ちゅーたのたび

人生メロメロ奮闘記!?

『帝都物語 不死鳥篇』

2020-08-30 | 本と雑誌
ようやく魔王編を読み終えた。
結果、加藤保憲は鳴りを潜めていた。
2・26事件がメインとなる。
まぁ、フラグなんだけどね。
今後のキーパーソンがちらほらと登場してきて
うろ覚えのオレには
あぁ、このタイミングでこんな絡み方してたんだ、と。
そして、不死鳥篇では太平洋戦争へと突入していく。
ここから、タイトルのごとく
加藤保憲が帰ってくる。
また妖術・鬼道が帰ってくる。
魔王編はどちらかというと
精神論、軍人の話だったから
妖術というよりは
人間という生き物の考え方
軍人の考え方
若気の至りな話しかな。
「魔王」は加藤ではなく
霊感を手に入れた、革命首謀者だった。
今となって、なぜ彼が革命を起こすことになったのか
それを必要とする意味が分からない・・・・・・
なんでだったっけ・・・・・・
これ、読みなおしか!?
とりあえず、不死鳥篇を読んでから考える。

さて、今日の運勢。

賢い人は何事も入念。久しく励みて自得するもの 

確かに。
オレみたいに行き当たりばったりな人は
賢人にはいない。
「久しく励みて」・・・・・
いや、わかりますよ。
でも、持久力ないから
すぐ飽きちゃうから
まぁいいやってなっちゃうからね。
賢人になるつもりもないし。
まぁいいや。



「龍動篇」読了

2020-06-12 | 本と雑誌
ようやく読み終わった。
神道も適わなかった。
が、菩薩に救われた。
この龍動篇には「学天則」というロボットが出てくる。
昭和初期では
滑らかに動くロボットはやはり珍しかった。
それを開発・製作したのは日本人。
その人・西村真琴博士。
彼が、「ロボットは魂がない。
鬼と同様に闇に生きるもの」と原作者・荒俣宏は書く。
なるほど。
アジア初の地下鉄を導入したこの時代。
先進というものと引き換えに
闇が増えるという。
荒俣先生はこれを執筆している時に
今の世の中を予知していたのだろうか。

明日から「魔王篇」に入る。
結局加藤は菩薩に抱き込まれ
第二の破壊計画は失敗に終わる。
その後の話。
戦争大好き陸軍が幅を利かせる時期に入る。
それでもなお、加藤は帝都を破壊する企てを計画する。
平将門を使って。
懲りない奴(笑)

さて、今日の運勢。

人生短しと感ずる。今日一日を大切に過ごして長遠となる 

大枠で見れば短いかもしれない。
しかし、今一瞬を大切に生きていれば
濃くて味のある人生になる。
そんなことわかってるさ。
わかってるけど、できないのが
凡人なのさ。



『帝都物語』

2020-06-04 | 本と雑誌
『帝都物語3 大震災篇』読了。
龍動篇に突入・・・・・・・といきたいところだが
ちょっと野暮用。
『帝都物語4 龍動篇』は
帝都東京を全壊させることを目論む
復讐心にまみれた加藤保憲に対し
新しい刺客を用意し
加藤を潰そうと画策する。
あの泉鏡花も出てくる。
陰陽道を操る魔道に対し
風水・神道などあれやこれやと
手を尽くすが・・・・・・・

実は、この龍動篇あたりから
物語はさらに面白くなる。
加藤保憲以外の登場人物のストーリーが
徐々に進展していくからだ。
これまでは時間がどんどん進んでいったが
ここからは人物のストーリーの進展。
呪われた一家・辰宮家は一体!?

野暮用をさっさと済ませて
龍動篇を読む。



今日こそはと思ったが・・・・・

2020-05-22 | 本と雑誌
『帝都物語2魔都篇』読了かと思いきや。
まぁ色々あって
なかなか進まず。
それでも、あと少しなんだな。
夜なべしてでも読みほそうか。

この「魔都篇」は
加藤保憲が帝都を破壊するための準備を
着々と整えていく段階。
それを知った文豪や物理学者たちは
手をこまねきながら
陰陽師に手を借りて
ひとつずつ潰していこうと画策する。
だがしかし、陰陽師も加藤に勝てず
それでも、加藤の画策を潰さねばならない。
さぁ、どうする!?
って感じ。
加藤の来歴などがなんとなく見えてくる。
雄略天皇の時代まで遡る。
なんとなく『日本書紀』を知っている人は
ほぉ~~~ってなるかな。
前にも書いたが
だから、本当かもしれないって
加藤保憲って人がいたかもしれないって思っちゃう(笑)
それにしても、このSF小説は
いろんな想像ができて楽しい。
内容はけっこうエグイんだけどね。
それがいいのかもしれない。

さて、今日の運勢。

必要は発明の母なり。必要に迫られて妙案あるなり

・・・・・・・・・・・・・・・
ない。




『帝都物語 1 神霊篇』

2020-05-18 | 本と雑誌
凄い湿気だな。
空気は冷たいけど
このベタベタ感はいただけない。
今晩雨が降るらしい。
窓を閉めるしかない。
しばらくエアコンのドライ入れるかな。

『帝都物語』1神霊篇読了。
ようやく面白くなってきた。
この神霊篇は加藤保憲との対決になるまでの
序章という感じ。
色々な登場人物の紹介を含めた
因果・関係性を詳しく語られる。
時は明治四十年から。
2024年からの1万円札の顔になる渋沢栄一も登場する。
陰陽師の術・蠱毒やら百鬼夜行やら式神やら・・・・・・
異世界へ誘う怪奇の数々。
そこに、実在した偉人たちが立ち向かう。
寺田寅彦・幸田露伴・森鴎外・・・・・・
表と裏の世界を奇妙に結びつけ
話を面白くしているのがたまらない。
いや、そうだったかも!
なんて思えてくる。
何せ、現実に起きた現象に結びついていくから。
しかも、劇場版も観ているから
あの嶋田久作さんの顔が浮かんできて
臨場感が増す。
劇場版のキャスティングがハマっていて
彼等の顔もやっぱり思い浮かぶ。
見えない糸を陰陽師が手繰り寄せているかのように・・・・・・・・

さて、今日の運勢。

姿や形は如何様でも、道の徳あれば人は尊敬する

徳ある人は尊敬される。
それはよくわかる。
で・・・・・・?
オレに徳を身につけろと?
無理な話だね。