【2024/8/12撮影】
皇居東御苑は、年い何度か花が綺麗な時期に訪れることはありましたが、
この三の丸尚蔵館に入るのは初めてでした
「賞玩(しょうがん)」とは、そのものの良さを楽しむという意味で、
作品を通して、いきものの魅力を楽しむということ。
魚、昆虫、小動物等、特に小さな生き物を、書、絵、金属、
陶磁、ガラス、刺繍、置物等、実用品として造形化され、
生活の中で目を楽しませてくれるものもあります。
そんな工芸品や絵画、書跡等、皇室に伝えられた作品の中から展示されていました。
夏休み中で、日時指定予約だったので、思ったより館内は空いていました
伊藤若冲・国宝「池辺群虫図」
伊藤若冲の「動物綵絵」は全30幅。
身近な生き物が描かれ、釈迦の教えに集うものには命が平等に
与えられていることを示します。数えきれないほどの水辺の生き物が大集合。
小さな生命への賛歌なのでしょう。
① ② ③
①刺繍水中群禽図額(西村總左衛門)
②七宝蜻蛉河骨図香炉(河出柴太郎)
③七宝双蝶香合(濤川惣助)
① ② ③
①インクスタンド 雛と蝸牛
②コリントス式アンフォリスコス
③トカゲ型カトラリーレスト
花蝶文花盛器(川本吉蔵)
翡翠図花瓶(海野勝珉)
竹籠に葡萄虫行列図花瓶(初代宮川香山) 色絵金彩葡萄栗鼠図花瓶(精磁会社)
① ② ③ ④
①厳上鶺鴒置物(塚田秀鏡)
②鯉置物(川本栄次郎)
③兎(杉田禾堂)
④葉帚に子犬
入口正面のスタッフは日陰がなく、しかも直射日光を避けるため、
サングラスをかけていたのが印象的でした(笑)
※この展覧会は9月1日(日)までです。
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