月のメッセージは『開放』です。そして号外のメッセージは『感謝』です。絵もとっても素敵でした!
号外を載せた後にグランハートを作っていると、作品の色合いがとても変わりました 。そして次の日にも作ってみて、一連の事が自分なりにわかりました。
『心の重荷を解放すると、感謝が湧いてくる。そして愛が溢れて、光を放つ。』
これが菩薩へと変化する流れなのだと思いました 。
キーワードは『開放⇒感謝⇒愛⇒光』です。
今このような、菩薩をたくさん増やすエネルギーの流れがあると感じています。

新先生は「地球の意識は大きく変わった」とおっしゃいます。地球の意識が次の段階に大きく成長したというのです。
私達もこの変化の流れに乗って、光の方へと大きく舵を切っていきましょう!


1回目の公開授業いかがだったでしょうか?私が先生に質問した内容を、解説としてまとめさせていただきました。
一つの文章に膨大な情報量が詰まっていました。 私も全文みっちり質問したのは、これが初めてです。とても一回で理解できるものではありませんでしたので、いくつかのポイントに絞って解説させて頂きました。
この授業を通じて一歩一歩でも真理に近づけていったらいいなと思います。

宇宙の真理が実は私達の日常にとても大きく関わっています。
なぜなら私達もこの宇宙の仕組みの中で暮らしているからです。
知らなくても生きていけます。でも知るととても生きやすくなると思います。個々の事情や環境は様々ですが、この仕組みを自分の日常の中に知恵として活かしていけるならば、道が開けるかもしれません。

昔の旅人が道に迷ったら、北極星を見上げて進むべき方向を定めたように、私も真理に照らして行動したいと思っています。

是非、新先生が過去に下ろされたたくさんの言葉も読まれてみて下さい。真理についていろんな角度からお話ししてくださっています。(過去の言葉はこちらhttp://blog.livedoor.jp/tyoumugen/  )