COTE D'IVOIRE

アビジャンに住んでいました(1999.3-2002.10)
サイト《象牙海岸にて》の続編を綴ってみます。

国連安保理の迅速な制裁決議

2004年11月17日 | 騒動と戦争
フランスのイニシアティヴによる国連の安全保障理事会は15日(月)、コートジボワールへの制裁議決を採択した。
決議内容は以下の通り。
・武器および関連物資の輸入禁止、13ヶ月間
・憎悪や暴力をあおる報道の中止
・武器禁輸の妨害、人権侵害にかかる関係者の渡航禁止と在外資産の凍結
渡航禁止と、在外資金の凍結については、1ヶ月間の猶予期間があると解釈される。
この間にコートジボワールの和解合意が実現しない場合に実行されるようであるが、武器禁輸は即時の実施となっている。

これらの報道は 毎日新聞朝日新聞にも報道され、
毎日には《コートジボワール:紛争再燃「見せかけの民主化」破綻》という、
小特集も組まれている。これほどタイムリーに日本の新聞が取り上げるのはめずらしい。
毎日の国際コーナーに【アフリカ・オセアニア】コーナーができたのはすばらしいことだ