水墨画・墨彩画家 岡田潤のあッこりゃまた日記 

水墨画・墨彩画家。児童文学作家。花のスケッチが趣味。絵を描く事で物語が生まれる! 日々、楽しいことばかり!

「芍薬」 墨彩画スケッチ

2018-05-23 | 草花 墨彩画・水墨画・スケッチ 

芍薬です。つぼみ、かわいい!!

まるく、硬いつぼみ。これからどんな花色をみせてくれるのか、黄緑色から、黄色がかかり。だんだんにピンクが見えてきます。色の濃淡が、美しいです。

花も葉も、牡丹に似ていますが、(芍薬は草。牡丹は木という大きな違いがあります)

芍薬の葉は、牡丹に比べるとツヤがあってきれいです。今年は桜のも早かったですが、牡丹もアッというまに終わってしまった。

牡丹は、スケッチの機会をのがしてしまいました。

芍薬は、花屋さんで手に入るのでありがたいです。 

 ほころびかけのつぼみ、これも素敵です。

 立てば芍薬 座れば牡丹とは本当に、よく言ったものです。

芍薬は、すっと立つ女性そのもの。美しくしなやか❕同じ花をひっくり返してスケッチしてみると、

あ、こっちは、後ろ姿 ↓

花は角度によって、表情が違いますね。 開いた花もきれいです。

 

はがきと色紙。こうして見ると、芍薬はつぼみがチヤ―ミングです。作品にする時、つぼみは必ず入れたい!  まんまるで、硬いつぼみは、若い❕十代❕中学生くらいかな?ほころぎかけたところは、高校生くらい。

どちらにしても、つぼみは、女性と言うより女の子。そんな風にみえてきました。

 

芍薬は草だから切り花として、根元ぎりぎりまで、こうして家でじっくり見る事ができる。

ずっと、立ち姿を眺めていられる。つぼみから花開く様、本当に美しい。しなやかで、スラリとした本当に美人だ。うらやましい~~。

 

 


最新刊 幽霊ランナー

2017年9月 金の星社より刊行