子供の頃母親に
「あなたは感情の表現が下手くそ」
と、言われたことがある。いや、しょっちゅう言われてた。
ずっと行きたいと願っていたところに連れて行ってもらったとき。
ずっと欲しかった物を買ってもらったとき。
大手を振り上げ喜ぶ姿を予想していただろう親。
実際は冷めた喜び?と言うのか
「あ、ありがとう」だけ
いつも遊びに行って、実の子のようにいろいろお世話になった友達の父親が他界したとき。
いろいろ良いこと悪いことお世話になった学校の卒業したとき。
泣いてる周りと、無言の私。
友達と遊んでいたときに事故にあい、痛がる軽症の友達と、両腕と足骨折し痛みで気を失いそうになるも友達が心配で平気そうに振る舞う私。
救急車の中で、重傷はこっちだ!と後から気付かれる
とにかく、感情を外に出すのが苦手だった私。
今でこそ社会に出て、波にもまれるうちに表現も軟らかくなりましたが…
話はここからです。
この血。
娘引き継いじゃってます…
内弁慶というか、家ではやれどこいきたいだ、やれなにがほしいだ大騒ぎですが
いざ行ったり貰ったりしても反応薄ーい…
この間も動物とふれあい出来るとこ行きたい行きたいと騒いでたので連れて行きましたが…
まぁ、ドライ。動物たちには全力でふれあい
父親にはドライ。
ま、こんなもんか。と私。
後日、保育園にお迎えに行ったときに担任の先生から
「この間動物のとこ行ったんですか?」と。
いきましたよ、と答えると先生は
「お父さんと行ったことが余程楽しかったみたいで、ここ数日みんなに言いふらしてますよ」
え?
「動物何と触れあったか、私が暗記しちゃうくらい何度も話してきますよー」
へ?
そんな素振りは全く無かったが、とても楽しかったようだ 笑
私も子供の頃こんなだったか…親の気持ちがよく分かった瞬間でした。