五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

金星観望 内合6日前

2020年05月29日 | 天文
前回観測から1週間くらい経ってしまいました金星。

もう太陽に近すぎて見えないか…と思いつつ、夕焼けの中を双眼鏡で捜してみる。

丹念に捜天した結果、夕焼けの北西の超低空にポツンと弱弱しく光る星を双眼鏡が捉え。

大急ぎで12,5㎝反射望遠鏡を向けると、もう地上の建物に隠れそうになっている金星を発見できました。

慌ててデジカメを接眼部に覗かせてのコリメート撮影……太陽の後を追うように沈みゆく金星は儚く、宵の明星として輝いていた頃が嘘のようです。

地上の建物の電線みたいなのが写ってしまってますが…
半円より両端が伸びた、珍しい姿が見られて満足です。

6月4日には、見た目太陽に一番接近し(地球と太陽の間に入る)、その後は明け方の低空にまわって明けの明星となります。

恐らく内合前、最後の観測かなぁ…