フリーの葬儀司会者&エンディングノート聴き取り代筆家🌹La vie en Rose(バラ色の人生)を綴る

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あっぱれな旅立ち

2009-04-07 21:41:19 | 葬儀司会・ゆいごん白書®️・終活遠足プランナー・旅立ち・エンディング(講座)

今朝 の朝日新聞、

天声人語からの抜粋です。

 

 

103歳の母親を、

妹と看取った女性からの投稿。

 

母は最後に、弱く手を握り返してきた。

何かの合図だったかと、

あとで母の日記を開いてみたら一枚の紙が出てきた

 

感謝の言葉に続き、こうあった。

 

「あの世で長いこと私を待っている、

大事な人に電報を打ってあります。

待ちかねて迎えに出ていることでしょう。

喜びも半分、不慣れで心細さもありますが、

待つ人に会える楽しみもあります」

 

たくさんの別れ、老いに病。

風雪を抜けて

たどり着いた透明な境地であろう。

 

うらやましい去り際である。

 

誰もが鮮やかに旅立てるわけではないが、

終わりの日々をどう満たすかは

万人の関心事だ。

 

~中略~

次の世界に移る大切な心の作業

それぞれの人生を背負った終末に模範解答はない

温かく見送る人たちに囲まれて、旅人の荷は軽くなる

(中略以下のは、私の心に残った一文章だけを抜粋)

 

 

人から、

「うらやましい去り際である」

とはナカナカ言われまい。

 

けれど、

自分自身で 「いい去り際だ」

ボソッ(笑)と言えるぐらいには、

なりたいものだ。  

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