ゾンビランドサガ リベンジ 第9話 佐賀事変 其の弐

お前の事が好きだったんだよ!

政府の密偵と思わせておいて、結局宮野青年こと喜一に好意も持っていたおホモだち伊東。
ゆうぎり姐さんにわざと斬られるというツンデレぶりも発揮、お前一番無責任な男だって言われてるぞ。

まぁ過激派なんてそういう末路を辿るんだろうけど、直接間接に煽動した罪には問われるわけで。
宮野青年を自分の勢力圏に逃がしてやり、自分が斬首刑に処されるとかどこまでオットコ前なんだゆうぎり姐さん、活躍だけを見てると生えていない方が不思議だゾ。

伝家の宝刀・ゆうぎりビンタ。
理不尽ではない、真面目なシーンなのにどうしても笑ってしまう…ゾンビになってからはちょっと脳がいかれたのか、それとも元々そういう娘さんだったのかは謎。

宮野青年への説教の内容が、フランシコシコになってからの彼女の言動に貫かれていて上手い。
伏線の回収ひとつとっても、スタッフが会議で激論を交わしたであろうと想像できる手抜きのなさ、この作品にかける情熱を感じる。

やはりキーパーソンは大塚芳忠のような。
宮野との関係は、たぶん明かされないだろうけどネクロマンサーとしては師弟のようなものかもしれない。

宮野青年がその後どうなったのかは描かれず、大塚芳忠のバーに飾ってある記念写真に自分、涙いいすか。