ちゅーたのたび

人生メロメロ奮闘記!?

『帝都物語』12

2022-04-22 | 日記・エッセイ・コラム
今日ようやく読み終えることができた。
舞台は満州。
時代は1945年。
加藤保憲が大暴れすることはなかったが
彼の目論見は見事達成された。
この「大東亜篇」では満州の新京にあった
満州映画協会を巻き込んだ話。
女優李香蘭が所属していたことで有名ですね。
森繁さんや、当時理事長だった甘粕さんも出てくる。
今回は随所にモノノ怪を例え話に持って行っている傾向があった。
モノノ怪=関東軍
たしかに、中国からすればそうなるか。
これを加藤保憲が例え話にしている。
これまでの加藤の所業を考えると
なんだか、物足りない気もするが
結果的に、加藤が仕組んだことと判り
あぁ、悪魔め・・・・・・と。

この帝都物語はここまで(大東亜篇)が最後なのだが
ここから荒俣先生が続編ではないが
“加藤保憲”をメインにしたストーリーを幾つも出している。
大東亜篇後、帝都物語外伝「機関童子」
 
「新帝都物語」
 
「帝都物語異録」
 
など
オレが追いかけたのはここまで。
飛鳥時代とかを背景に書かれた物ってあるのかな・・・・・・
国生み時代(神代)を背景に書かれた物ってあるのかな・・・・・・
ありそうで、なさそうで。

ということで、次は外伝「機関童子」を読んでいく。
これは全く記憶がない。
どんな話だったか?
大型連休中に毒はできるといいな。

さて、今日の運勢。

熱いお湯でも時間が経てば冷めゆく。難は長く続かず 

これは、難だけでなく易もそうだな。
つまりは、難も易も交互に訪れるということなわけだ。
易いと油断していればすぐに難に襲われる。
難に苦しんでいたと思ったら易く終わる。
人生なんてそんなもんさ。