京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

「母の一周忌」

2025-02-08 | ひとりごと

 

早いもので母が亡くなってから1年が経ちました・・・。

1周忌でこれから京都に帰ります(雪で新幹線が遅れているみたいですが)。

亡くなる前までは、認知症を発症し、その期間は長かったです。

できることはしてきたつもりでしたが、

認知症に向き合うことは、想像以上に大変なことだったと今振り返ります。

特に父も認知症だったこともあって、

言葉は適切ではないかと思いますが、

息子だということも忘れ、特養で食べて寝る変化のない生活を送って

逆に旅立ったことが幸せだったのだと思います。

風邪一つ引いたことのない、寝込んだ姿も見たことがない母が、

先立った父と再会し、のんびり過ごしていることを切に望んでいます。

合 掌


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『雪の花 -ともに在りて-』

2025-02-08 | 邦画



□作品オフィシャルサイト 「雪の花 -ともに在りて-
□監督 小泉堯史
□脚本 齋藤雄仁、小泉堯史
□原作 吉村 昭
□キャスト 松坂桃李、芳根京子、役所広司、吉岡秀隆、三浦貴大、宇野祥平

■鑑賞日 2月2日(日)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>

小泉堯史監督は以前から好きな監督だ。微妙に揺れる心の襞を上手に演出できる監督だ。

痘瘡(天然痘)の病から救うために、お上に逆らい、私財まで投げうってまで、
人命を奪う疫病から人々を救おうと奔走した実在の町医者の姿を描く。
その主人公福井藩の町医者・笠原良策を松坂桃李が演じ、妻を芳根京子が演じた。
特に多くの未来ある子供たちを救うため、友人の医者たちと協力し、

「種痘(予防接種)」という予防法を実現するために、自らの命も惜しまず、
奔走する姿が心に響いた。特に吹雪の雪山を越えるというシーンは感動した。
松坂桃李は決して上手な俳優さんだとは思っていなかったが、
この作品についてはなかなかの俳優魂を感じずにはいられなかった。

今、TBS日曜劇場「御上先生」にも主演しているが、この作品に関わり、
これからの俳優人生に力になることは間違いと思う。

夫を陰で支える妻役が芳根京子だったが、やや力量不足かなぁって感じた。
それと役所広司もこの作品ではノーマルな演技だったなぁ(笑)
あと、編集がちょっと荒いのではと感じた次第。

多くの出番ではなかったが、地味に三浦貴大は良かったかな。

なんだろう、じんわりと涙が湧いてくる作品だったなぁ。
あのラストシーンの海、あれは福井の海岸だったのかなぁ。

コメント (2)
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