6月も近いし、ホオノキの花が咲いている頃かな?手直に街の中で見られるのは知事公館の庭と思い行ってみましたが、残念ながら見頃は終わり、花びらが茶色く変色していました。
桜と言い野の花と言い、今年は季節がとても早く来た事を忘れていました。つい先月の事なのに…ただの健忘症?と思いたいのですが、困ったもので。
天気は良いから散歩に切り替え、北一条の通りを東に進むと北一条教会(プロテスタント教会)。ここは入った事無いのですが、オルガンが設置されており、時々昼休みコンサートも催されるそうなので、今度聞きに来てみなくては。
西2丁目まで歩いて来ると、お馴染み札幌市のシンボル時計台。
明治時代には札幌農学校があり、その頃はランドマークだったのが、今やすっかりビルに囲まれ、日本三大ガッかりの一つなどと言われますが、私達は"時計台の鐘の鳴る札幌市民”ですから気にしてないのですが、初めて見た方の素直な感想としての気持ちはわかります。
創成川に沿って東側、目に入るのが日本基督教団 札幌教会(プロテスタント教会)です。
私は札幌軟石の風合いが大好きですが、ここは旧札幌控訴院と並ぶ札幌軟石の代表的建物。ヨーロッパの古い城を思わせるとんがり屋根と、札幌軟石がマッチしとても好きなのですが、札幌市の都市景観重要築物であり、文化庁の登録有形文化財にもなっています。
川の両岸に植わっているライラック越しに写真を撮っていると、遅咲きのライラックがあって、案内板を見ると人が気にしている(?)文字が…どんな花が咲くやら、見に来なくては…。
気を取り直し?東6丁目まで来ると、また札幌軟石の建物と隣り合って教会があります。
ここはカトリック北一条教会。ここもオルガンが設置され、以前井上圭子さんのコンサートが催された時に聞きに来たのですが、伺うとコロナ以来コンサートは行っていないそうで、完全に落ち着いたと判断したら再会するそうで、コロナ撲滅は皆の願い…と言ったところでしょうか?一日も早く皆が安心してマスクを外せますように。
なお、こちらの聖堂とカテドラルホールは、それぞれ札幌市の景観資産第22号と23号に選定されています。
この日のゴールは北一条通より一本北の永山邸。北一条通の西4丁目には大正九年に建てられた神社参道開通記念の碑。今は北海道神宮ですが昔は札幌神社で、など思い出しながらこの日は2万歩超え(自宅回り含め)距離にして14㎞位かな、道理でビールが美味しいわけです。