五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

秋深まる

2018年09月20日 | その他・趣味
いやあ暑いような涼しいような気候ですね。
午後から降り始めた雨が、湿度を上げているようです。

今日はちょっと体調がすぐれなくて、母上をスーパーに迎えに行くのが遅れ…
母上が心配そうな表情で待っていて、申し訳ないなあと。
帰宅すると、家の中は少し蒸します。

台湾の1961~64年、工業の切手。
無機質な工場が、圧倒的な存在感を放っていて不思議な魅力を感じます。

子供のころによく見た、無人の漁港に朽ちた舟が沈んでいて、水面に夕映えが映っているというような淋しい秋の風景を連想してしまう。
「工場に頽廃のにおいがする」という文章を読んだときに連想する風景が、これらの切手と重なります。



秋というと、昭和63年の秋が印象的です。
夕暮れに港を見て(港好きだな)、さあ帰ろうと自転車を走らせる。
暗くなったばかりの空に、満月少し前の明るい月が輝いている。

帰宅すれば温かい家族と夕餉が待っているわけで、とても幸せな時期でした。
高校にも行けなかった時期なのだけど、不思議と充実はしていたのだよなぁ…