いま時期の札幌の平年気温は10度くらいだそうですが、先日は6月下旬並みの22度にもなりびっくり。次の日は4度という18度の寒暖差は厳しかったのですが、なんとかこの日は平年並みに戻ると言うことで、公園で木の芽の膨らみを探してみました。
最初に見たのは体育館横に植わったエゾヤマザクラ。
かなり芽が膨らんできています。
これからは15度前後のお天気になるでしょうから、この様子では20日位には開花が見られるのではないかな?と楽しみ。…予想が当たると嬉しいのですが、その時は一人秘かに乾杯かな?
チシマザクラ(右下)はまだ少し硬いようですが、例年より蕾が多い気がして楽しみです。
ほかの桜では遅咲きのヤエザクラ(上中)はまだ硬い感じで、シダレザクラはまだ近寄れなくてわからないのですが、全国標本木(?)のソメイヨシノ(左)はしっかりと臨戦態勢。
ふるさとの山で、春一番に咲いてくれていたのがキタコブシ。開花は近いようですね。
何ヶ所か植わっているシダレヤナギ、英語で「Weepingow」だそうで、アン・ロネルの作ったジャズのスタンダード「柳よ泣いておくれ (Willow Weep for Me) 」もきっとシダレヤナギのことを指しているのでしょうね?
ほかに見られた蕾はシラカバ、アオダモ、イタヤカエデなどでしたが、どれも春を待つ準備が整ってきています。ですが、年々春が早まっている気がするのは、嬉しいような複雑なような…
ともあれ、池の周りには春が。
水ぬるむ…ほどかわかりませんが、半年耐えたご褒美の春が来ています。素直に喜んで春に乾杯しましょう…と、結局何かにこじつけて、酒を飲む口実を探しているのが見え見えなのですが。
【関連の過去ブログ】 佐々木昭雄/柳よ泣いておくれ