ちゅーたのたび

人生メロメロ奮闘記!?

『帝都物語 1 神霊篇』

2020-05-18 | 本と雑誌
凄い湿気だな。
空気は冷たいけど
このベタベタ感はいただけない。
今晩雨が降るらしい。
窓を閉めるしかない。
しばらくエアコンのドライ入れるかな。

『帝都物語』1神霊篇読了。
ようやく面白くなってきた。
この神霊篇は加藤保憲との対決になるまでの
序章という感じ。
色々な登場人物の紹介を含めた
因果・関係性を詳しく語られる。
時は明治四十年から。
2024年からの1万円札の顔になる渋沢栄一も登場する。
陰陽師の術・蠱毒やら百鬼夜行やら式神やら・・・・・・
異世界へ誘う怪奇の数々。
そこに、実在した偉人たちが立ち向かう。
寺田寅彦・幸田露伴・森鴎外・・・・・・
表と裏の世界を奇妙に結びつけ
話を面白くしているのがたまらない。
いや、そうだったかも!
なんて思えてくる。
何せ、現実に起きた現象に結びついていくから。
しかも、劇場版も観ているから
あの嶋田久作さんの顔が浮かんできて
臨場感が増す。
劇場版のキャスティングがハマっていて
彼等の顔もやっぱり思い浮かぶ。
見えない糸を陰陽師が手繰り寄せているかのように・・・・・・・・

さて、今日の運勢。

姿や形は如何様でも、道の徳あれば人は尊敬する

徳ある人は尊敬される。
それはよくわかる。
で・・・・・・?
オレに徳を身につけろと?
無理な話だね。