COTE D'IVOIRE

アビジャンに住んでいました(1999.3-2002.10)
サイト《象牙海岸にて》の続編を綴ってみます。

そういうことか、スパイナー、、ね

2004年11月13日 | 騒動と戦争
このフラテルニテ・マタン紙の表紙の意味を、《フランスがバボを倒すに違いない》と読んでいたら違った。

ホテル・イボワールの近くで銃弾を受けた青年はプロの狙撃主にやられたということで、そのプロは大統領をを射殺するためのスナイパーで、ホテル・イボワール7階460号室から逃げたエリート狙撃手(ニューカレドニア出身で名前も出ている)であり、目的は大統領狙撃だったと、、、、。


そんなメールがアビジャンにいる日本人から届いた。
なるほど、そういうことだったか、、。それにしても相変わらず、もっともらしく読者をひきつける話題作りに専念しているような気がする。良識あるジャーナリストはいないのかね、、。
プロだったなら目的以外の人を標的にするはずがないではないか、、。

いま気付いたけど、

2004年11月13日 | Weblog
このblogはフランス語のアクサンとかあっても大丈夫。
はてなの日記では一字でもそういう特殊文字が入っていると受け付けなかったし、
他の多くのblogもアクサンとかが入ると置き換わってこんな風になったんだよな、、↓

Du vendredi 4 juin au vendredi 11 juin 2004

Sur la base des compte-rendus parvenus à ce jour au consulat, près de 45 compatriotes ont été agressés le lundi 7 juin en début de soirée, alors qu’ils circulaient en voiture à proximité du plateau, par des groupes d’individus qui venaient de se livrer à une manifestation violente devant l’ambassade de France. Trois de nos compatriotes concernés ont subi des violences physiques sans conséquence grave. Dans la plupart des cas, les véhicules ont été sérieusement endommagés.

以前、日本語サイトでは仏語は無理とあきらめさせてくれたblogから引っ張ってきたけど、、、。

つまり & agrave; は à で、
    & eacute; が é というのが判りますよね、パズルみたいだけど、、。
ということはこのblogは 優れものということだ。

ça serat très bien. Bien sûr.

あぁ、すごい、プレビューを見たら、チャンとなってる。
文中のアクサンとかは「& agrave;」こういう表記になっていたんだけど、、à に直ってる。
判るように&とaの間にスペース入れてみる、、。 2度びっくり。

いろいろな視点が、

2004年11月13日 | 騒動と戦争
アビジャンではフランス軍を「占領軍」と決め付けて、「フラテルニテ・マタン」紙はセネガルの知識人がそのように言っているとも報じている。
同じく「フ」紙によると、9日、イボワールホテル付近で銃撃を受けて亡くなった青年は、フランスによるものであると決め付けて、明日(土曜日)、彼に冥福を捧げる集会を予定している、、とも、、。

バボ大統領が《フランス人への攻撃を決してしないと決定した》と発表したとはいえ、そして運輸大臣が外国人の脱出を保障し、水曜日から国外避難が進められているとはいえ、町は必ずしも静まったわけではないようである。

気になるのは「le jour」紙の報じる、ブアケ、コロゴの新反乱軍に対して空爆を開始したとのこと。国連監視軍は監視していないのであろうか、、、。
この点、rfi(ラジオフランス)は何も報じていない。(11月12日、18時現在)

これでマルクゥスィの和平協定は葬られるかもしれず、新たな合意をアブジャ(ナイジェリア)で行おうという、バボ大統領の筋書きなのかもしれない。
まさか、このドサクサにまぎれて反乱軍にダメージを与え、同時に、武器の揃ったことをアピールをしているわけではないだろうが、、。

一方、11月11日、rfiのラジオインタビューにはBamba Moriféré氏(彼は2000年暫定政権時の厚生大臣で野党PPSの事務局長)が答え、多くのコートジボワール市民はフランス軍を歓迎しており、「占領軍」などと言っている人は一部だけだ、とか亡くなった青年には気の毒だが制止を聞き入れず行動は実に暴力的であったことから、止むを得ないような発言。

毎日のように煽り立てる新聞やラジオの報道に、アビジャンの若者達が反フランス意識を募らせるのも、理解できなくはないが、いろんな視点から見て、短絡的な判断はして欲しくない。

今、Abijan.netをみたら、12日15:05 GMT:土曜日に予定されていた犠牲者の式典は延期されたとなっている。
これで少し安心。

 アラファトさんも亡くなられた。(合掌)
国土に関する揉め事は、簡単には解決しない。コートジボワールの問題もそのことに大いに関係している。
ヒトの増加による環境の圧力という視点もあるかもしれない。