ヴァイオリンで美しい曲を奏でるノーチェくん。
ふと窓外を見ると、遅刻しそうになって学校に
駈け込んでくるふたごが。
ノーチェくん、頬を染めて:
「おはよう、ファイン・・・」
・・・お前、まさか・・・。
ふたご:「ねえねぇ、来週のクリスマスはパーティーやらない?」
皆、大賛成です。
アルテッサさんの提案で、ダンスパーティーを開くことに。
ファインさん:「じゃあ、早速」
ハッピーベルンのボタンをポチ。
「いやぁ~ん」
皆で強制イヤイヤダンス。
プーモさん:「す、凄いでプモね・・・」
リオーネさん、アルテッサさん:「楽しいわぁ!でもちょっと違うわね・・・」
リオーネさん可愛いよ、リオーネさん。
そこでファインさんは、ノーチェくんにウキウキするハッピーな
曲をヴァイオリンで弾いてもらうことに。
自室に戻ったノーチェくんは、作った曲をおじいさんから
貰った大切な蓄音機に録音することにします。
ノーチェくん:「初めて吹き込む曲が、ファインのための
曲だなんて、何だか嬉しいなぁ」
・・・お前やっぱり
それを覗き見するビビンさんとエドちん。
エドちん:「あの蓄音機に、アンハッピーの種を植えて・・・」
ビビンさん:「えー?そんな事したらせっかくのパーティーが
中止に・・・」
陥落寸前なビビンさん。こういうキャラは、こういう危うい時が
一番輝いて見える気がする。
翌日。
ノーチェくんはハッピーな曲を作ろうとしますが、緊張して
うまく行きません。そこへ、憧れのファインさんが。
ファインさん:「心がウキウキしてなきゃ、ハッピーな曲は
作れないよ」
ノーチェくん:「ファインはどんな時ハッピーな気持ちになるの?」
・・・何を今さらわかりきった事を・・・。
・・・おなかいっぱい食べる事は、ノーチェくんのハッピー
ではありませんでした。
そこで、スタジオのレイン姐さんに相談。
レインさん:「みんながどんな時にハッピーになるか、インタビュー
してあげる!学園ニュースの話題にもなるしね」
・・・ちょっと見下したレインさんに乾杯。
とにかく、インタビューしてみます。
レインさん:「どんな時にハッピーになりますか?」
「サッカーしてる時に決まってる!」
「遊園地のジェットコースターに乗ってる時」
「心霊スポットを探検してる時が・・・」
ハッピーは人それぞれ、どれがハッピーなのか。
ファインさん:「とりあえず、いろいろ試してみようよ!」
ノーチェくんの手をとって、デートに。
まあ、ファインさんにはそんな気無いんでしょう・・・けど・・。
サッカー、ジェットコースター、お化け屋敷、どれも
ハッピーになりません。
ファインさん:「無理させてゴメンね。ウキウキな曲がなくたって
パーティーが楽しければいいんだもんね!」
サジを投げやがった。
自室に戻ったノーチェくん:「今日一日、ファインと一緒で
楽しかったなぁ・・・。ん?今なら・・・」
ハッピーな曲が出来上がりました。
ぶっちゃけ、最初の曲とどう違うのか、私にはわかりませんが。
とにかく、ノーチェくんのハッピーとは、ファインさんと
一緒に過ごす事・・・ってか恋?
赤の子に恋バナ・・・似合わねぇ・・・なんて思ってません。
学園に響き渡る、ハッピーなヴァイオリンの音。
皆、ノーチェくんの部屋に集まります。それも、女子生徒だけ。
襲撃のチャンスを作っているようなもんです。
早速ビビンさんは、アンハッピーの種を蓄音機に仕込みました。
・・・いつの間に録音したんだ。
蓄音機から、アンハッピーフラワーが生えた。
リオーネさんたち:「いやぁん、やめてぇ!」
楽譜の緊縛攻撃です。狙い過ぎだ、スタッフさま。
グ ラ ン ド ユ ニ バ ー サ ル プ リ ン セ ス
あっけないくらい簡単に解決。
ビビンさん:「おぼえてなさい、ふたご姫!」
ふたご:「待って、ビビン!」
ビビンさん:「クリスマスパーティーに誘っても無駄よー!
スケジュールは空いてるけど」
・・・素直になれよ、ツンデレ女。
飛び去るビビンさんを見送りつつ、
ふたご:「誘わなきゃいけないみたいね・・・」
ブラック星のエリートが地に堕ちかけたところで、
次週のクリスマス回へ。
今週は、ファインさんが異常なまでに輝いてみえた・・・。
どんな子でも、見てる人は見てるんだね・・・
よかったね、ファインさん・・・。