前回『泣き』で登場したMの話。
今回は『酔っ払い』
人のことは言えないが、酔っ払いは変で可笑しくて嫌い。
昨日の歓送迎会でのこと。
乾杯はビール。無くなるとすでに日本酒。
近くに焼酎をロックで飲んでいた女性のプロデューサーがいた。
Mはお酒に強いことで、彼女に対抗意識を投げかけた。
日本酒を飲んでいるのに、焼酎を追加。
一口飲んで一言。
『これならいける!』
飲み干すころには、『これには深みが無いな』






『日本酒にはロマンがある。人生が詰まってる』






この後、他人様のプライバシーに入り込んできた。
Mには妄想壁があり、よく人のプライバシーを妄想しているらしい。
それの相違を確認したいといい、長年独身を貫いてきた人に
『何で結婚しないんですか?私の中では理由があるんです!』
Mのなかでどんな理由があるにしても、人には関係ないことである。
独身者は上手で、話をごまかしながらいると
Mはちょっと興奮ぎみになり・・・
さらに、別の人には
『あの人は、汚いぼろアパートに住んでいる』
・・・・・・今時・・・・しかもお金を溜め込んでいる人に・・・・
また、噂と妄想がミックスされて
『子供さん4人いるんですよね!』
言われた方は呆れて、「いない」と否定するも
周りにいる人に言いまくっている!
そして、若い子に絡む

さらに、大事なお酒をこぼす

Mにつかまると、ありもしない妄想を抱かれることになる。
ちなみに、以前勝手にオレの事を妄想したらしく
部屋には花柄のカーテンがあり、ブルーのベッドで寝ているらしい。
そして、赤の2シーターの車に乗っているらしい。
もちろんどちらも否定し、車は実物を見て
『なんだぁ、違った』
何故がっかりなのかよくわからなかった・・・・
まぁ、その妄想が当てはまったためしがないから面白いんだが
言われた方はというと・・・・・複雑な気分。
ぼろアパートに住んでる と妄想されてもなぁ・・・・・・