□作品オフィシャルサイト 「悪の法則」
□監督 リドリー・スコット
□脚本 コーマック・マッカーシー
□キャスト マイケル・ファスベンダー、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス、
ハビエル・バルデム、ブラッド・ピット
■鑑賞日 11月17日(日)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
この映画は「悪の法則」というよりは「悪女の法則」かな
脚本があの奇作『ノーカントリー』のコーマック・マッカーシー。
監督はリドリー・スコット。 まあ、それにしても映画の内容とは別に豪華な役者陣。
予告編を観ただけで期待もしたくなるところだったが・・・。
若くてハンサムな敏腕弁護士“カウンセラー”(マイケル・ファスベンダー)。
美しい恋人ローラ(ペネロペ・クルス)との結婚を決意した彼は、ふとした
出来心から裏社会のビジネスに手を出してしまう。 セレブリティの世界で
派手な暮らしをする実業家のライナー(ハビエル・バルデム)から裏社会を渡り歩く
仲買人ウェストリー(ブラッド・ピット)を紹介され、メキシコの麻薬カルテルとの
大きな取引に一枚噛むことに。 しかしながらウェストリーからは危険な相手だと
脅されたものの、自分のキャリアを過信して深みにはまってしまう。
大量のブツを隠すために、バキュームカー内部を細工して運ぶ様は、面白い展開に
発展していくのかと期待していたが、そこには計り知れない裏社会の“狂気”が存在した。
過信した弁護士の武器を少し使えず、恋人まで監禁され、最後には自身にも究極の
オチが迫り来る。 虚飾に塗り固められたセレブの裏側で、目立たぬように、しっかりと
根を張った 裏のビジネスがまるで蟻地獄で待ち受けるように落とされていく。
それは特別なセレブの日常を脅かすというものではなく、破滅に導かれる。
その昔、首輪を嵌められ何mか離れると爆発して死んでしまうなんて映画があったけど、
予告にあったあのワイアーは、きっとあんな形で使われるのだろうとは予測がついていた。
しかし、ブラピがあんな形でしっかりワイアーの餌食になるなんて、ちょっと想定外の
展開だったけど。
ま、俳優陣は確かに豪華だったけど、も少し手に汗握る展開があるのかと思いきや、
発展性の無い、今までにもあった映画の上っ面を舐めたような映画だったかなぁ(笑)
ブラピ、『マネーボール』のあと、『ジャッキー・コーガン』、『ワールド・ウォーZ』 と
最近ちょっと駄作が多いんじゃないかなぁ・・・。
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裏社会の怖さは、ひしひし感じました。
ほんとまさに蟻地獄ですね(--;)
ブラピ、ほんと最近、駄作が多いように私も感じます。
>脚本のしょぼいどってことのない映画でしたが裏社会の怖さは、ひしひし感じました。
ま、実際にはこういうことも無きにしも非ずですね(汗)
>ほんとまさに蟻地獄ですね(--;)
引けない現実がありますよね(笑)
>ブラピ、ほんと最近、駄作が多いように私も感じます。
役者は役者に徹して欲しいですよ、ほんまに!
都会的で ちょっとチャラチャラした映画かと、スルーしていたのですが、
近隣の映画館の 手書きチラシに惹かれて観てきました。
観といて良かったぁ~~
>都会的で ちょっとチャラチャラした映画かと、スルーしていたのですが、
近隣の映画館の 手書きチラシに惹かれて観てきました。
ほう、どんなクドき文句が書いてあったのでしょうか(笑)?
>観といて良かったぁ~~
そう思えたなら良かったですね!