「祝福する」「聖夜」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」
クリスマスにぴったりの花言葉です。
墨彩画水墨画は筆で和紙に描くため、描く対象に向き合う心が絵に表れます。
↓ 色紙見本
山桜は花と同時に葉が芽吹く。
七月は鬼灯を描く 東京では七月、八月と、お盆のお供え用の枝つきの鬼灯がスーパーや花屋でゲットできます。
↑ 色紙 いろいろな角度の実を配置するだけでも、楽しいです。墨を添えることで色が鮮やかに!
筆に絵の具を二種類(筆の裏表)取り、和紙の上で筆を回して色を混ぜて描きます。
紅梅と朱色 橙色と山吹色 黄色と黄緑 など、鬼灯の実の色の変化を楽しめます。
↑ はがき絵 枝 葉も描く
↑ ハガキ絵 原寸ではみ出して描いても楽しい。
↑ 鬼灯の実を広げて 種を見せる この構図も絵になります。
是非、本物を目の前に、描いて見ること、おすすめです~。
サクランボをいただきました。 墨彩画というには墨が少なすぎるかな。ハガキを何枚か描きました。
ツヤツヤの光沢は、はがきの地の白を残しました。美味しそうにかけたと自分では思ってマス。実際、本当に甘くておいしかったー。幸せ~!
カラーの葉もいただきました! 花、苞、茎 そして葉 なんてバランスがよいんでしょう💛
葉のスケッチ ↓
作品にする時は、葉は筆の腹をつかってザクザクっと描くと雰囲気が出ます。
⬇ この絵は制作時間1分。 スケッチをして形状が頭に入っているからこその速描きです。
花(苞)の線描法。 葉は付立法(没骨法)。
お近所から、カラーの花をいただきました。
白い花に見える部分は苞。黄色い棒状の部分が花です。
シンプルなカラーの花 大好きです。 凛とした大人の女性、そんなイメージです。
あこがれる~~~💛
葉を描かずに、花だけでも、絵になります💛
スケッチをしました。
花をくるっと囲んでいる苞は、線画で一気に、苞と同じように、くるっと筆を動かします。
花は濃い墨で、筆を縦にぐっとおさえます。
↓ 白い苞と茎の境あたりに、黄緑を重ねると、さわやかさが増すかなと思います。
スケッチと、実物を一緒に写真にしておくと、あとで、作品制作に役立ちます! お勧め💛
★令和初のブログです。年賀の猪から滞っていましたが、いろいろ落ち着きました
今後も、花のスケッチ。水墨画、墨彩画の楽しさ。物語のことなど綴っていけたらと思います。
読んでいただきありがとうございます。
蓮 今年も7月中旬に府中の公園にみにいきました。花びらが散り、花托のみの品種も多々。でも、この花拓が、また好き。絵になるんです。枯葉蓮もまたよし。まずは、水墨のみで形をとってみました。
↑ 墨のみで、色紙の練習帖に、写真を見ながら構図とりました。
花を描く時は、色を使うことが多い。でも、墨一色っていうのも、なかなかいいかも。また、最初にざくっと描いたものが、活きた絵になっていることが多い。このスケッチは、そのうちに、色紙作品に仕上げようと思っている。葉っぱの丸まっているところ。今年はしっかり見てきたので、いっぱい書いてしまった。もう写真を見なくても、描ける! あ~、練習帖でなく、ちゃんとした色紙に直接描けばよかった~~!!次からそうします~。
↓ そして、こちらは、墨彩画の色紙です。蓮の柔らかなふっくらとした花びら。その雰囲気を色で一筆であらわせたらなと思います。色紙直接、ザクッと描き、後日、見直して、作品として足りないところに筆をいれて!!落款。色紙作品として、仕上げられたらと思っています。
ハガキも ↡ いろんな描き方をしてみました
月下美人のスケッチの続きです。
A・B二輪の花。二日続けて順番に開花してくれて、しっかり一輪づつ向き合うことができた。
これは、満開の月下美人を目の前にして描いた水墨画の色紙です。
下A ↓ 満開
上B ↓ 満開
幸せな時間をいただきました。このAとBの月下美人,性格が違う。つぼみから満開までも。また花がしぼんだ後も、対照的だった~。
記録としてアップしておきます。
Bのつぼみから満開の様子 スケッチしながら、あれ?昨日のこんなことしてたなと思いながら。こういうことが、デジャブ―っていうのかな?とちょっと思った。
7月9日朝
上B 咲き終わり、つぼんだ姿で花が垂れ下がる
下A Bとほぼ同じような形。つぼみがこれから咲くところ。
この日、出かけて家にもどったのが夜7時。
↓ PM7時23分 Aが私が帰るのをまってくれていたように、つぼみがほころび出した。
↓ PM7時26分 強い内側からの力で絡まりついていた細いガクがほどけていく。
↓ PM7時43分
↓ PM8時14分 シベが見える。
↓ PM8時54分 花開く力で震える。風もなく揺れる。エネルギーが目に見えるよう。
↓ PM 9時30分
↓ PM9時50分
↓ PM10時10分 スケッチブックの表紙の裏に描いた。今回の月下美人二輪で二冊描き切ってしまった。
↓ スケッチブックがなくなったおかげで、ここからは色紙に直描き! そのままではなく、色紙作品として少しアレンジしながら描く。
↓ 色紙 こちらは、花の中を濃い墨で。
正面から満開の花
↓ PM10時40分 色紙なので時間を記さないつもりが、もう、癖で時間をかいてしまった💦 正面は力強い。香りに酔いそう。昨夜と同様、絵を描く時だけ電気を付ける。この部屋にはクーラーもない。汗が滴る。今しか描けない。仕事の締め切り前だったらスケッチする時間はない。今週でよかった~~~。先週でも来週でもだめだった。
だから、うれしくて描く手が止まらない~~~~。下手な絵でごめんなさい~。電気をつけてばかりでごめん
あ~~~、もう下を向いてしまった。たぶん、3時か4時か…。
↓ 7月10日の朝 つぼんでしまった。
↓ 7月10日 AM8時 咲き終わり、だらんと垂れ下がるA 朝日にすけて美しい。
まるで、白い日傘のよう。貴婦人の持ち物。
美しく咲いた時間を誇らしく。こうして今は、朝日の中で静かに力を抜いて、これが自然体なのか。
咲き終わった姿がこんなに美しいなんて。感動する。やっぱりきれい。
↓ こっちは、B。AM8時10分 昨日の朝から、まったくかわらない姿。こちらもきれい!
9日の朝と10日の朝の写真をくらべてみた。
↓ 9日朝 上Bは、咲き終わり。下Aは、つぼみ
↓ 10日朝 ABともに垂れさがっている。
5年前だったか、ご近所の月下美人、咲き終わった花をすぐにいただいて、おひたしにした。味はおぼえていない。
ネットで月下美人の花の処理について調べたら、そのまま放置→2,3日でぽろっと落ちる。 すぐに葉と花の付け根からつまんで取る。など、いろいろでてくる。とりあえず、私はこのしぼんだ花が好き派(そんな人はいないかもだけど💦)このままにして、観察することに。
↓ 下A 7月12日 PM11時 つぼんでから二日後。少し、花びらの先端の色が変わってきただけ。でもよくみると葉と花の付け根が茶色くなっている。ああ、これをみてしまうと、朽ちていくことを実感。葉からの栄養はもう届いていないのか?時間の問題なのかな?ネットの情報どおりに2,3日後にはポタリと落ちるのか? 鉛筆を持つ手にへんな力がかかる。これはもう筆はもてないかも。筆でのスケッチしたら震えた絵になってしまうかも。筆は怖い。そのまま紙に心が映る。
↓ 上B は、花がしぼんだのが9日の朝だから、もう3日すぎている。でも変わらないように見える。最初のイメージ貴婦人の日傘。白いレースをふんだんに使った日傘。日陰に入り、すっと無造作につぼめた折りたたみの日傘。 それから少しづつ空気も陽のほてりも抜けていく。きっちりとひだをたたみ直したりしないのがいい。花ガラをそっと手に乗せてみる。しっとりとして柔らかな小さな命。小鳥のよう。生まれたばかりの。花ガラなんて言ってごめんなさい。
↓ 下A 7月13日 この写真を撮った直後、Aに振れた。ああ、やっぱり命を感じる。と思ったとたん。
↓ 下A 7月13日 AM9時56分 ポロリと落ちた。私の右手に全体重を乗せて。
20gだった。いつもより丁寧にスケッチした。鉛筆で輪郭、筆で色を。白い肌にまだ赤味がさしているようにみえる。さっきまでピンと体を伸ばしていた。今は体を丸めて横たわる。自然の世界なら、土の上で静かに眠る。
お疲れさま。きれいだよ。今もきれい、そんな気持ちで最後のスケッチをした。7月3日から10日間。ありがとうとうの気持ちで。
Bは、Aより1日早くつぼんだ。だからBも、もう落る。Bの最後のスケッチをしたら、月下美人に向いた心を閉じよう。そう思っていた。気にしながらも忙しくしていた。はっと気づいたら、二日過ぎていた。Bがしぼんでから、6日すぎている。Bは??あれあれ?
↓ B 7月15日 PM4時
ガサガサになっていた。ちいさく細く。ほうき?小さな竹箒?
触ってみた。葉と花をつなぐ付け根からカラカラ。完全にドライフラワー化している。ぽろっと落ちない。しっかり葉にくっついている。AとB、同じにならない。
咲き方も、Bはあまりの急成長で、先に大きく膨らんでいたAを追い抜いた。驚かされた。このBは目立ちたがりやで甘えん坊?
↓ 本日の写真。7月22日 カラカラで発見してから一週間。そのまま放置していた。まったく変わらない。切り花にしていないのに、こうして、さかさまに、
ドライフラワーになっている。私の宝物が増えた。もうすこし、このままにして眺めていよう。本当にBには驚かされる。
7月3日から、約20日。月下美人に素敵な時間をもらえました。それもAとB。ちがった個性の二輪に感謝。本当に幸せでした。
ここまで、見ていただき、ありがとうございました!
満開の月下美人 水墨画の色紙です。
7月8日PM10時34分に満開になった月下美人B。その後のスケッチです。
つぼみから満開までは スケッチ2で見てください~。
↓ 7月8日PM10時46分 角度を変えて。
↓ 11時24分
↓ 7月9日AM0時 8日夜中の12時 満開の状態が二・三時間続くはず。少し落ち着いてスケッチ。
鉛筆で輪郭をとり着彩しました。
↓ 7月9日 AM0時34分 また、筆でざっくりとスケッチ!
↓ AM1時13分 横向きも
↓ AM2時8分 縮小して葉の全体も入れて、葉と花とのバランスもとらえておきます。
この美しい姿をずっと見ていたい。百合にも似た甘い香り。そんな上品で優雅な香りに包まれていたい。
後、数時間で。太陽が昇るころ?にはしぼんでしまう、それがわかっているから。だからなのか、祈りにも近い気持ちになる。この目と、画用紙に和紙に姿を残しておきたい。心に刻みたい。
連日、ワールドカップ、ウインブルドンと。熱戦の映像がテレビからながれてくる。 世界一をかけて、努力、技術、思いの強さ。熱量が。一人一人も。チームも。観ているこちらも熱くなる。人って素晴らしいと思える。その姿は人に勇気や希望を与えてくれる。他のちがう道で頑張っている人の力になる。感動は人の心の光に変わる。そのゲームのさなか、テレビ画面上にニュース速報が流れる。感動でいっぱいの胸が、その白い文字に刺されて、一気にしぼんでゆく。台風の警告。被害報告の文字に心が痛む。苦しい。
自然の脅威に対しては、人知ではどうにもできないのか。タイの洞窟で閉じ込められた少年たちのニュースも重なる。命は何よりも尊い。 祈る気持ちは同じだ。
私がちょうど、月下美人に向き合っている間。一心に筆を動かしながら。いろんな想いが心に積もっていく。この貴重な時間をいただけていることに感謝を。なにかお返しできることを、なにか私でお役に立てれることをと考えながら。
↓ 7月9日 AM3時
↓ 7月9日 AM5時30分 きづくと、明るくなっていた。花がつぼんで。力なく垂れ下がる
↓ 7月9日 AM10時 つぼんだ花。垂れさがる姿。 あれ?きれい。華やかで美しい花を咲かせた。目が離せなかった。人に感動を与えた。やり切った姿。
育たなかった花芽が沢山あった中で、こうして、花を咲かせた。途中で落ちてしまった花芽、つぼみのぶんまで美しく咲いた。人生に勝利した感。じっと見つめ返した。つぼんだ花もすごくきれいな姿だと思った。枯れてないと思った。
Aは、Bより早熟で大きなつぼみだったし、先にぐっと顔を上げて、花開く準備もしていた。でも、6日からまったく動かなかった。 それが、Bが咲ききったのを見届けた、この朝、Aつぼみがまた息をふきかえしたそんな気がした。
↓ 7月9日AM10時
AとBの二輪の花、性格が違うかも。花はそれぞれ種類によって、花言葉もちがうし、性格もちがうかなと思っていましたが、この月下美人は一輪一輪、性格が違ったりして。
月下美人と名前がついているくらいだからやっぱり女性。ゴマみたいに小さな花芽~つぼみから花へ。少女から大人の女性に! 花言葉は、みたまま「あでやかな美人」。ほかにも花の命がたった一日と短いことから「はかない美」「はかない恋」。そして「秘めた情熱」「強い意志」。なんと、美人薄命の語源にもなったともいわれていると。
次回は、Aをスケッチします。幸せな時間が、もう少し続きそう。
しつこくスケッチをしているだけの記事ですが、見ていただけてありがたいです。
スケッチ1(つぼみ~花開く準備偏 早熟A子)
スケッチ2(つぼみがほころぶ~満開 追い越しB子)
まだ見ていないかた、是非!