クリンソウですが、今年はヘタすると終わりかけかな?と、西岡水源地へ行ってみると
咲いていた場所は2カ所しか見当たらず、個体数もわずかしかありません。
既に落ちている花もありましたが、それでも無事咲いていて、私が来るのを待ってくれて(?)たのは、市内の平地に比べるとやや気温が低い場所というのもあるのでしょう。
それにしても今年は気温の上がるのが早かったので、残っていてくれた事に感謝です。
時期なのでエゾハルゼミがいっぱい鳴いています。セミの声がシャワーのように降りそそぐと言う例えがありますが、まさしくそんな感じで、"ヤギィ、ヤギィ"と大声で友達でも呼んでいる様な賑やかさは、どうしてあのサイズから出るのか?いつも思うのですが。
そんな孤独にラブソングを歌っていたオスの所に所にメスが。惹かれ合うものがあったようでめでたく結婚。おめでとうございます、と立会人(?)からも祝福です。
チョウも結構飛んでいました、目玉がたくさん並ぶこれはヤマキマダラヒカゲと言う種類でしょうか?モンシロチョウ以外は知らなくてお恥ずかしいのですが。
管理事務所に立ち寄ってみると、ギンリョウソウも生えていると記載があり、プロットされた場所を何ヶ所か行ってみたのですが、こちらは残念ながら空振りで、プロットされた記録を見ると多くが5月で、もう終わってしまったのか?私の探し方が悪かったのか、残念でしたがまた来年ですね。
せっかく森の中を歩いたから、ちょっと個性ある木を写してきました。
こちらは空中で手をつないでいる"なかよしの木"です。
樹齢3~400年になるかと言われるミズナラの"長寿の木"、先程がなかよしの木ならこちらは諍っている木(左)?むろんそんな表示は出ていませんが。
西岡水源地のシンボル取水塔、私にとっては見張塔ですが。(5月13日ブログを参照下さい)
帰りがけに見かけた住宅地、斜面を利用してルピナスがいっぱい植わっていて、真下からの写真だと平凡ですが、遠くから見ると結構なボリュームがあり、この辺りは素敵な皆さんが住んでいるんだな、と拍手を送りたくなります。
そして、こういうのに出会うと、ああ、今日も一日いい日だった、と思える幸せホルモンが湧いて来て、なんだか嬉しくなるのです。